今度は同じ15m FT8で、別のインドネシアの局が同時に2局とQSOをする場面に遭遇しました。
このように完璧に2局同時にこなしています。当局勉強不足ですが、15m特有の現象というよりもコンテストモードのようなものを使っているのでしょうか・・・
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今度は同じ15m FT8で、別のインドネシアの局が同時に2局とQSOをする場面に遭遇しました。
このように完璧に2局同時にこなしています。当局勉強不足ですが、15m特有の現象というよりもコンテストモードのようなものを使っているのでしょうか・・・
結局、12mは当面諦めて17m、15mなどを中心に運用していきたいと思います。そこで、15m FT8でインドネシア局がCQを出していましたので呼んでみました。
その局は他のJA局に応答したので、当局は次の呼び出しに備えてTXボタンを押して待っていたら・・・
何とJA局に「73」を送出するのと同じタイミングで、当局に「-13」のレポートが送られてきました。当局(のJTDX)は「-26」を返していますが、ぎりぎりで相手局の信号がデコードできたということでしょうか。
WSJT-XやJTDXに、複数局へ同時に信号を送る機能があるのかどうかはわかりませんが、不思議な体験をしました。
今週は12mバンドに翻弄されており、何とかこのバンドでATAS-120AのSWRを改善したいのですが遅々として進みません。
その中で3mのカウンターポイズの先にワニ口クリップを付けて色々と試してみました。
まずはその先に数10センチのリード線をつなげるとSWRは悪化、またアンテナポールにつなげても大幅にSWRは悪化します。その次に自身のカウンターポイズの途中をクリップでくわえるとSWRは2以下まで改善しました。
この状態だとATASチューニングは問題ありません。
しかしながら・・・今度は15mでチューニングが取れなくなりました。
こちらを立てればあちらが立たずで、アンテナやRF回路のインピーダンス調整では良くあることだと思いますが、アンテナの場合は構造物の影響を含めたシミュレーションができれば良いのにと思います。
それにしても3mのカウンターポイズが15mバンドには効果的だったのですね。
下表はATAS-120Aを使って12m FT8でQSOした際のログの抜粋です。なお昨日触れたように、これは内蔵チューナONの状態でATASチューニングしてアンテナ調整したときのものです。
相手局と当局の信号の差分を取ってみました。黄色は当局の信号のS/Nが5dB以上低いもの、そのうちオレンジは10dB以上低いものを表しています。
やはりアンテナ自体のチューニングがされていないため上り下りのバランスは総じて悪いですね。
ちなみにSWRはこのような感じです。
センター周波数のSWRが逆に高くなっています。この様な状態では普通は内蔵チューナ自体も働かないはずですが、別のバンドで内蔵チューナを使い、そのままTUNEをOFFしない状態で12mにQSYしてATASチューニングするとこうなってしまうのですね。
幸いリグもアンテナも異常は無くて良かったです。ATASを使う際は必ず内蔵チューナがOFFになっているのを確認すべきであること学びました。
先日、ATAS-120Aにおいて急に40mと20mバンドでチューニングが取れなくなり、他方、12mではきっちり調整ができるようになったと書きましたが、その原因がわかりました。
それはアンテナやカウンターポイズではなく、リグ(FT-991AM)によるものでした。
リグの「MENU」で、「TUNER SELECT」を「ATAS」から「INTERNAL」に戻してみると、「ATAS」ランプが消えて「TUNE」が点灯しています。ということは、内蔵アンテナチューナがONの状態で、ATASのチューニングをしていたことになります。
そういえば10mでHFV-5を使うために一度TUNEボタンを押していますので、その後そのままTUNEをOFFすることなく、12mでATASチューニングをしたのかも知れません。ATASでチューニングするときには内蔵チューナは自動でOFFされないのですね。
てっきり、12mできちんと調整できたと思いDXが成功して浮かれていたのですが、甘かったようです。内蔵チューナをOFFにしたところ、40mと20mはOKになり、30mも良好、12mは再びNGとなり無事(?)元に戻りました。
12mでの改善は引き続き課題ですが、当面は17m、15mで楽しもうと思います。