bookmark_border[54] ICOM

当局のリグですが、過去は「トリオ」(一時期「福山」)で今は「八重洲」ですので、一度も「ICOM」機を使ったことがありません。

開局当時の1970年代前半、ICOMは「井上電機製作所」という社名で「ICOM」ロゴを付けた6mポータブル機のAM3Dを販売していました。その後、松下電器からRJX-601が出ると若者はそちらに飛びつき、それと共にAM3Dの影が薄くなったという印象を持っています。

現在のICOMの業績を見てみますと、売上高は300億円と八重洲無線の2倍余り、利益率も8%程度と機器メーカにしては高利益率を上げているようです。アマチュア無線機事業は高級機路線を行っているように思われ、統一感のある商品コンセプトと相まってビギナー、ベテラン問わずファンも多いものと想像します。

私も一度はICOMのリグを使ってみたいと思っていますが、中々その機会がありません。というか正直なところ私にとってとても高価な買い物になるため、躊躇してしまうといった方が正しいと思います。

クルマのようにリグもレンタル品があればお試しで使ってみることができるのですが、免許の関係で難しいですね・・・

bookmark_border[53] 10mバンドのコンディション

昨日の朝は10mバンドで大洋州方面が開けていて、複数のオーストラリア・ニュージーランド局とQSOができました。

いずれも当局の信号レベルが相手局と同等以上という稀にみる好調さで、これも電波伝搬のコンディションや相手局の受信性能のすばらしさという他力本願の結果なのですが、朝からこの様な状況で一日中モチベーションを高く保つことができました。精神衛生上とても良いことだと思います。

bookmark_border[52] 門標板(コールサインプレート)

JARLの会員になると、自局のコールサインが入ったプラスチック製の小さな門標板(コールサインプレート)が贈られます。私が初めてJARL会員になった当時は「電話級」用のオレンジ色でした。

「門標板」と言うからには家の門に貼り付けることを想定したものと思いますが、私はJARLに再加入した際にいただいた白色の門標板をシャックのラックの上にそのまま置きっぱなしにしています。

かつては無線従事者免許の資格により色が分かれていて最上級の「1級」が黄色でした。今は資格に関係なく白色が標準なのですが、JARLのサイトを見ますと2017年から資格別の色付きプレートの販売を再開しているとのことです。

私も今は1級を持っており黄色を購入しようかとも思いましたが、1級とは言っても私が取得したときにはCW(和文・欧文)の実技試験が無くなり無線工学・通信法規の記述式問題が無くなるなど、当時と比べかなりハードルが下がり有り難みも薄れていますので、黄色のプレートを持っていてもピンとこないと思い購入は控えました。

bookmark_border[51] QSLカード

QSLカードは、かつては交換するのは当然のことと思っていましたが、今はデジタル化が進み、eQSL.ccという電子QSL交換サイトやLoTW, QRZ.com, Club Logなどのログサイトに自局の交信記録をアップロードし相手局とマッチングが取れれば交信証明としての役目を果たすため、紙のQSLカードはそれほど重要なものではなくなったと実感しています。

そうは言っても、やはり外国局のQSLカードを集めるのは趣味の一環として捨てがたいものがあります。

そのため、月初めに前月一か月間で交信した外国局宛のQSLカードを印刷しJARLに送ることにしました。しかし、QRZ.comを見ると局によってはビューロー経由はNGだったり、QSLマネージャ経由だったり、そもそも紙カードの交換はしていなかったりと様々で、カードを準備する際は事前に各局の状況を確認する必要があり、少々面倒に感じています。

あくまでも趣味の範囲として、無理のないようにしたいと思います。

なお、JARLへのカードの送付は「クリックポスト」を使っています。許容サイズは、長さ14cm~34cm、幅9cm~25cm、厚さ3cm以内、重量1Kg以内と制限はありますが、1か月分のQSLカードであればこれに収まります。価格は198円で自宅PCから決済でき、伝票を印刷して封筒に貼り付けそのままポストに投函するだけなのでとても便利です。

bookmark_border[50] アジア局のCQ DX

外国局でCQ DXを出している局に対して応答する際、アジア、特にインドネシアの局に対して応答すべきかどうか迷います。

東アジアや東南アジアの局は、JA局とは頻繁にQSOをしていますので、おそらく彼らの感覚からすると日本は「DX」ではないのではないかと想像します。NAやEUを狙っているとするとJA局が応答するのは少し迷惑かも知れないと邪推しています。(上でインドネシアと書いたのは、アクティブな局が多い印象があるからです。)

これについてもTPOが重要と思われます。