bookmark_border[102] 開局当時の局免

「初心にかえろう」の一環で、昔の局免を引っ張り出してきました。開局当時は7エリアに住んでおりJA7コールです。本来は期限切れの免許状は返却するのですが失念しておりました。

縦長の手書き免許状で、移動範囲に「沖縄県区域」との特記があり時代を感じさせられます。ちょうど沖縄返還の記念すべき年ですね。

その後、1エリアに移って何年か後に今のコールサインを貰いました。このときはすでに横長の免許状になっていました。

前の局免の有効期間中だったため、免許の年月日も有効期限も前と同じです。移動範囲がブランクになっているということは、このときは移動しない局だったのかと今になって気づきました。おそらく申請時の記入漏れかと思います。

昔の局免を見たところで「初心にかえろう」の拠り所は見出せませんでしたが、強いて言うならば、なるべく送信出力を絞って運用すべきということでしょうか・・・

bookmark_border[101] アマチュアコード

たまには初心に戻って新鮮な気持ちに立ち返る意味で、かつてJARLが制定したアマチュアコードを確認しました。

・アマチュアは、良き社会人であること
・アマチュアは、健全であること
・アマチュアは、親切であること
・アマチュアは、進歩的であること
・アマチュアは、国際的であること

普遍的な内容でありアマチュア無線技士たる者の価値の根幹をなすものですので、常に心してアマチュア業務に携わっていきたいと思います。

なお各項目に対応する行動指針もあるようですが、JARLのサイトでは見つけられませんでした。具体的な行動への落とし込みは自身で考えるべきものと理解しました。

bookmark_border[100] アンテナチューナーのリレー音

今まで気付かなかったのですが、リグ内蔵のアンテナチューナーをOFFにして送信するとONの時に比べてリレーの音が小さくなります。

以前HFV-5アンテナを使っていたときはアンテナチューナーを常にONにしていて運用する都度チューニングしていたのですが、アンテナをHFJ-350Mに変えてからはピンポイントでSWRを調整しているためONにする必要は無いものの、つい設定を変えずにONのまま運用していました。

最近ようやくそれに気がつきOFFにしたところ、前と比べてリレーの音が静かです。

そもそもSWRを調整していればアンテナチューナーを通す必要は無いため、今まで無駄にリレーを動作させていたようです。また、リレーやアンテナチューナーを通したTX ONのタイミングと、PCのFT8信号送出タイミングが結構微妙だったかも知れないと思っています。

音が軽くなったこともあり、リグの動作も軽くなったように感じます。

bookmark_border[99] FT8運用時のAGC設定

「FT8運用時にはAGCをOFFに」という記事を見かけるのですが、バンド内が混んでいる場合や強い信号の局が出ているときはAGCをON(FAST)にすると信号の高調波が見えにくくなり、ウォーターフォールの波形もメリハリが出てデコードがし易くなると感じています。

逆に、空いているときや弱い信号を受信するときは、AGCはOFFにした方が良いように感じます。

原理的なことはわからないのですが、経験上そのような感じですので当局の受信系にはそれが良いのだと思います。もう少し経験を積めば帰納的方法で原理にたどり着けるのかも知れませんが、まだまだ情報不足といったところです。

bookmark_border[98] FT-450DMとFTDX10Mのスペック比較

このところアンテナ方面にかまけてリグのことは無頓着になっていましたので、気分転換に八重洲の最新HF/6m機FTDX10Mと、当局所有のFT-450DMのスペックを比較してみました。

送信部についてはスペック上はそれほど大きな差は無いようですが受信特性が違いますね。感度と選択度のスペック差は歴然です。

たとえばSSB/CWの感度ではFT-450DMが1.8~30MHz: 0.25μV以下、50~54MHz: 0.2μV以下なのに対し、FTDX10Mは1.8~30MHz: 0.16μV以下、50~54MHz: 0.125μV以下です。これはFTDX101DMと同じですね。

すなわち10dBのS/Nを得るのに必要な入力信号レベルが、FTDX10Mの方がFT-450DMの6割程度で済むということです。

他方、イメージ抑圧の特性はFTDX10Mの方が若干悪いようにも見えます。もっとも1st IFがFT-450DMの67.899MHzに対してFTDX10Mは9.005MHzでイメージ周波数自体全く違いますので、その影響度は単純に比較できないのかも知れません。なおIM特性は読み取れませんでした。

やはり感度特性の差は魅力ですね。ただいくら耳が良くてもこちらの信号が届かないのであればフラストレーションが溜まりそうです。などと自分に言い聞かせています。

アンテナ環境を考えると現在のリグが最適なのかも知れません。「いつかはFTDX」ということで・・・