bookmark_border[474] QSOパーティ初日参加

昨日はQSOパーティ初日ということもあり、半手動シーケンスに戸惑いつつも1年前を思い出しながら、2m/430のFT8で15局の局長さんとレポート/OP名を交換させていただきました。

なぜ初めにこれらのバンドを選んだかというと、通信が安定していて信号を再送するケースが少なく、普段とは違うシーケンスが進んでいる中でイレギュラー対応する必要が無さそうだからということと、DX局に迷惑にならないようにという理由です。ちなみに昨年の記録を見ると全て80mでの参加でした。その時はまだ2m/430でFT8に出られるリグを持っていなかったのですね。

なおQSOパーティは6日間続きますが、最低20局とQSOをし、更に「6日連続特典」を狙うためには毎日違う局を最低1局は含める必要があるため、あまり初日に飛ばし過ぎると以後は全ての局が「交信済み」になってしまうという懸念がありますので(考え過ぎですが・・・)、昨日は少し早めに切り上げることにしました。

その後専用ログシートに15局分記録しました。当局はExcelを使っており自動で記録されないため、あとで溜まってしまわないように毎日せっせと打ち込むことにします。また、OP名が交換できなかった場合は通常のQSOとして、専用ログには含めないようにしないといけませんね。

ひとまず初日はリハビリも兼ねて無事終えることができました。

bookmark_border[473] QSOパーティ準備

本日(1/2)午前9時から1/7午後9時までの6日間、QSOパーティが開催されます。

今年はお年玉特別企画として、6日間連続して参加したJARL会員局に抽選で、JARLオリジナル手ぬぐい100本とハンディ機3台をプレゼントしていただけるとのことです。JARLの案内サイトには以下の注意書きがありました。

・忘れずにサマリーシートの 「意見欄」に「連続日交信」と記入してください。
・ログシートには、異なる局と交信された6日間の交信記録を記入して、書類を提出してください。

当局は6日間参加できるかどうか自信がありませんが、年に一度の機会ですのでなるべく頑張ってみたいと思います。

イメージトレーニングとして、当局が昨年FT8で参加したときのブログ記事「[112] QSQパーティのTips」を見てみました。

もっと効率的な方法はあるのでしょうが、これによると・・・

(当局がCQを出し、SNRが双方0dBの場合のシーケンス例)

① CQ NP JK1BSH PM95
→CQ NYPとする局もいたが、JTDX側でCQ局とは認識せず。

② JK1BSH (相手局コールサイン)(相手局GL)
→自動認識せずに再度①を送信したので、手動で相手局をクリック。

③ (相手局コールサイン) JK1BSH +00

④ JK1BSH (相手局コールサイン) R+00

⑤ (相手局コールサイン) JK1BSH RRR
→③から⑤までは通常プロセス。この間に⑦の定型文をセット。

⑥ OP (相手局OP名) TU 73

⑦ OP (当局OP名) TU 73
→⑥と⑦は13文字以内に収める必要あり。

なお、当時のJTDXのバージョンはv2.2.0-rc152で、今はv2.2.156を使っていますので、もしかすると違う部分が出てくるかも知れません。

ちなみにJTDXのサイトで最新バージョンを確認すると157がリリースされているようです。何が変わったのか見ていませんが、早速アップデートしようと思います。

bookmark_border[472] 今年の抱負

年が明けて2022年になりました。今年もFT8中心に運用していくつもりですが、CWもマスターしたいと思っています。

昔、モールス受信練習用のカセットテープと送信練習用の電鍵を使って学習し、欧文電信の実技試験を受けて2アマを取得していますので一応CWは運用できることにはなっているのですが、ほとんどCWでのQSO実績が無いため全く自信がありません。ちなみに試験制度改定後に1アマを取得しましたが、電信実技は無く和文も無かったのでCWという意味ではあまり意味が無かったかも知れません。

CQ誌のCW関連記事を見ていると、何か簡単にできそうで思わずその気になってしまうのですが、相手局次第ということもありますので実際はそう甘くは無いのでしょうね。まずは受信練習が必須ですが、今の時代はPCやスマホのアプリが色々あるようですのでそれを使ってみようと思います。まあ趣味の世界ですので、あせらずじっくりやっていければ良いですね。

