bookmark_border[431] モービル用ケーブルの改造

この週末にベランダのアンテナ系を調えておきたいと思い、手持ちのモービル用ケーブルを活用することにして、それに合うようなクランプフィルタを入手しました。TDKの「ZCAT1518-0730」という3Dケーブル用のものです。

ちなみにCQオームさんの販売サイトを見ると、5D用クランプフィルタの「予約」表示は消えていましたので、既に状況は改善しているのかも知れません。ただ10D用は在庫切れの様です。

今回使用するモービル用ケーブルは、基台から出ている部分のケーブルが細いため、それを利用してこのように付けてみました。

フィルタ部分は二重に巻いています。また5Dケーブル部分はベランダ運用で邪魔にならないようにと、短くカットしMPコネクタを付けました。ここにNavoVNAをつないでアンテナ直下でSWRを測定することを想定しています。

この様に完成してみると、フィールドでの運用にも適していそうです。ひとまずベランダで試してみようかと思います。

bookmark_border[430] 久々の80m

昨夜はほぼ皆既月食ということでしたが、あいにく薄い雲がかかっていて良く見ることができませんでした。ついでにと言っては何ですが、せっかくベランダに出たので、SD330アンテナを取り付けて久しぶりに80m FT8を運用しました。

最近HFで重宝しているATAS-120Aアンテナは80mには対応していないため、このバンドに出るにはSD330かHFJ-350Mの2択になります。ただHFJ-350Mは、外でロッド長を調整する必要があることとFT8での50W運用は厳しそうなこともあって、SD330を選択してしまいます。

ところで、SD330用のオートチューニングソフトは未だ完成に至っていません。ハードは揃ったのですが、肝心のPythonソフトは、UIを動作させた状態でのNanoVNAでのSWR測定とアンテナ制御の部分が難しくて中断したままです。

ということで、マニュアルでDX QRGにチューンし、ASロシア3局およびフィジー局とQSOできました。伝搬状況はこのような感じでUSにも飛んでいますが、そちら方面はこちらが受信できているのに信号が届かず、逆にこちらの信号は届いているのに受信できずという状態でした。

その後、国内QRGにQSYして何局かとコンタクトさせていただきました。意外と飛んでいるようです。

たまに出てみると、初めての局も多くて楽しいですね。夜間はこのバンドが賑わっていて良い感じです。

bookmark_border[429] 430長距離伝搬?

昨日夜は、ほんの短い時間ですが430でFT8を運用しました。アンテナはSB7ホイップです。で、どの程度届いているかPSK Reporterで見てみると・・・

驚いたことに何とロシアまで飛んでいるではありませんか。距離は5千キロ以上あります。しかもSNRは-8dBと比較的高めです。

しかし改めて良く見てみると・・・レポートはJH1局からのものでした。どうやらGLの最初の2文字が逆になっていて、JTDX設定時に間違われたようです。

FT8上でその局を見つけることができず、残念ながら当局はそういう場合のお作法は不案内でしたのでそのままQRTしてしまいました。

bookmark_border[428] クランプフィルタ品薄

現在、ベランダ設置アンテナの配線を見直しており、クランプフィルタを追加購入しようとネット販売サイトを見ると、所望の品は即納可能な店が見つかりませんでした。

これはTDKの「ZCAT2032-0930」という品番で、5Dケーブルに適合するものです。

店によっては納期6ヶ月とか受注停止になっているところもあり、CQオームさんの2021年内というのが最短のようでした。

他のサイズのフィルタも品薄かと思いましたが、必ずしもそうではなさそうです。やはり5D用のものはアマチュア無線では最も使われるサイズと思いますし、TDKのクランプフィルタの性能には定評がありますので、需給バランスが崩れているのかも知れません。昨今の海外工場の稼働低下やロジスティック滞留等も影響していると思われます。

クランプフィルタは数が多ければ多いほど効果が出ると思いますが、逆にどこまで減らせることができるかはあまり考えたことがありません。数を減らしていってその時は影響が出なくても何かの拍子で影響が出たり、特にFT8のQSO中にPCがフリーズしてしまうと相手局にも迷惑をかけることになりますので、お守りとしてたくさん付けておくのが精神衛生上も良いのかなと思っています。

そう考えるとカウンターポイズと同じようなところがあると感じます。このあたりはアナログRFの世界ですね。

bookmark_border[427] JTDX「Hint」機能作動時の対応?

先日、再びJTDXでHint機能が働いたと思われる現象に遭遇しました。

40m国内FT8で、何度かCQを出して規定回数に達し自動でCQ送出が止まった後、JL4とJA9の局から応答がありました。既にTXがHaltになっていたためマニュアルでJL4局をクリックしQSOが終了。その後、JA9局をクリックして2回ほど待つと返信があったのですが、SNRは「-26dB」でした。

記録を見ると、時刻「060700」にJA9局はJR6局と当局を同時に呼んでいます。おそらく途中で当局のコールに気付いてJR6を呼ぶ途中で改めて当局を呼び出していただいたものと思います。

その時、JTDXでは当局が呼ばれたという自信が無かったためHint機能が働き「-26dB」を打ったものと思われます。しかし相手局の本当のレベルは-6dB~-9dBですので、レポートは実態に合っていないですね。

どうもHint機能はOFFできないようでJTDXに任せるしかないのですが、こんな時に何か良い対応ができないものかといつも思います。