bookmark_border[142] 春一番

以前、ベランダの三脚アンテナで運用していたときに風で倒れてしまったことから、それ以後、風には少々センシティブです。

部屋の窓からは建設中のビルが見え、その屋上に吹き流しが架かっているため、風の具合を見るにはちょうど良い指標になっています。

昨日は、昼間南風がやや強く吹いている様子が見えました。「春一番」ということで、関東地方では統計開始以来最も早い発表とのことです。今年は例年より立春が一日早かったのも影響しているのかも知れません。

「春一番」というとキャンディーズが思い浮かびます。当時は高校生で、無線部のシャックで八重洲の古めかしい四角くてごついリグ(FTDX400かと思います。)を恐る恐る操作していたことを思い出しました。

bookmark_border[141] 内蔵アンテナチューナ―動作の謎

先日HFV5アンテナを使って6m FT8で電波を出す際、SWRが2を超えていたため内蔵のアンテナチューナーを使いました。

TUNEボタンを長押ししてチューニングし送信すると、何とTUNER表示が消えSWR表示が2を超えています。慌てて送信を止め、再びTUNEボタンを押し送信してもやはりTUNER表示が消えてしまいます。

これは故障か・・・と少し動揺した後、気を取り直してTUNEボタンを押しTUNER表示が付いた状態でJTDXの信号周波数をずらすとTUNER表示が消えることに気が付きました。

そこでJTDXの無線機設定のスプリット操作を「リグ」から「指定無し」に変更し、改めてTUNEボタンを押して送信すると今度はTUNER表示は消えることなくSWR表示も低い値になりました。

このことから、VFO-A、VFO-Bでスプリット操作をするとアンテナチューナ―はうまく使えないように見えます。これが本来の仕様なのか、設定で変更できるのか、不具合なのか、そもそも操作方法が間違っているのかネットでも情報が見当たらなかったので、八重洲無線にメールで問い合わせをしました。現在、回答待ちです。

bookmark_border[140] HFV5再登場

久しぶりにHFV5短縮ダイポールアンテナを使ってみたくなり、部材一式引っ張り出しました。ベランダ内に設置するとどのような送受信性能になるのか試したくなったのです。

25Φのポールを30度くらいの角度で取付け、アンテナの左右のエレメントが斜め前方に向くようにしました。エレメントの先はベランダから外に出ないギリギリの位置です。

まずその状態でFT8の周波数でSWRを測ると、各バンドともディップ点にきており以前の調整状態が保たれているようです。10mと6mのSWRは2を超える程度で、他の周波数はそれよりも低い値なので運用可能と思われます。

そこで40mバンドで受信すると多くの局が出ています。試しに呼んでも応答がありません。CQを出しても反応無しでした。PSK Reporterで電波の飛び具合を見てみると、なんと3エリアの一部しか飛んでいませんでした。

次に6mバンドでCQを出しても同様に反応がありません。かろうじて1都3県には飛んでいるようです。

予想以上に悪い結果に終わり少し残念な気持ちです。ベランダにそのまま付けておくのも邪魔で危険なので早々に撤収し、再度、お蔵入りとなりました。

bookmark_border[139] QSOパーティーのステッカー

JARLより今年のQSOパーティーのステッカーが届きました。思ったより早かったです。

台紙を注文しようか迷っていましたが、特に急ぐものでもありませんので当面そのままにしておきます。一度ステッカーを台紙に貼ってしまうとブランク部分を埋めようと毎年正月には脅迫観念に駆られそうで、気楽に無線を続けたいという思いもあります。

同様に、JCC/JGCやその他アワードなども、今のところあまり興味を感じません。結果として達成できていれば記念として申請するのも良いでしょうが、狙って獲りに行くというのはプレッシャーやストレスになりそうです。もっとも当局の運用環境では「狙って獲りにいく」というのは難しいのですが・・・

ただFT8では未交信局を交信済みにするのが楽しく、そういう意味では「穴埋め」の罠にはまっているのかも知れません。

ステッカーは無くさないように大切にしまっておきます。

bookmark_border[138] 160mバンドでの初QSO

再び「HFJ-350M+HFJ-L1.8/1.9」アンテナを取り出し、ようやく160mでFT8 QSOができました。全て国内局ではありますが、40分間に15局とのQSO成立です。コンディションが良かったのか、前回は全く鳴かず飛ばずだったのが、今回はこのような状況です。

それにしても、HFJ-350Mというアンテナは素晴らしいですね。わずか2m足らずのロッドエレメントにカウンターポイズは5mを5本、10m、7m、3mを各1本ずつ付けただけでSWRが1近くまで落ち、各エリアに電波が飛んでいきます。(おそらく10mのものが効いていると思われます。)また、以前FT-450DMではこのバンドは結構ノイズが多いように感じたのですが、今のリグではクリアに受信できるようです。

なおこのバンドは、JTDXのデフォルト設定でスプリット運用をすると受信側は1.8M帯なのに送信側が1.9M帯になってしまいますので、JTDXの「その他」設定でクロスバンド運用のチェックを外す必要があります。

このように160mバンドでQRVできることが確認できたことから、MFからUHFまでますます楽しみが広がりました。試行錯誤の日々が続き、興味が尽きることがありません。