bookmark_border[464] FT8 最小DF?

6m FT8をワッチしていたらCQを出している局がいることに気付きました。応答しようとすぐにクリックしたのですが、既に3/5ほど経過しており、当然の事ながらそれに対しては反応がなくそのままEnable Tx状態に。しかしながら次のタイミングでも相手局からの反応はありませんでした。SNRは0近辺で強力です。

改めてDFを確認すると、何と相手局は200Hzほどで当局のワイドグラフでは一番左端に表示されていました。それでも当局のDFは2KHz付近でそれほど上に外れた値でもなく取っていただけても良さそうですが・・・

次にオンフレで応答すると・・・取っていただけました。QSOも無事成立です。DF=200HzでのQSOはこれまで記憶がなく、当局にとって最小DFかも知れません。

bookmark_border[463] 40m 国内FT8用QRG

この秋頃から40m 国内FT8用QRGの変更が話題になっていますね。

このバンドのデジタルモード用周波数は、JARLのバンドプランで7.030~7.045MHzと定められており国内FT8は7.041MHzですが、その中で7.040MHzから上は海外では対話型デジタルモード(PSK、Olivia、RTTY等)用に使用されていることから、QRMを避けるために国内FT8は7.030~7.040MHzで運用するようJARLから協力依頼が出ています。

ただ、仮に国内FT8を7.030~7.040MHzの間に移した場合にCWと干渉するとの危惧もあるようで、今後どの様に決定していくのかは注視していく必要があると思います。またFT4は慣習としてこれまで7.038MHzで運用することになっており、それとの関係も整理が必要かも知れません。

ところで40mはDX(7.074MHz)ではSSBと被ることが多く、このバンドは新参者のFT8としては肩身が狭い感じがします。

bookmark_border[461] 12m SAとの初QSO

週末はカナリア諸島とのQSOを逃すという残念な結果になったのですが、一方で嬉しいこともありました。同じく12m FT8でアルゼンチン局とのQSOが成立したのです。

相手局のCQに対して最初は空振りに終わったもののHalt Txにならなかったため、そのまま呼び出しを続けると応答がありました。こちらの信号も極端に弱くなかったようで良かったです。やはりATAS-120Aは最強です・・・遠方局とコンタクトできると特にそう思います。

ちなみに、12mでSA局とコンタクトした記憶が無かったためログを確認すると、北中米やタヒチまではQSOできていましたが、やはりSAは初めてでした。相手局の無線設備に助けられた部分は大きいとは思いますが、ハイバンドで遠距離DX、しかも地球の反対側とのQSOが成功すると嬉しいですね。

bookmark_border[460] 12m FT8 残念な結果

昨日朝はATAS-120Aアンテナを使い、複数バンドでFT8を運用しました。その中でひとつ、とても残念で心残りな事態に遭遇しました。それは・・・

12mでEA8局(カナリア諸島)が入感し何度か呼んでみたものの全くつながりません。このバンドは普段は比較的空いているのですが、この時ばかりは多くのJA局がこの局を呼んでいて、プチパイル的な状態でした。その後もトライしましたが、結局空振りに終わってしまいました。

そこまでは良いのですが、その後、PSK Reporterで当局の電波の伝搬状況を見ると・・・
何と相手局に届いているではありませんか。

しかもSNRは「-14dB」とそれほど悪い値ではありません。距離は12,474kmとあります。

結局途中で諦めてしまい少し心残りです。次回チャンスが訪れるかどうかわかりませんが、それまでのお楽しみということにしておきたいと思います。

bookmark_border[458] 10m伝搬状況

前日に続き、ベランダ内のHFV5アンテナでFT8信号の伝搬状況を確認しました。今度は10mです。
やはりオフシーズンの平日ということもあってか、このバンドに出ている局は少ないようですが、オーストラリアまで飛んでいることが確認できました。これは「赤道横断伝搬」と呼ばれるものでしょうか・・・?

なお、CQを出しているオーストラリアの局も受信でき応答してみたものの、残念ながらこちらの信号はその局には届いていないようでした。

ちなみに、空のコンディションを示すパラメータはSFI=118、A=8、K=1ということで良好です。昨夜は時間が取れなかったためこの程度の確認しかできませんでしたが、この週末はコンディションの良いうちにもう少し低いバンドでDXを狙いたいと思います。