bookmark_border[182] 430 FT8でのQRH対応

先日、430でFT8をしていたときのことです。

当局がCQを出してしばらくすると、JTDXのワイドグラフにオンフレの信号が現われました。おそらく当局を呼んでいただいているものと思いますが、受信できません。

結局QSOには至らずに終わってしまいました。

その局の信号波形が少し斜めになっており当局(受信側)または相手局(送信側)がややドリフト気味のようでした。当局の受信機がそれに追随できていなかったのですが、これからも同じ現象が起きると思いますので、何とかQSOできないものか考えてみたいと思います。

当局の信号が相手局で受信できていることを前提として・・・真っ先に思いつくのは、受信中にワイドグラフを見ながらクラリファイア(RIT)を動かしていくということです。ただ430でクラリファイアが動作するのか、数Hz~数十Hzレベルで調整できるのかわかりません。
また機会があれば試してみたいと思います。

bookmark_border[181] HFV5 位置調整

ベランダ内に設置しているHFV5アンテナの位置を少し下げてみました。というのもエレメントの先が上階のベランダに近くて、放射効率が悪そうだったからです。

30センチほど下げてみましたら、電波の飛びも受けも良くなったような気がします。特に10m FT8ではインドネシアの局が強く入るようになり、20分の間に立て続けに6局とのDX QSOが成立しました。その後、香港やオーストラリアの局ともスムーズにQSOできました。

アンテナ位置変更による改善なのか、たまたま空のコンディションが良かったのかは分かりませんが、今の設置環境ではベストに近づいたのかなと勝手に判断しています。これからのシーズンが楽しみです。

bookmark_border[180] 交信済みエリアの可視化(1エリア)

交信済みエリアを「市区町村」単位で可視化する作業を始めました。

「KenMap」という白地図作成のフリーソフトを使わせていただき、取り敢えず1エリアの交信実績を反映させました。このソフトは市区町村名も表示できるのですが、この大きさではビジーになってしまうため表示はOFFにしています。

 

1エリアにはこの他に伊豆半島や小笠原などの島しょ部もあるため、それをどの様に表示するか思案中です。試しに関東地方と同じ地図上に描いてみたのですが、距離があり過ぎて現実的ではありません。天気予報のように、横に島しょ部が表示できる機能があれば良いのですがどうも無さそうです。

そこで「伊豆諸島+小笠原」を纏めて別ファイルにするか、「伊豆諸島」と「小笠原」を別にして1エリアは都合3ファイルとするか・・・試してみたいと思います。

なお蛇足ながら、このような作業をしているうちにJCC/JCGをジグソーパズルにしたら面白いのではないかと思うようになりました。Confirm済み地域のピースだけをはめて(貼って)いき、最終的に全ピースがはまれば完成とか・・・ソフトでも良いのですが、やはりリアルなQSOをこなしながらリアルなパズルで日本列島のピースを埋めていく「遊び」は、想像するだけで楽しそうです。

bookmark_border[179] 通勤電車の思い出

無線とは関係の無い話題ですが、JRの185系定期運用終了のニュースに接し、学生時代から会社入社後数年に渡り東海道線で通っていた頃のことを思い出しました。

当時は、運用本数はわずかですが昼間80系旧型電車も走っていた時代でした。

やはり、せっかく乗るのであれば3つドア車(113系)よりも2つドア車(153系)という気分でしたので、185系の投入はとても新鮮で嬉しくもあり、毎日このような電車に乗って良いのだろうかという複雑な思いもありました。

185系の「8」は特急型を表し、それまでの特急というと夜行ではブルートレインや583系電車のイメージがあり、また昼行では7エリアに住んでいたころはボンネット483系「ひばり」に馴染みがあって、客車特急を除く先頭車両は、顔には逆三角形型のシンボルプレートが、車両の両側には「JNR」流線形ロゴの切り抜きプレートが付けられ、各駅停車や急行とは色も形も一線を画した特急ブランドが形成されていました。

それに対し185系は、顔に小さなシンボルプレートは付けているものの、特急型ながら窓は開きシートも当時の特急のものより簡素で、斜めストライプのカラーリングは特急とは思えないような斬新なものでした。車両のコンセプトとしては153系や157系のいわゆる急行型の後継だったのかも知れませんが、各駅停車から特急までフレキシブルに運用させることから、あえて特急型の型番を付けたのだそうです。ただやはり「8」には違和感がありました。

それから40年が過ぎ、今やレトロ車両という感じなのでしょうか。窓のラッチレバーやタバコのヤニ色が染みついた内装、大きなモーター音など、それまであまり意識しなかった昭和のものがまた一つ無くなっていくのは少し寂しい気がします。

bookmark_border[178] 同軸ケーブルの色

アマチュア無線用同軸ケーブルの色は黒が当たり前ですが、昨年無線を再開したころは黒い同軸ケーブルに違和感を覚えていました。というのも、私の古い感覚では黒は75Ω系で、グレーが50Ω系だったからです。ですから当時はグレーが当たり前でした。ただモービル用に良く使われていたRG-58/Uは黒だったかも知れません。

同軸ケーブルの色についてネットで少し検索してみましたが、よくわかりませんでした。色と電気的規格にはあまり関係が無いものと思われます。

コネクタについては基本構造は変わらないですね。そもそも変わりようが無いのですが・・・ 私自身、ケーブルとコネクタのはんだ付けが苦手で、アマチュア精神に反するおそれはありますが市販のコネクタ付ケーブルに頼りっきりです。短い場合はMJ-MJを介してケーブルを継ぎ足しています。