bookmark_border[141] 内蔵アンテナチューナ―動作の謎

先日HFV5アンテナを使って6m FT8で電波を出す際、SWRが2を超えていたため内蔵のアンテナチューナーを使いました。

TUNEボタンを長押ししてチューニングし送信すると、何とTUNER表示が消えSWR表示が2を超えています。慌てて送信を止め、再びTUNEボタンを押し送信してもやはりTUNER表示が消えてしまいます。

これは故障か・・・と少し動揺した後、気を取り直してTUNEボタンを押しTUNER表示が付いた状態でJTDXの信号周波数をずらすとTUNER表示が消えることに気が付きました。

そこでJTDXの無線機設定のスプリット操作を「リグ」から「指定無し」に変更し、改めてTUNEボタンを押して送信すると今度はTUNER表示は消えることなくSWR表示も低い値になりました。

このことから、VFO-A、VFO-Bでスプリット操作をするとアンテナチューナ―はうまく使えないように見えます。これが本来の仕様なのか、設定で変更できるのか、不具合なのか、そもそも操作方法が間違っているのかネットでも情報が見当たらなかったので、八重洲無線にメールで問い合わせをしました。現在、回答待ちです。

bookmark_border[138] 160mバンドでの初QSO

再び「HFJ-350M+HFJ-L1.8/1.9」アンテナを取り出し、ようやく160mでFT8 QSOができました。全て国内局ではありますが、40分間に15局とのQSO成立です。コンディションが良かったのか、前回は全く鳴かず飛ばずだったのが、今回はこのような状況です。

それにしても、HFJ-350Mというアンテナは素晴らしいですね。わずか2m足らずのロッドエレメントにカウンターポイズは5mを5本、10m、7m、3mを各1本ずつ付けただけでSWRが1近くまで落ち、各エリアに電波が飛んでいきます。(おそらく10mのものが効いていると思われます。)また、以前FT-450DMではこのバンドは結構ノイズが多いように感じたのですが、今のリグではクリアに受信できるようです。

なおこのバンドは、JTDXのデフォルト設定でスプリット運用をすると受信側は1.8M帯なのに送信側が1.9M帯になってしまいますので、JTDXの「その他」設定でクロスバンド運用のチェックを外す必要があります。

このように160mバンドでQRVできることが確認できたことから、MFからUHFまでますます楽しみが広がりました。試行錯誤の日々が続き、興味が尽きることがありません。

bookmark_border[137] 80mバンド海外伝搬状況

久しぶりに80mバンド FT8でDXを試したので、伝搬状況を見てみました。

この様な感じです。北米は西海岸止まりでした。-10dB以上で受信できる局は大体QSOができる感覚ですが、不思議なことに台湾や香港の局は強く受信ができているのにいくら呼んでも応答がありません。また試してみたいと思います。

bookmark_border[136] 2m/430のFT8 伝搬状況

PSK Reporterで2m/430の伝搬状況を確認しました。

ピンクが2m、緑が430です。430ではたまたま1局のみではありますが、3エリアまで信号が届いていることがわかりました。ますますベランダ八木アンテナに興味が向きそうです。

bookmark_border[134] FT-991AMの使用感

このリグで初めて電波を出したときに思ったのは「きちんと送信されているのか・・・」ということでした。

というのは、前リグのFT-450DMでは送信するとすぐにファンが起動して音で送信状態であることが分かったのですが、FT-991AMは送信ONしてもリレーの軽いクリック音がするだけで静かなままです。これまでに「送信ONのときは音がする」との刷り込みがなされ、このリグではその様な動作ではなかったので違和感を覚えたのだと思います。

少しすると慣れてきました。送信を繰り返しているとそのうちファンが動作し始め、その回転数も次第に大きくなっていきます。温度に応じてダイナミックにコントロールしているものと思われます。

前のFT-450DMでは、送信を繰り返すと受信時にはファンの音が更に大きくなり、リグが壊れて暴走してしまったのではないかというほどでしたが、それはそれで個性として味のあるものでした。
FT-991AMのメインディスプレイのカラー表示やサブディスプレイのLEDアイコン表示は綺麗で、全体のデザイン含め上品に纏められている印象です。

タッチパネルは保護フィルムを貼っているのですが、それでもあまり指で汚したくないので、ボールペンをスタイラス代わりに使うことにしました。ノック式のボールペンの芯を出さない状態ですと良い感じにタッチできます。ただ強く押し過ぎないように気を付ける必要がありますね。

PCとのインターフェースは、これまではSCU-17を介してCATコマンドやオーディオ信号をリグに送っていたのですが、それが無くなりPC直結になったため、あくまでも感覚的なものではありますが、モッサリ感が無くなりFT8のシーケンスが淀みなく進んでいるように感じます。

2m/430でFT8ができるようになったのでしばらくはそちらでQRVし、HFは疎かになりそうです。