bookmark_border[481] 40mの問題

昨日は国内40mでFT8を運用してみました。ネット記事などにも出ていましたがこのバンドはパタパタノイズが酷く、その中でも皆さんめげずにQSOされていました。ウォータフォールは縦縞で覆われているという感じです。

パタパタノイズのせいなのか三連休の中日で皆さんお出掛けしているからなのか、休日の40mにしては局数が少ないようで、当局も早々に引き上げました。

40m FT8は、国内バンドの移行先が不透明なままになっていること、またDXバンドもSSBとの共存など、ノイズの他にも解決すべき課題が残っていて何か落ち着かないですね。当局も、以前よりはこのバンドでのアクティビティは下がっています。

40mの動向については今後も注視していきたいと思います。

bookmark_border[480] 今年初のブラジル

昨日夕方は、短時間ではありますがHFでFT8を運用しました。年明けの運用はほぼQSO(ニューイヤー)パーティ参加でVHF/UHFの運用が多かったため、HFに出るのは久しぶりです。アンテナはSD330を使いました。最近はATAS-120Aが多く、久しぶりのSD330登場です。

せっかく80mに出られるアンテナを使いますので、まずは80m国内バンドに行ってみました。初めての局とQSOさせていただき、次に30mに上がりました。国内やロシア、モンゴル、ニュージーランド、フィンランド、ブラジルの局が見えます。

ニュージーランドの2局とコンタクトでき、その後、モンゴル、フィンランドの局を呼んでみましたが、残念ながらつながりませんでした。ブラジルは数局見えていましたがそのうちの1局が未交信局だったため、呼んでみたところ応答がありました。当局にとって今年になって初めてのブラジルとの交信です。ちなみにNJは今年2回目でした。

ちょうど相手局からRR73が送られてくるタイミングで、JTAlertのText Messageを受領しました。「Arigato, 73」とあります。

こちらからも「Obligado」と送ろうとしましたが、昔、私がブラジルの方に「Obligado」と言ったところ、その方は「ObligadoはObligation(義務)から来ている言葉だからあまり好きではない。」とおっしゃっていたことを思い出しました。その方だけの感じ方かも知れませんが、そうことがあったので、相手局には普通に「Thank you, 73.」と返しました。

外国局からはたまにJTAlertでMessageをいただくことがありますので、なるべくすぐにレスポンスするよう心掛けています。

その後、再度80mに下りていくと結構な数の国内局が出ており、約40分の間に20局とQSOさせていただきました。当局にとっては驚異的な速さです。たまにこのバンドで運用してみると初めての局が多く、CQをすぐに取っていただけて嬉しいです。

bookmark_border[479] QSOパーティ終了

昨夜9時を以って今年のQSOパーティ(New Year Party)が終了しました。当局の成果は6日間で30局でした。

6日間欠かさずに運用することが目標でしたので、一応は目標達成です。これからログシートとサマリシートを調えて返信用封筒と共にJARLに提出し、「寅」ステッカーを待つことにします。

あわよくば「JARLオリジナル手ぬぐい」や「ハンディトランシーバ」にも期待したいと思います。サマリシートの「意見欄」には「連続日交信」と記入する必要がありますね。

ところでFT8などのデジタル通信の場合「CQ NP」か「CQ NYP」かどちらが適切なのか悩みました。

JARLのQSOパーティ規約サイトを見ますと・・・

5.交信方法等
(1) 呼び出し
電話…CQ NEW YEAR PARTY
電信…CQ NYP
*データ、画像、ATV等は、電話や電信に準じる。

と記載されていますので、FT8(データ)はCWに準じて「CQ NYP」にするのが正しいのでしょうね。昨年と比べて今年は「CQ NYP」とする局が多くなったように感じます。当局は最初のうちは「CQ NP」としていましたが、後の方では「CQ NYP」にしました。

ただ当局が使っているJTDXでは「CQ NYP」はCQと認識しないため、FT8プロトコル上も標準から外れているおそれがあります。そこが少し気になるところです。

bookmark_border[478] 屋外型ATU比較

今年はDXCC(100)を目指してFT8をのんびり運用していこうと思っているのですが、やはり空のコンディション頼みという部分が大きく、どうしても受け身になってしまいます。

そこで自ら何かできないかと思い、禁断の屋外型ATU(Antenna Tuning Unit:アンテナ同調ユニット)について調べ始めました。なぜ禁断かというと、大枚をはたいてATUとエレメントを設置したものの結果が期待外れだったときのショックを想像すると迂闊に手を出すのは危険と思っているからです。また5m~6mもの長さのエレメントをベランダから外に出す勇気も中々湧いてきません。

ただ一方で、少しでも可能性があるのであれば試してみたいという気持ちも大きくなっています。

小遣いを貯めながら何か月先になるかわかりませんが、将来のATU導入に備えてまずはネットでどの様な選択肢があるのかチェックし、比較表に纏めてみました。

なおこれ以外にも色々とあるようですが、当局のリグに適合しなさそうなものと、金額/性能のバランスが取れていなさそうなものは独断で省いています。また、見落としも結構あると思います。

ちなみにこれらはネットから拾ってきた情報ですので内容に変更があるかも知れませんし、正確性については保証の限りではありません。

当局の免許は50Wで、今後もそれを超える出力を出すつもりはありませんので、以下の3択になるかと思います。

・FC-40
・CG-3000
・MFJ-926B

ここでMFJ-926Bの重さを「?」としたのは、参照した資料には1ポンドと記載されていたもののそれが正しいとすると454gとなり、他のATUと比べて極端に軽いため疑問に思ったからです。

MFJの特長は何と言ってもコントロールケーブルが不要なことです。ただスペック上の周波数は30MHz止まりです。他方、FC-40は50MHzまで対応しており最安ですし、当局のリグはFT-991AMですので整合性や使い勝手の面では最適です。

CG-3000はコントロールケーブルが必要なことと30MHzまでしか対応していないということですので、他のATUとの比較では少し厳しいという感じです。

従って、今時点では「FC-40」「MFJ-926B」の2択ですが、そのうちFC-40のケーブルレス版が出ないかなと期待したいところです。ATAS-120Aがケーブルレスなのでその技術を応用すればできるのではないかと素人ながらに思ってしまいます。また、リセールバリューや保守対応、納期のことも考えておいた方が良いかも知れません。

いずれにせよ、まだ数か月間は悩むことになりそうです。

bookmark_border[477] JTDXアップデート(156→157)

JTDXを「v.2.2.156」から「v.2.2.157」にアップデートしました。

前バージョンからの変更点はJTDXサイトに掲載されています。専門的な内容のため当局には理解できませんが、一つだけ「SWR」というワードが出てきます。JTDX上にSWR値が表示されるようで、実際、送信時には赤丸部分の様に表示されました。

TX出力も表示されていますが、これは前バージョンでも同じだったのでしょうか・・・当局が使っているPCは性能が良くないため、PCに負担を掛けそうな機能は普段OFFにしており、JTDXを157にアップデート後に「Setting」→「Radio」の画面で「Output power」にチェックを入れたらこの様に表示されました。またこのチェックを外すとTX出力とSWR値は表示されなくなりました。

その他の違いは分かりませんでした。おそらく今後CQ誌などで詳しく解説していただけるでしょうからそれに期待したいと思いますが、使ってみた限りでは出力バー以外には変化は感じません。もっとも普段複雑な使い方はしていないのと、そもそも前バージョンでの画面を正確には記憶していないので、違いに気付かないだけかと思います。

今後「157」の恩恵を感じられることがあるかも知れませんね。