bookmark_border[491] CQ誌2月号

昨日はCQ誌の発売日だったため、早速購入しました。

実は直前まですっかり忘れており、夕方、仕事場から帰宅する際に「19日=発売日」であることを思い出して、急遽書店に立ち寄ったのです。

2月号の特集は「ハムログ活用のススメ」ということで、TurboHAMLOGの機能や便利な使い方など詳しく丁寧に説明されています。TurboHAMLOGは当局も使わせていただいていますが、おそらく機能の半分も使いこなせていないのではないかと思っています。これからじっくりと記事を読んで勉強してみます。

この様な参考書的な記事は、実際にある程度使ってからでないと中々頭に入ってこないものですが、今なら一つひとつ頷けると思います。

別冊付録は「BCLをまるごと楽しむ本 2022」ということで、昔懐かしいBCLラジオの写真が多数載っています。私はその頃はアマチュア無線を始めていてBCLラジオを所有したことはありませんが、ソニーのスカイセンサーには惹かれるものがありました。各機、チューニング用のダイヤルやバンド表示に特長がありましたね。

それから、本誌には「JTDX 2.2.158」公開の記事が掲載されていました。

年明けに156から157にアップデートしたばかりなのにと思って見てみますと、何と1月1日には既に158がリリースされていたようです。なぜその時気が付かなかったのか不思議です。158には「early start of decoder」という機能が導入されたとのことで、これは受信データのデコードのタイミングを早めるもののようです。

当局もJTDXをアップデートしようと先ほどJTDXサイトにアクセスを試みたのですが、ブラウザから「接続がプライベートではありません 攻撃者が、www.jtdx.tech から個人情報 (パスワード、メッセージ、クレジットカードなど) を盗み取ろうとしている可能性があります。」とのアラートが出たため接続を控えました。今度、改めて確認したいと思います。

CQ誌はCWやDX関係の記事も充実していますし、いつも情報が盛り沢山で嬉しいです。

bookmark_border[490] QSOパーティ書類提出

遅ればせながら、QSOパーティのログシートとサマリシートをJARL宛てに発送しました。最近はめったに使うことのなくなった切手を近くのコンビニで調達し、サマリシートの 「意見欄」に「連続日交信」と記入し、「寅」ステッカーの返信用封筒も同封し・・・おそらく漏れは無いと思います。

ステッカーは昨年「丑」を貰いましたので、今回で2枚目です。昔、QSOパーティでステッカーの配布が始まった頃に貰った記憶がかすかにあるのですが、いつの間にか無くなっていました。

ちなみに、台紙は今のところ購入する予定はありません。ステッカーが12枚集まったところで購入することになると思いますが、果たしてそれまで続けられるのか・・・と悩んでいても始まりませんので、今後も年初めにはチャレンジを続けていきたいと思います。

bookmark_border[489] 電源重畳ATU関連知財

今年に入ってからずっとATUのことが頭の片隅にあり、今回もまたその関係の話題です。

MFJ製の屋外型ATUは、同軸ケーブルに高周波信号と共に電源や制御信号を通すいわゆる「電源重畳」方式でコントロールケーブルが不要なのですが、そもそもこのようなアイディアはいつどこで生まれたのかを少し調べてみました。

とりあえず国内特許・実用新案を検索してみましたが電源重畳自体は昔からポピュラーな技術のようで、アンテナ制御関係に絞ってみたところ「実用新案登録第3034864号」がヒットしました。出願日は1996年8月19日、登録日は1996年12月11日です。特許と違って実用新案は簡易な審査なので出願から登録までが速いですね。請求項の内容は以下のとおりです。

【請求項1】
複数の周波数帯域を有し選択的に周波数を設定して無線通信を行う無線通信機において、選択した周波数に応じてアンテナの整合を行う整合部を備えたアンテナと無線通信機との間の送受信信号を通す同軸ケーブルに、送受信信号と整合部を制御する制御信号と整合部を作動させる電源とを重畳して通すことを特徴とする自動同調アンテナ。

【請求項2】
アンテナ整合部の同調コイルは、同調コイルに内接する導体の摺動子をモータ回転により摺動させてアンテナ同調させる構成とし、無線通信機とアンテナとを接続して送受信信号を通す同軸ケーブルに、モータ電源と、アンテナ同調のSWR信号に基づきアンテナ同調を行うモータの制御信号とを重畳させ、アンテナ整合部では、送受信信号はHPF、モータ電源はチョークコイル、制御信号はBPFにより各信号を分離してアンテナ自動同調をすることを特徴とする自動同調アンテナ。

このようにスクリュードライバアンテナ用の電源重畳に関する考案かと思いますが、請求項1は範囲が広く、ATUをアンテナの一部と解釈することもできそうですね。

ちなみにこれは八重洲無線から出願されたものです。ATAS-120などを想定したものでしょうか。すでに権利は失効しており、また他に特許があったとしても、この実用新案が先行技術となるため、少なくともこのようなコンセプトレベルでは特許について心配する必要はなさそうです。

あとは、実際に電源重畳を実現したり効率良くチューニングするための回路や制御手段、構造関係で特許が存在するのかが気になるところです。制御のアルゴリズムについてはノウハウ的な部分ですので、特許出願はされていないかも知れませんね。

今後、余裕があれば他社の特許なども調べてみたいと思います。

bookmark_border[488] 12m FT8のパイル

昨日はあまり時間が取れなかったため、主に12mと17mに絞ってFT8を運用しました。12mではエクアドルの局が2局見えていて、プチパイル状態になっていました。

ここにはEven側のタイムスロット分しか表示されていませんが、この時、裏では当局も必死になってエクアドル局を呼んでいたのです。しかしながらことごとく空振りに終わりました。そして、2局のうち1局はいつの間にかOdd側の守備に回ったようです。

ちなみにログを確認すると、エクアドルとは昨年10月に30mでコンタクトできていました。残念ながら今回12mでは失敗に終わりましたが、初エンティティではないので諦めがつきます。

その後、12mと17mの間をうろうろして、あまり調子も乗らないので早々に店仕舞いしました。
とりあえず、これが昨日の伝搬状況です。当局の12mの信号はエクアドルに届いていたことがわかり少し残念な気分になりましたが、これも運次第ですので気持ちを切り替えていきたいと思います。

 

bookmark_border[487] 昨日の運用状況

昨日は久しぶりにFT8を運用しました。成果は次のとおりです。なお、アンテナはATAS-120A、コンディションのパラメータは「SFI:110、A:15、K:3」でした。

12m:ベトナム、ASロシア
15m:米国、オーストラリア、インドネシア
17m:国内3局、フィリピン、ギリシャ
30m:国内41局、ASロシア
(計 52局)

初めのうちはDX狙いで息巻いていたのですが初エンティティの局も見当たらず、結局30mに長居してしまい、そこで国内の41局とQSOさせていただきました。このバンドで、一日でこれほどの数の国内局とQSOするのはこれまで記憶にありません。伝搬状況はこの様な感じです。

(30m FT8)

このバンドは40mや15mなどと比べると落ち着いて運用できることと、横目でDX局の状況を見ながら国内局とQSOできることもあって、個人的には居心地の良い好きなバンドです。

夕方になって17mに戻り、ギリシャ局とのQSOに成功しました。ギリシャはこれで2回目ですが17mでは初めてです。

これは昨日の各バンドでの伝搬状況です。今日こそは新エンティティの局とコンタクトできれば良いと思います。