それから、FT8では少しでもDXCCに近づけるように多くの初エンティティ局とコンタクトできれば良いと思います。ただ無線設備やアンテナ環境も限られているため、チャンスを逃さずに他局に迷惑をかけることなく粘っていきたいものです。
毎年確実に体力は落ちていますが、気力だけは持ち続け新たな目標にチャレンジしていければと思います。

bookmark_border[471] 一年を振り返って

2021年も今日が最終日ということで、この一年の当局のアマチュア無線に対するアクティビティを振り返ってみました。

まずリグについては、昨年7月に再開局した当初はFT-450DMを使いHF/6mでFT8を運用していましたが、年明けにFT-991AMに買い替え2m/430でも運用できるようになりました。またワッチ専用機になってしまっていますが、Phone用としてFT3Dを入手しています。その直後にFT5Dが発売されたので少しタイミングが悪かったのですが・・・

アンテナはそれまでHFV5とHFJ-350Mだけだったのが、SD330やATAS-120Aなどのスクリュードライバアンテナに最近RHM12を加え、2m/430では2エレ/3エレ八木アンテナを揃えて、一応満足できる環境になったかなと思っています。またSD330用のコントローラ(リレースイッチBOX)を作成しマニュアルチューニングに活用していますが、それをPCから自動制御するためのPythonプログラムが完成していません。Tkinterの画面表示とリレー制御を並列で行うところで苦戦し現在休止中です。

DXは、以前は南米局とつながっただけで感動していましたが、今では南米は特に珍しくなくなってしまいました。欧州は徐々に西側も取れるようになってきており、今後の目標は北欧、中近東、アフリカでの新エンティティ獲得です。ただ当局のアンテナ環境の改善は見込めないため、空のコンディション頼みというところです。

この様にリグ、アンテナ共に自分の今の状況で準備できるベストなものになったと自己満足しています。

時代は「モノ」から「コト」に価値の重みが移りつつある中で、アマチュア無線の世界は昔から「モノ」と「コト」の両方に価値を見い出していたように思います。今ではデジタル化によって限られた設備で手軽にDX通信が楽しめるFT8は、私にとってはとても大きな存在で、新たな感動を呼ぶ「コト」づくりの通信手段として重要な意味があると改めて思う次第です。

また、無線運用に欠かせないログソフトや通信アプリなど無償でご提供いただいているOM諸氏には本当に感謝です。有難うございます。

bookmark_border[470] ベランダアンテナの実力?

昨日は3日ぶりに波を出しました。普段HFを運用するときは、ATAS-120AやSD330、最近ではRHM12などのスクリュードライバホイップアンテナを使っていますが、昨日はアンテナを取り付けるのが少し面倒だったため、ベランダ内常設のHFV5短縮ダイポールアンテナを使いました。

エレメントが片側しか写っていませんが、ちゃんと両方腕が伸びています。しかしながらエレメントの先は外側に出ていない状態です。ホイップアンテナの様に、使うときだけ設置するのであればエレメントを外に張り出してもそれほど気にならないのですが、やはり集合住宅ということもあり、常設アンテナの場合はできるだけ目立たないように設置した方が自分自身も気が楽です。

ただ当然のことながら電波は飛ばないですし受信も良くないですね。一応、各バンドの伝搬状況を記録しました。コンディションのパラメータは「SFI:121、A:8、K:1」で決して悪いものではないと思います。

6m:国内、しかも関東平野しか飛んでいませんが、意外と安定していて送受信とも良好です。

10m:相変わらず大洋州方面には良く飛んでくれています。

15m:当局のロケーションですと割とインドネシアの局に取っていただけます。アルゼンチンの局が受信できましたが、こちらの電波は全く届きませんでした。

20m:さすがにローバンドになると厳しいですね。でもこの後、台湾の局に取っていだだきました。

40m:TX ONした途端にJTDXのリグ接続エラーが出たため記録はありません。エラーはコモンモードノイズが原因と思われます。そういえば昨年の再開局当初、このアンテナでエラーが頻発してクランプコアを買い足した記憶があり、その後、ホイップを使用するようになってからはエラーも収まって長いこと40mバンドでこのアンテナは使っていませんでしたので、懐かしのエラーです。

この様に飛びはかなり悪いですが、ホイップアンテナでは中々SWRが下がらない6m/10mではこのアンテナをメインで使っていることもあり結構重宝しています。