bookmark_border[579] HFV5

前回も書きましたが、設置環境が悪いHFV5アンテナであっても、空のコンディション次第では威力を発揮します。主に土曜日はHFV5、昨日はATAS-120Aを使ってFT8を運用しましたが、昨日のATAS-120Aはなぜかあまり調子が良くなくて思うように成果が出ませんでしたので、土曜日のHFV5の状況を紹介したいと思います。

(6mの伝搬状況)

先日とは違い、東北方面にも飛んでいます。ただやはり建物を背にした日本海方面は厳しいようです。

(10mの伝搬状況)

オーストラリアには割と強く届いています。ハワイにも飛んでいました。このアンテナの設置場所は変えられないにしても、何か改善できる点は無いか、シーズン中に一度試してみたいと思いました。

bookmark_border[578] 6mの様子

昨日は休暇を取ったため、午前中ごく短い時間ではありましたが6mと2mでFT8を運用しました。

6mでは50.313MHzで中国局とQSOした後50.303MHzにQSYし、北海道や九州の方々とQSOさせていただきました。コンディションも良かったので、平日にもかかわらず多くの局とコンタクトすることができました。

これがその時の伝搬状況です。

(PSK Reporterサイトから画像引用)

東北から日本海側方面には信号は届きませんでしたが、エレメントが南向きのベランダ内に収まっているHFV5アンテナということから考えると驚異的です。このアンテナ環境で6mの信号をどこまで伸ばせるかも、コンディションが良い今だからこそ、今更ながら興味が湧いてきます。

ところで、CQ誌7月号にこのHFV5のユーザーレポートが掲載されていました。長年販売されてきた商品ではありますが、軽量・コンパクトであることやアース線不要の手軽さが見直されているのかも知れません。また調整がシビアという短所はFT8の運用ではあまり問題になりませんので、自分にとってとても使い易いアンテナだと思っています。

bookmark_border[577] SSN状況

この週末は無線のアクティビティがあまり上がらず、主にHFV5アンテナや2エレ八木などの常設アンテナを使って15mから上のバンドで細々と運用しました。残念ながら新エンティティとのQSOはお預けです。

ところで、最近はSSNの状況を確認していなかったので、久しぶりに見てみました。

(NICT「宇宙天気予報」サイトより画像引用)

ダイナミックに動いていますね。6/8は何と「1」まで減少し、その後「165」まで上昇しています。急降下の兆しが見えてきていますが、これからどうなっていくのでしょうか・・・
来週こそは遠距離DXが楽しめれば良いと思います。

bookmark_border[576] 50.303MHzの様子

週末は久しぶりに50.303MHzでFT8を運用してみました。6m FT8の標準QRGは50.313MHzなのですが、特に遠距離DXが期待できるシーズンはQRMを避けるため、便宜的に国内QSOに50.303MHzが使用されます。

これが昨日午前の様子です。一部Evenのタイムスロットが抜けていますが、これは当局が送信中だったためです。

ここでは小笠原の局長さんとQSOさせていただきました。この局は60Hz間隔で最大3局との交信を同時にこなしていたようです。

その後、北海道と沖縄(先島諸島)の局長さんとQSOさせていただき、図らずもベランダ内常設のHFV5アンテナから国内遠距離交信を楽しむことができました。オフシーズンでは関東平野から抜け出すことは無いのに、景色が全然違います。

bookmark_border[575] インドとの初QSO

昨夜は、久しぶりに平日運用してみました。リグに火を入れてしばらく2mと430のFT8をワッチした後、ベランダ内常設アンテナのHFV5でかろうじて運用可能な6m/10mを覗いてもあまり遠くの局が受信できなかったため、何を思ったかこのアンテナ環境では全く期待できない15mに下りてみました。

するとインド局が受信できるではありませんか。前のQSOが終わるのを待って呼んでみると・・・何と応答がありました。

このエンティティはこれまでつながったことがありません。SD330やATAS-120Aなどのスクリュードライバアンテナをベランダから目いっぱい外側に張り出してもダメだったのが、なぜかベランダ内のアンテナであっさりQSOに成功しました。

これで運を使い果たしたのか、結局昨夜のQSOはこの1局のみで終了しました。でも当局にとってはとても貴重なQSOでした。