[654] 「物干しロープアンテナ」の実力?

昨日は天気が不安定だったためATAS-120Aを使うのを控え、ベランダに物干しロープの様に張ったワイヤで細々とFT8を運用しました。一応、20m、80m、160mバンド以外はATUのお陰でSWRが下がっているので取り敢えずそれで良しとしていますが、アンテナ効率は出ていないでしょうし、なんちゃってアンテナの部類であることは否定できません。

それでも17mでは、当局初となる東ティモール局とQSOができました。

ネットで調べるとこの局はロシアのDXペディションチームのようで、QRZ.comで寄付を募っていました。この局とは15mでもQSOが成立しました。

その後、15mではキューバ局を受信したのでダメ元で呼んでみましたが、他局へ応答したためJTDXはTXを自動停止しました。

で、すぐに諦めて、先日受領したQSLカードへの返信カードを印刷しようとプリンタの設定をした後、ふとJTDXの画面を見ると・・・何と、先ほどのキューバ局から何度も応答があったではありませんか。ちなみに、042030時のJK1は当局ではありません。

こういう時は改めて最初に戻ってGLから送るのが良いのでしょうが、申し訳ないと思いつつ先方のQSO中にRレポートを出したところ、そのQSO終了後にすぐにRR73 を送ってくださいました。FT8の1QSOに8分30秒もかかったのは、これが初めてかも知れません。相手局には本当に感謝です。こういう事があると、無線に対するモチベーションが更に上がります。

改めて、物干しロープアンテナの実力・・・というか、空のコンディションと相手局の無線設備の素晴らしさを実感した次第です。

 

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です