久しぶりに80mバンド FT8でDXを試したので、伝搬状況を見てみました。
この様な感じです。北米は西海岸止まりでした。-10dB以上で受信できる局は大体QSOができる感覚ですが、不思議なことに台湾や香港の局は強く受信ができているのにいくら呼んでも応答がありません。また試してみたいと思います。
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久しぶりに80mバンド FT8でDXを試したので、伝搬状況を見てみました。
この様な感じです。北米は西海岸止まりでした。-10dB以上で受信できる局は大体QSOができる感覚ですが、不思議なことに台湾や香港の局は強く受信ができているのにいくら呼んでも応答がありません。また試してみたいと思います。
PSK Reporterで2m/430の伝搬状況を確認しました。
ピンクが2m、緑が430です。430ではたまたま1局のみではありますが、3エリアまで信号が届いていることがわかりました。ますますベランダ八木アンテナに興味が向きそうです。
JTDXはこれまで「v2.2.0-rc152」というバージョンを使っていましたが、CQ誌2月号の記事で「v2.2.0-rc155」が昨年12月にリリースされたことを知り、アップデートしました。JTAlertのアプリ起動設定も変更してJTDXを立ち上げました。
CQ誌の記事によると「CL」「DT」のスピンボックス表示が追加されたとのことです。たしかに画面を見るとこれらの項目が表示されていました。CLとDTはいずれもPCでのデコードを間引くための設定項目とのこと。パラメータを細かく設定できるようなのでバンドが混んでいるときに試してみようと思います。
新バージョンで半日ほど運用しましたが、旧バージョンとの違いで気が付いたのは当局が呼んだ局が他局に応答した際に表示文字の色が薄くなったことくらいで、他には特に違いは感じませんでした。これから使っていくうちにバージョンアップのメリットが感じられるものと楽しみにしています。
このリグで初めて電波を出したときに思ったのは「きちんと送信されているのか・・・」ということでした。
というのは、前リグのFT-450DMでは送信するとすぐにファンが起動して音で送信状態であることが分かったのですが、FT-991AMは送信ONしてもリレーの軽いクリック音がするだけで静かなままです。これまでに「送信ONのときは音がする」との刷り込みがなされ、このリグではその様な動作ではなかったので違和感を覚えたのだと思います。
少しすると慣れてきました。送信を繰り返しているとそのうちファンが動作し始め、その回転数も次第に大きくなっていきます。温度に応じてダイナミックにコントロールしているものと思われます。
前のFT-450DMでは、送信を繰り返すと受信時にはファンの音が更に大きくなり、リグが壊れて暴走してしまったのではないかというほどでしたが、それはそれで個性として味のあるものでした。
FT-991AMのメインディスプレイのカラー表示やサブディスプレイのLEDアイコン表示は綺麗で、全体のデザイン含め上品に纏められている印象です。
タッチパネルは保護フィルムを貼っているのですが、それでもあまり指で汚したくないので、ボールペンをスタイラス代わりに使うことにしました。ノック式のボールペンの芯を出さない状態ですと良い感じにタッチできます。ただ強く押し過ぎないように気を付ける必要がありますね。
PCとのインターフェースは、これまではSCU-17を介してCATコマンドやオーディオ信号をリグに送っていたのですが、それが無くなりPC直結になったため、あくまでも感覚的なものではありますが、モッサリ感が無くなりFT8のシーケンスが淀みなく進んでいるように感じます。
2m/430でFT8ができるようになったのでしばらくはそちらでQRVし、HFは疎かになりそうです。
2mバンドでFT8をしているときに7コールの局長さんから呼んでいただきました。
相互の信号は-21dBから-22dBで弱いものでしたが、再送することなくスムーズにQSOをすることができました。秋田県の局ということがわかり直線距離にして400kmほどあります。
私の家は集合住宅で、しかもアンテナは南西向きのベランダ内に取り付けたモービルホイップです。7エリアは反対側になりますが、斜向かいには大きな建物が平行に建っており、それに反射して秋田県の方に電波が飛んで行ったものと推察されます。相手局のアンテナ設備がよほど立派だったと思われ、思いがけず遠距離QSOができて良かったです。
430などはビームアンテナでうまく反射を利用すればベランダ設置の小型アンテナでもうまくいくかも・・・と、また欲が出てしまいました。