bookmark_border[644] FC-40用コントロールケーブル

真剣にFC-40を検討している中で、標準添付品のコントロールケーブルの長さが5mしかないことが気になっています。当局の場合は、シャックの隣がすぐベランダとは言え、引き回しを考えると5mでは足りないことは明らかです。

もっとも専門店には10mを初めとして5m刻みで30mまでのケーブルも用意されているのですが、10m長のものでも1万円を超え、目玉が飛び出しかねない価格です。

そこで、FC-40を使用されている方のブログや他に代替品が無いかネットで調べてみました。

まずはコネクタの仕様ですが、ミニDIN 8ピンのオスがケーブルの両端についていることが分かりました。コネクタ単体はあまり流通していないようですが、マル信無線電機さんの「ミニDINプラグ 8P(MP-371/8)」というのがありました。価格は税込みで1ヶ400円ちょっとです。延長ケーブルを作る場合はメス側も必要で、これは「ミニDIN中継ジャック8P(MJ-372/8)」だと思います。税込み250円弱ですね。

ネットの写真で見ると、DINとミニDINでは大きさは違うものの全体の形状がよく似ているため間違えそうですが、見た目、明らかに接続ピンの太さが違います。

一方、8芯ケーブルは色々ありそうですが、私は半田付けが下手なこととシールドをどこにつなげれば良いかも分からないので、コネクタ付きの既製ケーブルを探すことにしました。

Amazonで調べたところ、「サンワサプライ キーボード延長ケーブル 3m KB-K98-3K」という3m長のストレートケーブルを見つけました。コネクタは、ミニDIN8pinオス-ミニDIN8pinメスとなっています。これはPC-9821のキーボードケーブルを延長するためのケーブルとのことです。PC-9821(PC-9800シリーズ)本体は、とうの昔にディスコンになっていますが、保守部品は未だに需要があるのですね。価格は1本あたり税込み1,500円弱でした。

もし10mの長さが必要な場合は、この延長ケーブルを2本(6m分)使えばかなりお得ですね。ちなみにこのケーブルをFC-40の延長ケーブル用として購入された方のレビューが載っており、特に問題なく使用されているとのことです。

なお、このケーブルはそもそも屋内用ですのでリグ側にこれを使い、屋外のATU側には付属の5mケーブルを使うのが良いのでは・・・と思っています。屋外側に長さが必要な場合は延長ケーブルを何本も使うのではなく、所定の長さのケーブルに交換した方が良いかも知れません。

ということで、コントロールケーブル長の問題は何とか解決できそうです。ところで肝心のFC-40ですが、各ネットショップでは「予約」や「納期未定」などと表示されていて、品薄状態のようです。

bookmark_border[643] 「ATU+ロングワイヤ」再チャレンジ

そろそろまたベランダのアンテナ環境を変えてみたくなり、1年余り前に一度試みて挫折した「ATU+ロングワイヤ」を再度チャレンジしようと画策中です。

当時は、シャックから遠隔操作できるようにしたベランダ設置の「ATU-100」と「5m長ロッドアンテナ」の組み合せで試したのですが、6m・10m・40mはSWRが下がらずNG、12m・15m・30mはOK、17m・20mは一応TUNEはできたものの電波を出している途中でJTDXの「リグコントロールエラー」となってNGでした。

10mはエレメント長が1/2λのため、また40mはエレメントが短すぎたためSWRが下がらず、そしてUNUNを使わずにやっていたため回り込みが発生したのかなと思っています。

今にして思えばATU-100はロングワイヤには使いずらく、ある程度マッチングが取れたアンテナの可用周波数幅を広げるためのもので、リグ内蔵チューナよりももう少し調整幅が広めの屋内型チューナとの位置付けと理解しています。

そのためロングワイヤ用のATUが必要との思いに至り、最近はメインリグのFT-991AMから自動コントロールできるFC-40を第1候補として考えています。もちろんロングワイヤ自体をどうするかという課題もありますが、ATUが決まればその他を準備するモチベーションも上がるはずですので、まずはATUを検討したいと思っています。

bookmark_border[642] 昨日の状況

昨日午前中は雨のためATAS-120Aアンテナが使えず、ベランダ内に設置したHFV5を使って10mと6mでFT8を運用しました。

10mでパイルになっていましたが、先方のエンティティはミクロネシアでした。QRZ.comによると、US局が南の島で移動運用されているようです。

このエンティティは私も初めてでしたので試しに呼んでみましたが、全く歯が立たずすぐにあきらめました。

午後は6mでベトナム局とつながりました。この局とはこれまで30m/20m/17m/15m/12m/10mと6バンドでつながっていたのですが、6mでは初めてです。Esのお陰ですね。

その他、2m、430で初めての局をお見かけし、QSOさせていただきました。

それから、先日受領したQSLカードへの返信カードを準備して発送しました。相手局に届くのは年明けになってしまうのでしょうか・・・。

bookmark_border[640] 懐かしの50MHz

CQ誌は毎月購入していますが、ここのところ書店ではなくAmazonで買うことが多くなりました。理由は、①送料が無料なこと、➁ポイントが付くこと、③発売日に急いで買うことも無いと思い始めたことによります。

以前は興味のある記事や、今後もためになると思われる記事だけを残してあとは処分していましたが、それも段々と億劫になって、今では狭い本棚に2022年1月号から各号並んでいます。

別冊付録が付いていない月は少し損をした気分になりますが、今回の5月号には「懐かしの50MHz」というタイトルの別冊付録が付いていました。

私の6mの思い出はというと、中学時代に友人がTR-5200とフルサイズGPを購入したのを見て羨ましく思ったものです。やはり当時も6mは入門バンドで、TR-5200やRJX-601などが人気だったと思います。いずれもVHFながらVFO搭載でしたので憧れの機種でした。

ちなみに私は2mのTR-2200を使っていました。これはオリジナルでMax 6CH分の水晶しか実装できませんでしたが、TR-2200G(12CH)の登場に伴い、12CH改造キットが出てすぐに飛び付きました。いずれにせよQRG分の水晶が必要な機種ではコスパが悪く、やはりVFOが良いと思ったものです。

その他、6mでの思い出は叔父がTR-1000を譲ってくれたことです。ただ、使いこなすことなく、長い間押し入れの隅に眠ってしまいそのうち処分してしまいました。今思えばもったいないことをしたものです。

この様に、6mではワクワクした感覚はあまり残っていないのですが、昔のビギナーに優しいバンドというイメージはあります。またEスポを経験すれば、より興味が湧くバンドだと思います。

改めて6mの魅力を発見できるかも知れませんので、記事を読み進めたいと思います。