bookmark_border[478] 屋外型ATU比較

今年はDXCC(100)を目指してFT8をのんびり運用していこうと思っているのですが、やはり空のコンディション頼みという部分が大きく、どうしても受け身になってしまいます。

そこで自ら何かできないかと思い、禁断の屋外型ATU(Antenna Tuning Unit:アンテナ同調ユニット)について調べ始めました。なぜ禁断かというと、大枚をはたいてATUとエレメントを設置したものの結果が期待外れだったときのショックを想像すると迂闊に手を出すのは危険と思っているからです。また5m~6mもの長さのエレメントをベランダから外に出す勇気も中々湧いてきません。

ただ一方で、少しでも可能性があるのであれば試してみたいという気持ちも大きくなっています。

小遣いを貯めながら何か月先になるかわかりませんが、将来のATU導入に備えてまずはネットでどの様な選択肢があるのかチェックし、比較表に纏めてみました。

なおこれ以外にも色々とあるようですが、当局のリグに適合しなさそうなものと、金額/性能のバランスが取れていなさそうなものは独断で省いています。また、見落としも結構あると思います。

ちなみにこれらはネットから拾ってきた情報ですので内容に変更があるかも知れませんし、正確性については保証の限りではありません。

当局の免許は50Wで、今後もそれを超える出力を出すつもりはありませんので、以下の3択になるかと思います。

・FC-40
・CG-3000
・MFJ-926B

ここでMFJ-926Bの重さを「?」としたのは、参照した資料には1ポンドと記載されていたもののそれが正しいとすると454gとなり、他のATUと比べて極端に軽いため疑問に思ったからです。

MFJの特長は何と言ってもコントロールケーブルが不要なことです。ただスペック上の周波数は30MHz止まりです。他方、FC-40は50MHzまで対応しており最安ですし、当局のリグはFT-991AMですので整合性や使い勝手の面では最適です。

CG-3000はコントロールケーブルが必要なことと30MHzまでしか対応していないということですので、他のATUとの比較では少し厳しいという感じです。

従って、今時点では「FC-40」「MFJ-926B」の2択ですが、そのうちFC-40のケーブルレス版が出ないかなと期待したいところです。ATAS-120Aがケーブルレスなのでその技術を応用すればできるのではないかと素人ながらに思ってしまいます。また、リセールバリューや保守対応、納期のことも考えておいた方が良いかも知れません。

いずれにせよ、まだ数か月間は悩むことになりそうです。

bookmark_border[477] JTDXアップデート(156→157)

JTDXを「v.2.2.156」から「v.2.2.157」にアップデートしました。

前バージョンからの変更点はJTDXサイトに掲載されています。専門的な内容のため当局には理解できませんが、一つだけ「SWR」というワードが出てきます。JTDX上にSWR値が表示されるようで、実際、送信時には赤丸部分の様に表示されました。

TX出力も表示されていますが、これは前バージョンでも同じだったのでしょうか・・・当局が使っているPCは性能が良くないため、PCに負担を掛けそうな機能は普段OFFにしており、JTDXを157にアップデート後に「Setting」→「Radio」の画面で「Output power」にチェックを入れたらこの様に表示されました。またこのチェックを外すとTX出力とSWR値は表示されなくなりました。

その他の違いは分かりませんでした。おそらく今後CQ誌などで詳しく解説していただけるでしょうからそれに期待したいと思いますが、使ってみた限りでは出力バー以外には変化は感じません。もっとも普段複雑な使い方はしていないのと、そもそも前バージョンでの画面を正確には記憶していないので、違いに気付かないだけかと思います。

今後「157」の恩恵を感じられることがあるかも知れませんね。

bookmark_border[476] QSLカード発送

先月末に受領したQSLカードに対する返信カードを印刷し発送しました。いつもは受領してから発送するまで1ヶ月ほど空いてしまうのですが、今回は枚数が180枚程度と、従来に比べて多くなかったことと、ちょうど年末年始の連休というタイミングだったため、早めに終えることができました。

