12mでもSWRが落ちるようになったため国内局とFT8でQSOしていると、インドネシアの局がCQを出しているのを見掛け、すかさず呼び出しました。
このバンドはこれまで使っていたアンテナでもQRVできておらず、実は12mでのDXはこれが初めての記念すべきQSOとなりました。その後、ハワイの局ともスムーズにQSOすることができました。
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12mでもSWRが落ちるようになったため国内局とFT8でQSOしていると、インドネシアの局がCQを出しているのを見掛け、すかさず呼び出しました。
このバンドはこれまで使っていたアンテナでもQRVできておらず、実は12mでのDXはこれが初めての記念すべきQSOとなりました。その後、ハワイの局ともスムーズにQSOすることができました。
これまで10日間あまりこのアンテナを使ってみて、以下の動作をすることがわかりました。
①チューニングが取れていない状態からリグのTUNEボタンを押すと、受信状態のままアンテナが一番短い長さまで縮むか、または一番長いところまで伸びたあと数10秒後に送信が始まってアンテナが動いていき、SWRが急激に落ちたところで止まってチューニングが終了する
②チューニングが取れた状態からバンドを切り替えTUNEボタンを押すと、すぐに送信が始まってターゲットとなるバンドによりアンテナが伸びるか縮んでいってSWRが急激に落ちたところで止まり、その周波数でのチューニングが終了する
③たとえチューニング動作中にSWRが下がっていき3以下に落ちたとしても、落ち切らずにすぐに上がってしまう場合は動作は止まらずチューニング終了とはならない。そのときは再度TUNEボタンを押して、マニュアルで動作を止める必要がある
なお③の状態のときはそのうち送信が止まるのかも知れませんが、高SWR状態で送信が続くため、そこまでは試していません。
ところで急に40mと20mのチューニングが取れなくなりました。SWRは3近くまで落ちるのですがそれも一瞬のためNGです。一方、17m、15m、12mはOKとなりました。10m、6mは微妙ですね。概ねOKですが時々NGになることがあります。
カウンターポイズは、10m x 1本、7m x 1本、5m x 5本、3m x 1本をベランダ床面に敷いていますが、ハイバンドでは3mのものをコンクリート製のベランダ手摺の上に乗せた方がSWRが良くなります。おそらく周波数が高くなるとアンテナ給電点からベランダ床面までの垂直部分が無視できなくなるためと思われます。
40mと20mの悪化の原因はわかりません。30mはかろうじてOKですが前よりは悪化した感じです。SD330やHFJ-350Mで試してみても良いのですが、少し面倒ですのでしばらくは現時点でベストな17m、15m、12mで運用してみようかと思います。
先月末に受領したQSLカードとSWLカードに対する返信カード約400枚の印刷が終わり、ようやく発送することができました。
やはりクリックポストのサイズ・重量ともに超えており、結局、クリックポスト2通に分けました。料金は396円でレターパックライトの370円よりは高くなってしまいましたが、専用の封筒を使わなくて良く伝票も自分で印刷できることから、手軽さ優先ということでこの方法にしました。そもそもレターパックライトの大きさに収まるかどうか疑問ですが・・・
用紙が底を突きかけていますので、次回のカード発行時までに準備が必要です。忘れないうちに注文しようと思います。
また、受領したカードは書棚のラックに積み上げた状態になっており、今後どのように整理するか思案中です。今のところ第一候補はA4マニアックス製のQSLカードボックスです。一箱に1千枚程度収納できるもので重ね置きができ、ラックにも綺麗に収まるサイズです。できれば100円ショップ品が良いのですが、適当なサイズが見当たりません。他に良いのが無さそうでしたらこれにしようかなと思います。
昨夜も空模様を気にしながらATAS-120Aを使い、30m FT8で新たに3か国との初QSOが成立しました。
まずはケイマン諸島です。
珍しい局なのか、多くの局が呼んでいてパイル気味になっており無理かなと思ったのですが、偶然にも1回めで取っていただきました。
次はベリーズです。こちらも比較的スムーズにいきました。
最後はレユニオン島です。
信号が弱くて途中JH3局やJA4局の強い信号に押され気味でしたが、何とか相手局のRR73を受信することができて良かったです。
ところで当局はレユニオンのことは不案内だったのですが、Wikipediaで調べたところ「フランス共和国の海外県ならびに海外地域圏で、マダガスカル島から800キロメートル東、モーリシャスから175km西の洋上に位置している(東経55度30分、南緯21度)。東西60キロメートル、南北55キロメートル、面積2512平方キロメートル(ほぼ神奈川県の面積)の大きな火山島」とのことです。
日本を中心にして見ると先の2つのカリブ・中米地域とは真逆ですが、おそらく電波はそれら地域を超えて伝わったものと推察します。
この他に、昨夜はウルグアイ、アルゼンチン、米国(3局)、オーストラリア、東マレーシア、インドネシア、シンガポールと、1時間半の間に12局(10か国)とのDX QSOを楽しむことができました。
下は昨夜の30m FT8の伝搬状況です。いつもと違い米国は西部ではなく中部に飛んでいます。コンディションの違いが実感できましたが、何と言ってもATAS-120Aの性能は送受信ともに素晴らしいと思います。
6m FT8のキャリア周波数は50.313MHzが標準で、大陸間DX通信用として別に50.323MHzが割り当てられています。
ところでCQ誌8月号の別冊付録「FT8入門マニュアル」を読んでいたら、DXが開けてきた場合は国内通信は50.303MHzにQSYするのが望ましいという記事がありました。
恥ずかしながら、当局はこれまで50.303MHzの存在は知らずにおり、改めてネット検索してみると、50.303MHzは米国でDX用として推奨され、日本の国内用としては50.280MHzという記事もありました。まだ定着していないのかも知れませんね。
6mではDX QSOは貴重ですので、なるべく遠方の局の電波を妨害しないようCQタイミングも慣習化されていますね。
早速50.303MHzを覗いて見ますと、何やらFT8にしては太めの信号が出ています。一瞬FT4かなと思ったのですがFT8のタイムスロットをフルに使っています。何と、強めの局が「密」になって信号を出していたのでした。
そういえば「JA1TOKYO」という局もこの周波数で出ていました。TOKYO 2020の記念局のようです。