[438] RHM12の使用感

昨日は、HF各バンドのFT8でRHM12を使ってみました。SD330やATAS-120Aと比べると飛びは良くなった感じがします。ただ、耳はこれまでとあまり変わらない印象で、その分、送受レベルがアンバランスになったように思います。

調整はマニュアルとは思えないほど簡単にできました。これはネット情報にもあるように、エレメントが長くその分短縮率が抑えられていることで同調帯域が広いからかも知れません。

たとえば40mのSWRはこんな感じです。FT8のQRGに合わせているため少し低い方に寄っていますが、センターを7.1MHzに合わせてカウンターポイズを少し調整すれば、バンド内は再調整することなくカバーできそうです。

調整が簡単にできることのもう一つの理由は、アンテナの根元で調整できることです。このタイプのアンテナを使うのは初めてですが、HF帯ではロッドを最大長に伸ばしておけば良いので、ベランダの手すりに体をもたれ掛けて少し前のめりになり、思い切り手を伸ばせば30mあたりまでは片手で調整できます。40mになると手が届かずさすがに危険なため、アンテナベースを一旦手前に引き寄せての調整が必要ですが、周波数ラベルのおかげで狙いを定めることができます。

ということで、160mから430までをフルカバーするRHM12(+RHMC12)は、アパマンハムには最適なアンテナとの印象を受けました。

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