bookmark_border[596] 久々の80m FT8

最近のローバンドの様子を見てみたいと思い、昨夜80mでFT8を運用しました。このバンドに出るのは今年1月以来ですので、実に9か月ぶりです。

普段使っているATAS-120Aアンテナは40mまでしか対応していないため、今回はSD330を使いました。チューニングは自作のスイッチボックスで行います。

このボックスにはリレーが入っていてPCからUSBを介して制御できるのですが、肝心のプログラムが完成していません。NanoVNAからのSWRデータをPCに取り込むことはできていますが、リアルタイムでSWRデータをモニタしリレーを制御する部分の仕掛けが難しく中断しています。Pythonでのリアルタイム制御は難しいのでしょうか・・・従って、未だNanoVNAの表示を見ながらスイッチを押すという手動制御です。

SWRの調整はこのようにうまく行きました。

実際のQSOの成果ですが、台湾、中国、ASロシア、国内の計4局にとどまりました。US局が受信でき何度か呼んでみましたが応答はありませんでした。

もう少し季節が進むとこのバンドも賑やかになってくるのでは、と楽しみにしています。

bookmark_border[590] トンガ・エストニアとの初QSO

昨日は天気が良かったので、3週間ぶりにATAS-120Aアンテナを出してFT8でDXを楽しみました。成果は次のとおりです。

17m: ベトナム、モンゴル、ウクライナ、トンガ、フィンランド、ウルグアイ、
ニューカレドニア、オーストラリア、ニュージーランド、エストニア、
カザフスタン、ASロシア
15m:台湾、インドネシア、ASロシア
12m:オーストラリア、カザフスタン、EUロシア、ASロシア

ウクライナ局とは久々のQSOでしたが、アマチュア無線の運用は既に解禁されたのでしょうか・・・? 一日も早く状況が改善することを祈るばかりです。
またロシア局とのQSOも久しぶりでした。今年2月以後、同国とのQSOは意識的に避けていたように思います。ただ、先週来の報道を見て同国の市民を応援したい気持ちになり、昨日は各バンドで積極的に呼び出してみました。
ところで「トンガ」と「エストニア」ともQSOできたのですが、これらは当局にとって初エンティティとなります。

(トンガ)

(エストニア)

ATAS-120Aは、当局の環境では良く電波が飛んでくれて頼もしい存在です。これから秋冬にかけてローバンドのシーズンになりますので、SD330やRHM12の出番も多くなると思います。

bookmark_border[588] 週末の様子

この週末は、ベランダ内常設アンテナで対応できるV/U中心にFT8を運用しました。

スクリュードライバアンテナを出してHFに出ようかとも思いましたが、天気が不安定で、雨を気にして運用するのも落ち着かず、何よりアンテナの出し入れが面倒という、いたって横着な考えによります。

趣味の世界ですし他局に迷惑をかけるわけでもありませんから、構わずマイペースで行こうと思います。

その中で一つ嬉しいことがありました。それは430で初めて浜松の局とQSOできたことです。これまで2mでは浜松に飛んでいたのですが、改めてログを確認すると430では西は静岡市止まりでした。

3エレ八木を使っていますが、もう少し大きなアンテナにすればもっと西の方まで飛んで行くかも知れませんね。小さなことですが、自分の中で一つ目標が増えた気がします。
それから先週QSLカードを受領しました。いつもは受領して1ヶ月後くらいに返信カードを発送するのですが、今回は150枚程度でしたのでログの確認と受領記録を含めて印刷・発送まで半日で完了しました。

ちなみに今回受領したカードは、一番新しいもので昨年12月交信分でした。「JA1TOKYO」も何枚か含まれていました。

また、PCをWindows 11にアップデートしました。そもそもこのPCはCPUの世代が古くてアップデートの要件を満たしていないのですが、動画サイトに載っていた方法でアップデートできました。ただし自己責任ということで・・・

Windows 11にしてからは、PCの動作が早くなったような気がします。気のせいかも知れません。ということで、この週末はDXCC 100に向けた新たなエンティティの獲得はありませんでしたが、自分なりに充実した時間を過ごすことができました。

bookmark_border[587] HFV5 15mの様子

これまでにも何度か紹介したように、エレメントをベランダの内側に収めているHFV5では、オフシーズンでは10m/6mの近距離でしか使いものにならないのですが、今の時期はそれがウソのように下のバンドでも活躍します。

特に15mではそれが顕著に表れます。時に、ベランダから突き出したATAS-120Aよりも飛ぶことがあるのが不思議です。

昨日は、FT8でフィンランドの局とコンタクトできました。

8エリアの局が相手局と同じDFで被っていたのでうまく受信できるかなと心配でしたが、相手局の信号が強いこともあり無事QSOが成立しました。PSK Reporterでみるとこの様な感じです。ピンポイントで飛んでいるようでした。

(PSK Reporter表示画面より一部引用)

それにしてもベランダの開口側とは真逆の方向に飛んでいるようで不思議な感じです。電波は地球の裏側を回っているのでしょうか・・・

その後、当局にとって初エンティティとなるトンガ局がCQを出しているのを見て何度か呼んでみましたが、全て空振りに終わりました。この様な状態になっていましたので、ちょっと無理ですね。

しばらくしてケニア局が入感しましたが、この頃は既に当局は終了の時間となりましたので、お楽しみはまた次回ということにしたいと思います。

bookmark_border[581] 20mでのHFV5

ベランダ内常設のHFV5アンテナでのFT8 DXトライアルは続いていますが、とうとう20mまで下りてきました。当局のアンテナ環境では、オフシーズンには全く飛ばないバンドです。SWRは内蔵チューナを使って1.2以下に落ちますので悪くはないのですが・・・

昨夜はこの様な状況でした。

(PSK Reporter画面より引用)

弱いながらも予想外に飛んでいましたね。NA局がCQを出していたので呼んでみたのですが残念ながら応答はありませんでした。結局このバンドでは、インドネシア・オーストラリアの局とQSOしてトライアルは終了しました。