bookmark_border[317] 50.303MHz

6m FT8のキャリア周波数は50.313MHzが標準で、大陸間DX通信用として別に50.323MHzが割り当てられています。

ところでCQ誌8月号の別冊付録「FT8入門マニュアル」を読んでいたら、DXが開けてきた場合は国内通信は50.303MHzにQSYするのが望ましいという記事がありました。

恥ずかしながら、当局はこれまで50.303MHzの存在は知らずにおり、改めてネット検索してみると、50.303MHzは米国でDX用として推奨され、日本の国内用としては50.280MHzという記事もありました。まだ定着していないのかも知れませんね。

6mではDX QSOは貴重ですので、なるべく遠方の局の電波を妨害しないようCQタイミングも慣習化されていますね。

早速50.303MHzを覗いて見ますと、何やらFT8にしては太めの信号が出ています。一瞬FT4かなと思ったのですがFT8のタイムスロットをフルに使っています。何と、強めの局が「密」になって信号を出していたのでした。

そういえば「JA1TOKYO」という局もこの周波数で出ていました。TOKYO 2020の記念局のようです。

bookmark_border[316] 嬉しい出来事

例によってATAS-120Aアンテナを使って30mバンドで国内局とのFT8 QSO終了後、他の局長さんから呼び出しがありました。米国の局でした。

30mは国内・DX混在で違いを意識せずにゆったり運用できるバンドと感じますが、この様に海外の局から呼んでいただけるとまた嬉しい気持ちになります。

bookmark_border[313] 南アフリカとの初QSO

昨日午後、30m FT8をワッチしていたら、突然CQを出している南アフリカ局が飛び込んできました。以前、SD330を使っていたときも稀に南アフリカ局は受信できていたのですがQSOには至らず、今回ATAS-120Aに代えてもおそらく無駄だろうと思いダメ元で呼んでみました。

案の定、他のJA局とのQSOが始まり、そのQSOが終わったタイミングで再度呼んでみると、何と応答が返ってきたではありませんか。

信号は弱いながらもスムーズにQSOが終了しました。

30mバンドは普段から比較的空いているということと、オリンピックの最中からかも知れませんがパイルになっていなかったことも幸いしました。もしくは、この局はポピュラーで交信済みの局が多かったのかも知れません。

この4連休はATAS-120Aが大活躍で、たった4日間であっさり5大陸を制覇しました。当局の運用環境と今の伝搬コンディションにおいてこのアンテナは最強です。

バンド間調整の簡便さもありATAS-120Aにして本当に良かったと思います。

bookmark_border[312] 20mの状況

再び7m長と10m長のカウンターポイズをつなぐことで、20mバンドでSWRが落ちるようになったので出てみました。FT8の伝搬状況は次のとおりです。米国西海岸には届いているようです。

また台湾およびタイの局と続けてスムーズなQSOができました。その後、このタイの局は15mでも出ていたのでQSOさせていただきました。

 

bookmark_border[311] ATAS-120A伝搬状況

これはATAS-120Aを運用開始した日のFT8伝搬状況です。

(青:40m、緑:30m、黄色:17m、茶色:15m)

SD330よりも大きさが格段に小さいにもかかわらず飛びは良い印象です。受信の方もそれほど悪くなったという感じではありません。

このアンテナの初めてのDXはブルガリアでした。当局にとっても初めての国です。

スムーズにQSOできています。その後キューバの局ともコンタクトできました。

相手局の信号をデコードし終わる前に再送してしまいましたが、慌てて応答信号をクリックして事なきを得ました。思いのほか強く飛んでいるようです。

この他、アルゼンチン、米国、オーストラリア、フィジー、インドネシア、西マレーシア、グアム、ロシアともQSOができました。

ちなみに国内にも満遍なく信号が届いていたようです。奄美・沖縄方面には届いていませんでしたが、台風の影響でQRTされている局が多いためでしょうか。

コンディションが良かったこともあるのでしょうが、ATAS-120A運用初日にこの様な予想をはるかに超える結果となり、またバンド切替もボタン一つで簡単にできるため、購入して本当に良かったと思っています。課題は20m、12m各バンドのSWR改善ですが、しばらくはカットアンドトライアルが続きそうです。

一方、SD330には残念な形になりましたが、今後80mや160mで運用するときはHFJ-350Mを使うことにし、SD330は少しQRTということになるかと思います。