bookmark_border[192] 税込価格表示

CQ誌4月号に掲載されている八重洲無線の広告を見て、思わずリグが値上げしたのかと思ってしまいました。FT-991Aなど20万円近くします。よく見ると値段が税込価格で書かれていて、それで勘違いしてしまいました。

2m/430 FMモービル機のFTM-300Dは8万円を超えていますね。失礼ながら、コントローラ周りなど写真ではそれほど高級感が感じられないのですが・・・もっとも実勢価格はかなり安くなっているものと思います。

税抜きと税込みでは10%違いますので、リグなど数万円~数10万円もする高額商品は、価格表示の仕方によってかなり印象が変わるものです。

4/1以後は税込価格表示が義務化されますので、日用品にしても全て値上がりしたと勘違いしたり、中には便乗値上げも出てくるかも知れませんね。

bookmark_border[185] FT8スプリット運用時の内蔵アンテナチューナ操作

FT-991AM購入当初、FT8でリグスプリット運用した際に、内蔵アンテナチューナの動作がそれまでのFT-450DMと違っていたため少し面喰ったのですが、HFV5アンテナを使って10m/6mで運用する際にはアンテナチューナを使わざるを得ないこともあって、今ではすっかり慣れました。

以前のリグではTUNEボタンを押して同調させるだけで良かったのが、FT-991AMではそれだけではリグスプリット(VFO-Aで受信、VFO-Bで送信)運用時に送信するとチューナがOFFしてしまいます。

その後、VFO-AとVFO-B各々でTUNE設定する必要があるということがわかり、少し面倒ですが、①TUNEボタン押下、②A/Bボタン押下、③TUNEボタン押下、④A/Bボタン押下という操作を行うことにしています。

①でVFO-AのチューナON、②でVFO-Bに切替え、③でVFO-BのチューナON、④でVFO-Aに戻すというプロセスです。VFO-A/B間の切替はPCアプリ(JTDX)で自動的に行われますので、果たして④の操作が必要なのかという疑問はありますが、一応、リグ上でVFO-Aに戻すところまでマニュアルでやっています。

その状態で、アンテナをSD330に切り替えて40mなどにQSYすると、チューナをOFFするのを忘れてSWRが高くなり送信エラーが出ることがしょっちゅうあります。バンドによってチューナのON/OFFを自動で行う機能がついていれば良いのですが・・・

bookmark_border[170] ハム音

開局したてのころ、TR-2200の1Wでは飽き足らず、純正オプションのVB-2200というパワーブースターを付けて10Wで運用していたことを思い出しました。

電源は、TR-2200単体で使う場合は本体に直接AC100Vを入れて内蔵の充電回路によりニッカド電池をフローティング充電しながら使用していたのですが、ブースターには外部電源を使っていたと記憶しています。ただ音声にハム音が乗るとのこと。

今の時代は電源が進化していてハム音などは発生しないと思いますが、当時使っていた電源はトランスで降圧後、全波整流して平滑回路を通しただけの簡単なものだったと思います。

その後どうしたのか・・・記憶が途切れているのでそのまま使い続けたのかも知れません。そのころは真空管ラジオや無線機などではハム音自体が珍しいものでは無かったため、あまり気にしなかったのでしょう。

bookmark_border[160] TR-1000の思い出

CQ誌の最新号に6m AM用リニアアンプの記事が掲載されていて、そこにトリオTR-1000の写真が載っていました。

TR-1000というと、かつて叔父が使っていたものを譲り受けて保管していたことがあります。送信は水晶、受信はVFOで単一電池8本で動く可搬型で、私が若い頃ではありますがそれでも時代を感じさせるリグでした。

キャリングケースはグレー色の少し厚めのビニールレザーで、外側にはマイクが収納できるファスナー付きの大きいポケットが付いています。ショルダーベルトもついていました。

結局は一度も電波を出さずそのままにしていましたので、有効に活用していただけそうな方にお譲りしました。

bookmark_border[155] スプリット運用時のアンテナチューナー動作

FT8で2つのVFOを使ってスプリット運用すると内蔵アンテナチューナ―がうまく動作しない症状について、八重洲無線のカスタマサポートに問い合わせをしていましたが、以下の趣旨の回答をいただきました。

・仕様であり無線機の不具合ではない
・SPLITでチューナーを使用する場合、送信側のVFOでチューナーをオンにする必要がある
・FT-991/Aのチューナーは送信でのみ有効

すなわちJTDXでリグスプリット設定すると、受信はVFO-A、送信はVFO-Bとなりますが、受信状態でTUNEボタンを押してチューナーをONしてもそれはVFO-A用にチューナーがONするということであって、送信時にVFO-Bに切り替わると、そもそもVFO-BではTUNEされていないのでチューナーは働かないということと理解しました。

VFO-AとVFO-Bを両方TUNEしておけば良さそうですが、もっと簡単な方法でできないか試行錯誤するしかなさそうですね。でもTUNEが必要なHFハイバンドは最近あまり使わなくなったので、例によって気が向いたら・・・ということになりそうです。