bookmark_border[682] FC-40の共用化

[675] FC-40コントロールケーブル切替スイッチの製作」で紹介したように、以前ATU(FC-40)を2台のリグで共用できるように切替スイッチを作ったのですが、今回FT-891Mを購入したため、ようやく日の目を見ることになりました。

スイッチボックスから出ているケーブルをFC-40・FT-991AM・FT-891Mにそれぞれ接続してボックス横についているスイッチをONし、安定化電源のスイッチとFT-891Mのスイッチを順に入れました。この順序でスイッチを入れないと、FT-891MはFC-40をうまく認識しないようです。

まずはリレースイッチをONすることで、物理的にFT-891MをFC-40に接続した状態にしておく必要があるということですね。

あとはリグのマニュアルどおりに操作すればOKです。うまくTUNEしてくれました。

bookmark_border[681] FT-891M入手

先日、FT-891Mを入手しました。特に移動運用する予定は無いのですが、今使っているFT-991AMはそのままFT8専用とし、今後CWの運用に備えて手元で楽に操作できるリグが欲しかったのです。

この機種は小型で安価ながら受信性能が良いと評判で、またCWではメカニカルフィルタが不要ですので、とてもコストパフォーマンスに優れたモデルだと思います。

まずは、手持ちの6芯ケーブルでコントロールヘッドを無線機本体から離して、パソコンラック右側のマウス台に設置しました。

何か高級感があって良い感じです。表示も大きくて見易いです。かつてのFT-857Dは少しワイルドな感じでしたが、FT-891はすっきりしたデザインで上品な印象です。ツマミのデザインはFT-991Aのものに似ていますね。

クランプとユニバーサル金具を使いましたが、インチネジのためM5に変換するためのアダプタも準備しました。

運用時には、腕を椅子の肘掛けに乗せたまま楽な姿勢で操作できそうです。課題は操作方法の習得ですね。

 

bookmark_border[670] FT-710 Field(100W機)の使い方?

「何か新しいHF機が欲しいな」と思いながらネットでハムショップのページを見ていたら、「気軽にアウトドアオペレーションを楽しめるFT-710 Field」という表現が目に止まりました。このモデルはオリジナルのAESS同様、ラインアップは10W/50W/100Wの3機種ですが、機種間で上記の記載内容は変えていないようです。

改めて八重洲無線のカタログや仕様などを見てみましたが、特にこの表現は使われていませんでした。当初の同社の広報文にこの様に記載されていたのではと思います。

そもそも100W機ですと、気軽にアウトドアオペレーションを楽しむことはできないと思うのですが、免許状に記載された設置場所内であれば、例えば庭に持ち出して運用することが法令上許されるのか、一方、QSO中は移動状態でなくても、シャックからリグを一歩でも持ち出して運用すると移動運用になってしまいNGなのか、シャックを模様替えしたときにリグを動かすことができるのか、広大な敷地を持つ無線局の場合、その住所内であれば頻繁にリグの位置を変えて運用できるのか・・・など疑問は尽きません。

まあ、ショップサイトでの表記がどうであれ、100W機を運用されるアマチュア無線のプロ(?)の方であればその辺は心得ていると思いますので、あまり気にすることではないのかも知れませんね。

 

bookmark_border[630] 「VX-3」スピーカ設置

先月末にVX-3を購入し、すぐに無線装置の増設申請(届出?)を済ませたのですが、未だ「審査中」のステータスです。このリグはワッチ用にと思っていてそれほど急ぐことも無いのですが、できれば年内にすっきりしたいものです。

ところで、この無線機についているラジオ受信機能の素晴らしさを実感しています。あくまで個人的感想ですが、感度・音質・ノイズレベル全て気に入っています。

内蔵スピーカでも十分なのですが、ステレオイヤホンをつなぐとFM放送をステレオで聴くことができます。でもイヤホンでは勿体ないので、外部スピーカを使うことにしました。

これはCreativeのPebbleというスピーカです。PC用のスピーカですが、2千円強という低価格にしては筐体は重量感があり重低音が響きます。VX-3本体は、J型金具に白色のビニールテープを巻いて取りあえずそこに立てていますが、いずれ専用の置台でも作ってみようかと思っています。

 

bookmark_border[623] 「VX-3」購入

以前から気になっていた八重洲「VX-3」を9月下旬に注文予約していたのですが、これまで納期未定だったのが土曜日に販売店から入荷の連絡が入り、昨日届きました。

この機種は、2007年に当時の「バーテックスタンダード」が販売を開始したもので、15年のロングセラー機です。今ではロゴが「YAESU」に変わっています。

基本は2m/430のアナログFM機ですが付加機能が多種多彩で、特にラジオ受信機能は実用的だと思います。以下は機能の一例です。

  • 受信範囲: 1.8-76MHz、108-999.9MHzの他にFMラジオ放送、AMラジオ放送専用の受信機を内蔵し、ラジオを聴きながらアマチュアバンドを同時に受信可能
  • メモリ: 1668チャンネル、24×100chのメモリバンク(通常メモリ900ch、PMS50組100ch、各バンドのHOMEチャンネル12ch、スキップサーチ専用メモリ99chのほかに、スペシャルバンクとして、アナログTV音声専用プリセットメモリ62ch、世界各地の放送・AM/FM放送、TV音声プリセットメモリ273ch、鉄道無線メモリ16ch、特定小電力のプリセットメモリ20ch、ワイヤレスマイクメモリ185ch、救急/消防プリセットメモリ105chなどをプリセット)
  • 簡易盗聴器発見機能: プリセットされた盗聴器周波数をサーチ
  • エマージェンシー機能: 電波による捜索機能EAI(エマージェンシーオートマチックID)と音・白色ストロボ発光
  • CWトレーニング機能: モールス信号(音)をランダムに発生

その他、多くの機能があり今後一つひとつ試していきたいと思いますが、まずは無線機増設の手続きが必要ですね。昨日、総務省の「電波利用申請・届出システムLite」で手続きをしようとしたら、メンテ中でアクセスできませんでした。

それにしても、本機の小ささには感動しました。この大きさで、2mで1.5W、430で1W(外部電源使用の場合はそれぞれ3W、2W)出るのですから驚きです。しかも新品で1万円台で購入できましたので、良い買い物をしたと思っています。