bookmark_border[49] 10m・15mバンドでの悩み

先のテーマと被るところはありますが、10mや15mの運用において悩みもあります。それは、せっかく未交信の国内局が多いのに国内QSOが憚られる場合があることです。

特に10mバンドは、普段の6mのように国内局で未交信の局を見つけては呼びかけたりしていますが、一旦DXが開けると多くの国内局が現れて皆さん一斉にそちらに集中しますので、国内QSOは控えることになります。その様な状況では「DX」を付けずにCQを出している国内局に対しても遠慮してしまいますが、これはTPOに応じて対応していきたいと思います。

bookmark_border[48] FT8 DX QSOでの気後れ

先日FT8の魅力を書きましたが、一方で気後れやストレスを感じることがあります。

それは、主に20mや40mバンドでのDX QSOの場面です。やはりDXをされる局は皆さん立派な設備を構えているように思われ、着々と外国局とのQSOを成功させていきます。

反面、当局の信号はなかなか取って貰えず、「つながった」と喜べばそのあと同じ信号の往復で結局QSOが成立しないことも多々あります。

この様な状況が続くとだんだんそのバンドから足が遠のいていき、6mや10mなど私にとって安心できるバンドにQSYしたりします。所詮趣味の世界ですのでそれほど深刻になっている訳ではないですが、受信できた局とほぼ交信できるというのは精神衛生上良いことだと感じています。

その意味で15mバンドは私には中間の場所です。これまでも触れたように、このバンドでは遠くの局とQSOが成立することがあり喜びも大きいです。

bookmark_border[46] FT8の魅力

FT8では様々な要素でQSOを楽しめると感じています。

比較的簡易な設備や低出力で運用できることはもとより、定型的ではあるものの会話をすることなく気軽に海外の人とコミュニケーションができるのは良いですね。また、いかに局数を増やすか地域を稼ぐかというゲーム的な要素も魅力的です。もちろん本来のアマチュア無線の持つ「研究」「挑戦」「偶然」などの要素も兼ね備えています。

初めのうちは相手局は皆さん初QSOですので結構呼ばれることも多く局数が稼げますが、いずれ自局からQSO可能な範囲の局はことごとく交信済みになりQSOの頻度も下がってはいくものの、また新たな局が参加してきますので楽しみが尽きることがありません。

画面に目を凝らして集中したり、時にはPCで別の作業をしながらワッチしたり自分にあったペースで進めることができます。一応、自分自身のこだわりとして、CQを出したりQSOに入ったときはシャックから離れないよう心掛けています。

bookmark_border[45] SWR急激悪化

40mバンドで送信中に、リグのアンテナアイコンが点滅しているのに気付きました。リグのメーターをSWRに切り替えてみると「3」を超えています。普段は1.2以下に抑えられているはずなのに非常事態です。

慌てて送信を止めてリグの「TUNE」ボタンを押し、アンテナチューニングを取り直したところで再度送信したらSWRはメータ―の読みで1.2程度まで下がりました。

SWR悪化の理由を考えてみましたが、送信前に50dBのアッテネータを介してNano VNAにつないだところで「TUNE」を押しており、その後アンテナにつなぎ替えたところで再「TUNE」しておらずそれが原因と推察します。

ただ、「アッテネータ+Nano VNA」ではインピーダンスは50Ωに近いはずで同調はそれほどずれないと思うのですが、40mバンドはアンテナの同調がシビアなのでこの様なことが起きるのかなと思いました。

他方、6mなどアンテナの同調範囲が広いバンドでは気づかなかったかも知れません。今後、アンテナチューナ―の再TUNEには留意したいと思います。