bookmark_border[274] アンテナの悩み

アンテナについて10mをどう改善するか悩んでいますが、限られた設置環境の中で中々最適な方法が見つからず、そうこうしているうちに偶然とはいえ常設のHFV5でセイシェルまでつながったということもあって、改善のモチベーションは少し低下しています。

他方、6mでは普段はHFV5を使い、コンディション次第でCDP-106のフルサイズDPを使えば良く、またSD330で12mが使えるようになり新たな楽しみが増えたことも、10m改善意欲低下の一因かと思います。

ローバンドはメインでSD330、160mに出るときだけHFJ-350Mを使いますが、最近はHFJ-350Mの出番がめっきり減ってしまいました。持ち運びには最適なアンテナですが、移動運用するわけでは無いため宝の持ち腐れ状態です。

何か活用の方法が無いか考えてみたいと思います。

ちなみに4か月前にも同じタイトルでブログを書きました。(こちら)改めてその内容を読んでみますと、アンテナに関する悩みも変わってきてはいますが、やはりキーワードは10m/6mのようです。

bookmark_border[272] 12mでのQSO

SD330の設置方法を変えたことによって12mが使えるようになり、佐賀県・神奈川県の局とFT8でQSOすることができました。昨年8月に一度だけこのバンドで都内の局とQSOしただけですので、12mでのQSOは今回含め合計3局となります。

前回のログを見ると、アンテナはHFV5を使ったようです。HFV5はこのバンドは対応していませんので、エレメント長を変えてたまたま内蔵チューナでチューニングが取れたのかも知れません。ただ記憶が定かではありません。

普段は静かなバンドですが、SD330でも対応できるようになったのでまた一つ楽しみが増えました。できればこのバンドでDXにトライしてみたいと思います。

bookmark_border[271] SD330再稼働

しばらくSD330を使っていませんでしたが、CDP-106用に新しくしたアンテナベースの先端に取り付けてみました。ホイップ基台がパイプの先端から抜け落ちそうですが、先端部分には樹脂製のキャップを被せていてフランジが出ているため、基台はしっかりと固定されています。

以前よりもベランダから外側に離れ、取付けの関係で角度が寝ています。

早速SWRを測ったところ、80m/40m/30m/20m/15mは内蔵チューナを使わずに使用可能なレベルです。また17m/12m/10mは内蔵チューナでチューニングすれば使えるようになりました。以前はこれらハイバンドは全くダメだったのですが、やはり建物から離したことと、エレメントの角度を浅くして建物の影響を最小化したことの効果が表れているように思います。

20mではチリの局とQSOできました。

このようにあっけなく長距離DXができてしまうのもFT8の魅力です。また改めてSD330の実力を見直した次第です。

bookmark_border[270] 10m CDP-106フルサイズ化の検討

10mではCDP-106のSWRが下がらず、その原因は建物の影響であることはほぼ間違い無いのですが、アンテナ自体これ以上建物から遠ざけることができないため、延長コイルを使わずにフルサイズにしたら少しは改善するのではないかと思い少し実験をしてみました。

まずは延長コイル無しでロッドエレメントを一杯に伸ばしたときのSWRの状態を調べました。

センターは33.5MHzのところで、SWRは1.8を切る程度しか落ちていません。一方6mでは先日測ったときは1.2以下まで落ちていました。

この状態で、仮にエレメント長を10m用フルサイズにした場合に果たしてSWRの落ちが期待できるか・・・

今回の結果により周波数が低くなるとそれだけ建物の影響が大きくなることが再認識でき、フルサイズにしたところで10mでは無理があるかも知れません。そのため、一旦この方法は諦めて別の方法を考えたいと思います。

bookmark_border[267] 10mの課題

このバンドはどのアンテナも思う様にSWRが下がらず、特にCDP-106ではリグ内蔵のアンテナチューナを使ってもダメです。そこで今後は以下の検討を行うことにしました。

①CDP-106(エレメントのフルサイズ化検討)

まずは延長コイルを付けずにロッドアンテナを最大に伸ばしたときのSWRを測定することを考えています。エレメントの最大長は片側約2.1mなので36MHzくらいのところにディップ点があるはずです。ここからエレメントを少し短くしてみてディップ点が高い周波数の方に動けば、この周波数付近では6m同様に建物の影響は回避できていると判断でき、10mにも期待が持てそうです。一方、もしSWRが落ちなければ、エレメントを10m用にフルサイズ化しても改善は難しいと判断できると思います。

ただ、仮にOKであってもそのまま置き換え可能なフルサイズ(2.5m)のロッドアンテナの調達は難しそうですので、何らかの工作が必要になると思われます。

②SD330(カウンターポイズの見直し)

現行のカウンターポイズの長さは10m、7m、5m、3mといったバリエーションで、160m、80m、40m、30m、20mの各バンドでのSWRは良く落ちています。15mはもう少しという感じですが10m、6mは全く落ちません。またホイップ基台をステンレスポールに直付けしているため、ハイバンドはそれで影響を受けていることも考えられます。今回、アンテナベースの取付方法を見直して直流的には基台をポールから離しましたので、それで様子を見るとともに2.5mとか1.5mの長さのカウンターポイズを追加(変更)することでハイバンドに同調させることができないか試してみます。

③HFV5(対策せず)

一応リグ内蔵のアンテナチューナをONすることで使えますので、今のところは特に改善対策は検討せずにおきます。

以上、机上の空論で終わってしまうかもしれませんが、アマチュア精神を発揮して時間のとれる時にトライしてみたいと思います。