当局のリグですが、過去は「トリオ」(一時期「福山」)で今は「八重洲」ですので、一度も「ICOM」機を使ったことがありません。
開局当時の1970年代前半、ICOMは「井上電機製作所」という社名で「ICOM」ロゴを付けた6mポータブル機のAM3Dを販売していました。その後、松下電器からRJX-601が出ると若者はそちらに飛びつき、それと共にAM3Dの影が薄くなったという印象を持っています。
現在のICOMの業績を見てみますと、売上高は300億円と八重洲無線の2倍余り、利益率も8%程度と機器メーカにしては高利益率を上げているようです。アマチュア無線機事業は高級機路線を行っているように思われ、統一感のある商品コンセプトと相まってビギナー、ベテラン問わずファンも多いものと想像します。
私も一度はICOMのリグを使ってみたいと思っていますが、中々その機会がありません。というか正直なところ私にとってとても高価な買い物になるため、躊躇してしまうといった方が正しいと思います。
クルマのようにリグもレンタル品があればお試しで使ってみることができるのですが、免許の関係で難しいですね・・・