なお、受領したカードの内容はできるだけ慎重に見るよう心掛けています。中にはログに記録されていないものがあったり、バンドなどの記載内容が違っていると思われるものもあります。またポータブル局の運用場所はQSO時にはわからないこともあり、カードに記載された情報を元にログを更新しています。

ログ更新時に悩むのは、氏名・住所などの個人情報の扱いですが、電子ログではセキュリティの懸念があるため、住所は市区町村レベルの記録に留めるようにしています。もっとも、これは町名・番地までログに入力するのが面倒というのが一番の理由なのですが・・・

JARLへの送付はいつもと同じクリックポストです。送られてきた時の封筒にそのまま入れ伝票を印刷し貼り付けてポストに投函するだけなので、手軽でとても便利です。

ちなみに、受領したカードの保管方法がまだ定まっていません。スペース的にはケースに入れずにそのまま書棚の中に積み上げておくのが良いのですが、きちんとインデックスを作って分類しソーティングしてケースにでも入れておかないと検索が難しいという思いもあります。とは言え、検索は電子ログでできるということもあり、当局にとって悩ましい課題です。

bookmark_border[475] QSOパーティ2日め

昨日はQSOパーティ2日めで、新たに6局の局長さんとFT8でSNR/OPを交換させていただきました。

実はあと2局「CQ NP」を出している局に応答してつながったのですが、先方からOPを受領できなかっため残念ながらカウントできませんでした。

なお一昨日分と合わせてこれで20局達成です。そのため、今日からは局数を気にすることなく運用できそうです。

一昨日は2m/430、昨日は6m/2mと徐々にバンドを下げています。この下のHF帯はスムーズにシーケンスを進める自信が無いため、今後も回線が安定しているVHF/UHFの中で回ってみたいと思います。

そのうち、今回のQSOパーティでQSO済みの局かどうかわからなくなってしまうおそれがありますので、こちらからCQ NPを出して応答していただいた方が良いかも知れません。少し手抜きになってしまいますが・・・

ところで「パーティ」か「パーティー」かどちらが正しいのか調べてみました。というのも昨年1月に当局が投稿したブログに「パーティー」との表記があったため、ちょっと気になっていたのです。当時は特に意識していませんでした。

JARLのサイトには「QSOパーティ」とありましたのでここでは「パーティ」が正しいようです。ちなみにアマチュア無線とは関係ありませんが、放送関係のサイトにはPartyは日本語で「パーティー」と表記し発音するとの記載がありました。

なお工学系の用語は、トランジスタ、キャパシタ、コンピュータ、サーバのように最後に「ー」を付けないですね。その流れでユーザーのことを「ユーザ」などと書いたりします。アマチュア無線の世界では「パーティ」が正解であること、改めて確認した次第です。

bookmark_border[474] QSOパーティ初日参加

昨日はQSOパーティ初日ということもあり、半手動シーケンスに戸惑いつつも1年前を思い出しながら、2m/430のFT8で15局の局長さんとレポート/OP名を交換させていただきました。

なぜ初めにこれらのバンドを選んだかというと、通信が安定していて信号を再送するケースが少なく、普段とは違うシーケンスが進んでいる中でイレギュラー対応する必要が無さそうだからということと、DX局に迷惑にならないようにという理由です。ちなみに昨年の記録を見ると全て80mでの参加でした。その時はまだ2m/430でFT8に出られるリグを持っていなかったのですね。

なおQSOパーティは6日間続きますが、最低20局とQSOをし、更に「6日連続特典」を狙うためには毎日違う局を最低1局は含める必要があるため、あまり初日に飛ばし過ぎると以後は全ての局が「交信済み」になってしまうという懸念がありますので(考え過ぎですが・・・)、昨日は少し早めに切り上げることにしました。

その後専用ログシートに15局分記録しました。当局はExcelを使っており自動で記録されないため、あとで溜まってしまわないように毎日せっせと打ち込むことにします。また、OP名が交換できなかった場合は通常のQSOとして、専用ログには含めないようにしないといけませんね。

ひとまず初日はリハビリも兼ねて無事終えることができました。