bookmark_border[564] ATU-100での初QSO

思い立ってベランダに設置したATU-100のチューニングにトライしてみました。エレメントは5m長のロッドアンテナですが、ベランダから思い切って外に向けてロッドを伸ばす勇気も出ず、ベランダ内にほぼ平行に設置し、先っぽの1m足らずの長さの部分が少し外に出るようにしました。

前回は、リグから10Wを入れても高SWRとなって出力があまり出ず、ATU-100のTUNEができなかったのですが、今回は少し勇気を出して15Wを入れるとうまく動作しました。

6mから順に一つずつバンドを確認していくと、6m・10m・40mはSWRが下がらずNG、12m・15m・30mはOK、17m・20mは一応TUNEはできたものの電波を出している途中でJTDXの「リグコントロールエラー」となってNGでした。リグコントロールエラーはクランプコアを増やせば大丈夫だと思いますが、もう手持ちがないため今後対応したいと思います。

これが12mでTUNEしたときのATU-100コントローラの表示です。この時はリグから50W出していますが、途中で0.8dBほどロスっていますね。でもATUとエレメントを含めた効率は良いようです。

TX OFF時はこの様になり、C値・L値が表示されます。

この時は12mでインドネシア・フィリピン・オーストラリア・ニュージーランドとのDXを、30mでは国内1, 2, 3, 6, 7, 8, 9エリアの局長さんとFT8でQSOさせていただきました。

なお、PSK Reporterで見た伝搬状況はこのような感じで、ほとんどベランダ内に隠れたアンテナですが意外と電波は飛んでいるようでした。

備忘録としてバンド毎のATUのC値・L値を載せておきます。

・12m:100pF、0.67μH
・15m:0pF、0.45μH
・17m:0pF、1.45μH
・20m:147pF、0.33μH
・30m:320pF、0.67μH

bookmark_border[563] 幻の初エンティティ

昨日朝、FT8で12m・15mをワッチしたあと17mに移ったところ、ドミニカ局がQSOしているのに遭遇しました。前のQSOが終わったタイミングで呼び出しを試みると2回目で拾っていただきました。しかしながら・・・

その後は続かず、結局QSOは成立しませんでした。ドミニカはこれまでつながったことが無いので期待したのですが、また今度、機会があればチャレンジしたいと思います。

その時のコンディションのパラメータは「SFI=163, A=6, K=2」で、SFI値は100を超えると「Best」ということですので、空のコンディションは最良と思われます。ちなみにアンテナはATAS-120Aを使いました。

bookmark_border[561] 「・」の意味

昨日、CQ誌の記事をテーマにした際「〇〇〇・アンテナ」など「アンテナ」の前に「・」が付いているのを話題にしたところ、早速コメントをいただきました。

これは「英語で単語が分かれるものをカタカナ書きにした場合に入れることがある」とのことで、確かにそうだと思いました。
そこで、「・」(中点)の意味をネットで調べてみました。

最初に出てきたのは「線分または有限曲線を二等分する点」というものですが、これは「ちゅうてん」の意味で、今回の「なかてん」とは違うものですね。改めて・・・
Wikipediaでは中黒(なかぐろ)として解説していました。使用目的は、

① 併記する単語の区切り
② 外来語の区切り
③ 肩書きや役職と名前との間
④ 縦書き時の小数点の代わり
⑤ 縦書き時のハイフンやダッシュ、コロンの代わり
⑥ ビュレットの代わり
⑦ リーダーの代わり
⑧ 装飾として

と色々あるようですが、CQ誌の「〇〇〇・アンテナ」は②の用法で、正にコメントいただいた方のご理解のとおりで納得です。

bookmark_border[560] CQ誌5月号

CQ誌5月号の特集は「HFコンパクト・アンテナ活用ガイド」、別冊付録は「2022年版春のDX入門」ということで、正に当局の運用形態に合った記事です。

まだざっと目を通しただけですが、その中で特に「スクリュードライバー・アンテナの勧め」はとても共感できる内容で頷きながら読みました。SD330やATAS-120Aも高性能で使い易いアンテナですが、RHM12/RHMC12はコンパクトで持ち運びに便利でありながら多バンド対応、しかも設置や調整が容易という優れた商品であると改めて感じています。

なお、RHM12(RHM10も?)は根元のコイル部分の長さを調整するだけでマッチングが取れますので、ここに例えば絶縁体のバーを付けて手元で長さ調整ができれば便利かと思います。昔のクルマについていたオートアンテナ用のモータを使ってそのバーを動かせば自動調整ができるのでは・・・と妄想が広がります。

ところで記事では「コンパクト・アンテナ」「スクリュードライバー・アンテナ」「モービル・ホイップ・アンテナ」など「アンテナ」の前に「・」が付いています。理由は分かりませんが、これをつなげてしまうと固有名詞になるからかも知れませんね。もしくは他者の商標権に触れることになるのでしょうか・・・?ブログ記事を書くにあたり少し気になるところです。
これから別冊付録の方も読み進めたいと思います。