bookmark_border[463] 40m 国内FT8用QRG

この秋頃から40m 国内FT8用QRGの変更が話題になっていますね。

このバンドのデジタルモード用周波数は、JARLのバンドプランで7.030~7.045MHzと定められており国内FT8は7.041MHzですが、その中で7.040MHzから上は海外では対話型デジタルモード(PSK、Olivia、RTTY等)用に使用されていることから、QRMを避けるために国内FT8は7.030~7.040MHzで運用するようJARLから協力依頼が出ています。

ただ、仮に国内FT8を7.030~7.040MHzの間に移した場合にCWと干渉するとの危惧もあるようで、今後どの様に決定していくのかは注視していく必要があると思います。またFT4は慣習としてこれまで7.038MHzで運用することになっており、それとの関係も整理が必要かも知れません。

ところで40mはDX(7.074MHz)ではSSBと被ることが多く、このバンドは新参者のFT8としては肩身が狭い感じがします。

bookmark_border[462] SSN急上昇

週末はSFI値が高かったため、先ほど久しぶりに直近のSSN(SN:太陽黒点)の推移を見てみました。その結果・・・

※NICT 宇宙天気予報センター「太陽黒点相対数の推定値」より引用

今月中旬から急上昇していますね。

平日はHFで運用することが難しいため指をくわえて見ているしかないですが、今後本格的にサイクル25の恩恵を受けることができると思うとワクワクします。年末年始にかけて、また遠距離DXができるのを楽しみにしています。

bookmark_border[461] 12m SAとの初QSO

週末はカナリア諸島とのQSOを逃すという残念な結果になったのですが、一方で嬉しいこともありました。同じく12m FT8でアルゼンチン局とのQSOが成立したのです。

相手局のCQに対して最初は空振りに終わったもののHalt Txにならなかったため、そのまま呼び出しを続けると応答がありました。こちらの信号も極端に弱くなかったようで良かったです。やはりATAS-120Aは最強です・・・遠方局とコンタクトできると特にそう思います。

ちなみに、12mでSA局とコンタクトした記憶が無かったためログを確認すると、北中米やタヒチまではQSOできていましたが、やはりSAは初めてでした。相手局の無線設備に助けられた部分は大きいとは思いますが、ハイバンドで遠距離DX、しかも地球の反対側とのQSOが成功すると嬉しいですね。

bookmark_border[460] 12m FT8 残念な結果

昨日朝はATAS-120Aアンテナを使い、複数バンドでFT8を運用しました。その中でひとつ、とても残念で心残りな事態に遭遇しました。それは・・・

12mでEA8局(カナリア諸島)が入感し何度か呼んでみたものの全くつながりません。このバンドは普段は比較的空いているのですが、この時ばかりは多くのJA局がこの局を呼んでいて、プチパイル的な状態でした。その後もトライしましたが、結局空振りに終わってしまいました。

そこまでは良いのですが、その後、PSK Reporterで当局の電波の伝搬状況を見ると・・・
何と相手局に届いているではありませんか。

しかもSNRは「-14dB」とそれほど悪い値ではありません。距離は12,474kmとあります。

結局途中で諦めてしまい少し心残りです。次回チャンスが訪れるかどうかわかりませんが、それまでのお楽しみということにしておきたいと思います。

bookmark_border[459] ハム手帳2022

CQ誌2022年1月号が発売されたため、早速近くの書店で購入しました。いつもは1段重ねで置いてあるのですが、今回は2段でした。例年、ハム手帳目当てに購入する方が多いということでしょうか。

先日入手したカバーを付けるとこんな感じです。

表紙は12月付録のカレンダーと同じ送信管807ですね。カバーを付けると一層写真が映えますが、私は真空管というと5球スーパーのミニアチュア管しか馴染みがなく、残念ながら送信管は厳重なシールドに覆われているイメージしかありません。ところで「Ham Note Book」の書体は毎年変わるのでしょうか・・・個人的には2021年版の方が好きですね。

内容ですが、構成自体は変わっていないようです。

・カレンダー
・メモ帳
・ログブック
・バンドプラン
・電波形式
・資格
・各種周波数一覧
・DXCCリスト
・各国プリフィックス
・ゾーンマップ
・コンテスト
・JCC/JGC一覧
・レピータ局一覧
・D-STAR/ARPS/WIRES-Xマニュアル
・カラーコード/回路図記号
・度量衡
・Q符号/CW略符号
・QSLカード送付方法
・郵便料金表
・メーカ/公官署一覧
・ロープワーク

この様に実に多くの情報が含まれていて、アマチュア無線運用のためのバイブルのような手帳です。ただちょっと残念なのは、差し替えができないことですね。特にJCC/JGCリストはチェックリストとして使っているので2021年版のものを続けて使いたいのですが、リストの内容は毎年変わっているのでしょうか・・・?

ちょうどバイブルサイズのシステム手帳に収まりそうですので、解体し穴あけして自分オリジナルのハム手帳にしても良いかも知れません。ただその時はせっかく買った「カバー」は無駄になってしまいますね。