bookmark_border[454] ハム手帳用カバー

CQ誌1月号は今週末に発売が予定されていて付録としてハム手帳(Ham Note Book 2022)が付くのですが、それに先立ってハム手帳用のビニールカバーを購入しました。

この1年間ハム手帳を使ってみて、アマチュア無線の運用に有用な情報が盛り沢山でとても便利な手帳であることがわかったため、今後も活用しようと思い切ってカバーを付けてみようと思った次第です。

まだハム手帳2022年版が無いため、取り敢えず2021年版に付けてみました。

ところでCQ出版社の購入サイトでは、ほとんどの商品に「好評発売中!」と表示されています。ただ、ごく稀に一部の商品だけがこの表示がありません。そのため、その商品は不評で全く売れていないのではないかと勘ぐってしまいます。

・・・と思ってよく見ると、その商品は「近日発売」のものでした。

bookmark_border[453] 八木アンテナ再設置

2m/430では一旦八木アンテナ(2エレ/3エレ)を外し、同等のゲインがあるSB7ホイップアンテナを使ってみたのですが、FT8でも飛びが関東平野に限られるようで、八木では取れていた西方の局も取れず、また元に戻すことにしました。

垂直マストは塩ビ管で、アンテナブームにコイルチューブを巻いてその上から十字金具で固定しています。ベランダの内側にエレメントが収まるように付けました。(ケーブルの処理が雑ですが、後できちんと固定しておきます。)

念のためSWRを測りましたが、各バンドとも特に問題無いようです。HFと比べると2m/430用アンテナは全く手間がかからず楽ですね。

(144~146MHz)

(430~440MHz)

これは両バンドでの伝搬状況です。2mは関東平野から少し抜け出せたようで、やはりホイップよりも良い感じがします。

(ピンク:2m、緑:430)

bookmark_border[452] MM局との初QSO

昨日朝は、ATAS-120Aアンテナを使って40m DX(FT8)にチャレンジしました。この周波数(7.074〜7.077MHz)はSSBと共用しているため普段はあまり出ないのですが、昨日は被ることもなく多くのDX局が受信できていました。

その中で、MM(Maritime Mobile:海上移動)局がCQを出していたため呼んでみたところ応答があり、QSOが成立しました。MM局との交信はこれが初めてです。

MM局はどこを移動しているのかわからないため、JTDX上では「where?」と表示されます。ウクライナのコールサインなのでそちらの近くかなと思いPSK Reporterを見ると、何とブラジルからでした。

ここに表示されたGLをログに記録しましたが、QRZ.comやLoTWにはどのようにエンティティが記録されるのか・・・QRZ.comのログには「ウクライナ」と表示されていました。LoTWはエンティティは出ていないですね。相手局からのconfirmによって認識されるのでしょうか・・・

その後イスラエル局とつながりましたが、レポートは交換できたものの相手局のRRRに対して当局の73が中々届かなかったようで、何度もRRRを送っていただきました。最終的に73が届いたのかどうかは定かではありませんが、一応レポートの交換は相互に確認できていますので、QSO成立とさせていただきたいと思います。

なお、これが昨日朝の40mの受信状況です。このバンドではあまりDXをやらないので当局にとって珍しい光景でした。

 

bookmark_border[451] 昨夜の80m状況

昨夜は何週間かぶりでSD330アンテナを使って80m FT8を運用しました。最近ではHFはATAS-120AやRHM12/RHMC12を主に使っており、HFJ-350MはFT8(連続)での50W運用は厳しいということがわかってから、全く使わなくなってしまいました。

これが昨夜の伝搬状況です。

1時間で国内/DX合わせて17局と、結構好調なペースでQSOできましたが、NA方面にも飛んでいるもののそちらの局は全く受信できず残念でした。これまでも80mではロシア、中国は比較的良くコンタクトできていますが、このバンドでNAとコンタクトできたのは、ログを確認すると昨年11月に1回、今年4月に2回のみです。

当局のアンテナ環境では、空のコンディションがよほど良くないと80mでNAとのQSOは難しいのかも知れません。そういえばRHM12/RHMC12では160mは試していますが、80mはまだ一度も使っていないことに気付きました。エレメントが長い分、受信性能に期待が持てます。今度、SD330と比較してみたいと思います。

bookmark_border[450] 2m/430 FM

FT3Dで2m/430のメインチャンネルをワッチしていると、はるか遠い昔のことを思い出します。昨年9月にこのブログを開設した当初にも書きましたが、中学時代にアマチュア無線を開局したとき最初に使ったのがトリオのTR-2200でした。

このリグは2m FM 出力1Wのポータブル機でフロントパネルには「FM」と表示されていて、日本でFM放送の本放送が始まって間もない頃でしたので「FM」という言葉には最先端技術のイメージがあり、シルバーとブラックのコントラストが映える上品なデザインはシンプルで好きでした。TR-7200が青年だとするとTR-2200はその少年時代という感じで、中学生にはピッタリなリグでした。

メインチャンは144.48MHzで、その頃は帯域がワイドで標準的なサブチャンはサブロク(144.36MHz)、ロクマル(144.60MHz)、ナナニ(144.72MHz)、クンロク(144.96MHz)、ゴーテンサンニ(145.32MHz)などが記憶に残っています。ローカル発振はもちろん水晶で、チャンネル毎に送受1ヶずつの水晶発振子が必要でした。

TR-2200は最大でも6チャンネルしか実装できませんでしたが、最初から標準で付いていたのは確か144.48、144.72、145.32の3チャンネルのみでした。他局がサブロクダウンとか、ロクマルアップとか言っても対応できないため、取り敢えずはそれらの水晶を買い増しました。

またチャンネル増設キットも発売され、それを付けると12チャンネルまで実装可能となり、直後に発売された後継機のTR-2200Gに少し近づけることができました。もちろん憧れの4ピンマイクコネクタには変更できませんでしたが・・・そのキットを使って自分でCH増の改造をしたのですが、今にして思うと測定器も使わずによくそんなことができたと思います。トリマは触らないようにとのことでしたのでそのままにしておきました。

一方、430はこれまで当局には全く馴染みがありませんでしたが、今ワッチしていると2mよりも430の方を使っている局が多いように感じます。

今は皆さんきちんと「CQ」と言っていますし、RSレポートも丁寧に伝えていますね。当時は「どなたか感(入感)無いですか?」「メリット5」「フルスケールで入っています」など、モービル運用が主体だったからでしょうかざっくりした内容でした。。でもさすがにコールサインは交換していましたが・・・

今日は懐古趣味的な内容になってしまいました。しばらくはワッチを続け、今時のFM QSOのお作法を勉強してみたいと思います。