[98] FT-450DMとFTDX10Mのスペック比較

このところアンテナ方面にかまけてリグのことは無頓着になっていましたので、気分転換に八重洲の最新HF/6m機FTDX10Mと、当局所有のFT-450DMのスペックを比較してみました。

送信部についてはスペック上はそれほど大きな差は無いようですが受信特性が違いますね。感度と選択度のスペック差は歴然です。

たとえばSSB/CWの感度ではFT-450DMが1.8~30MHz: 0.25μV以下、50~54MHz: 0.2μV以下なのに対し、FTDX10Mは1.8~30MHz: 0.16μV以下、50~54MHz: 0.125μV以下です。これはFTDX101DMと同じですね。

すなわち10dBのS/Nを得るのに必要な入力信号レベルが、FTDX10Mの方がFT-450DMの6割程度で済むということです。

他方、イメージ抑圧の特性はFTDX10Mの方が若干悪いようにも見えます。もっとも1st IFがFT-450DMの67.899MHzに対してFTDX10Mは9.005MHzでイメージ周波数自体全く違いますので、その影響度は単純に比較できないのかも知れません。なおIM特性は読み取れませんでした。

やはり感度特性の差は魅力ですね。ただいくら耳が良くてもこちらの信号が届かないのであればフラストレーションが溜まりそうです。などと自分に言い聞かせています。

アンテナ環境を考えると現在のリグが最適なのかも知れません。「いつかはFTDX」ということで・・・

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