bookmark_border[487] 昨日の運用状況

昨日は久しぶりにFT8を運用しました。成果は次のとおりです。なお、アンテナはATAS-120A、コンディションのパラメータは「SFI:110、A:15、K:3」でした。

12m:ベトナム、ASロシア
15m:米国、オーストラリア、インドネシア
17m:国内3局、フィリピン、ギリシャ
30m:国内41局、ASロシア
(計 52局)

初めのうちはDX狙いで息巻いていたのですが初エンティティの局も見当たらず、結局30mに長居してしまい、そこで国内の41局とQSOさせていただきました。このバンドで、一日でこれほどの数の国内局とQSOするのはこれまで記憶にありません。伝搬状況はこの様な感じです。

(30m FT8)

このバンドは40mや15mなどと比べると落ち着いて運用できることと、横目でDX局の状況を見ながら国内局とQSOできることもあって、個人的には居心地の良い好きなバンドです。

夕方になって17mに戻り、ギリシャ局とのQSOに成功しました。ギリシャはこれで2回目ですが17mでは初めてです。

これは昨日の各バンドでの伝搬状況です。今日こそは新エンティティの局とコンタクトできれば良いと思います。

 

bookmark_border[482] 12mでの出来事

昨日朝は12mで南米が開けており、FT8ではアルゼンチンとチリの局が見えました。

まずチリの局を何度か呼んでみましたが応答がありません。その内、アルゼンチンの局が「QSY FT4」とメッセージを出したので、当局もFT4(24.919MHz)にQSYしました。そこでそのアルゼンチンの局を呼んでみると・・・

無事QSO成立です。

その時、先ほどFT8で呼んだチリの局から「QSOプリーズ」のJTAlertメッセージが入りました。当局は「今FT4でやっているので後でFT8に行く」旨を返信し、先方からは「では後で」と応答がありました。

その後またFT8に戻り、そのチリ局を呼びましたが当局の信号は届いていないようでしたので、「今日はつながらないので諦める、また後日楽しみにしている」旨をメッセージで返して12mでの運用を終了しました。

この様にコンディションが安定しないときは、チャットでのコミュニケーションがとても有効であると感じました。これもアマチュア無線のDX(Digital Transformation)化の流れかなと勝手に思っています。

bookmark_border[480] 今年初のブラジル

昨日夕方は、短時間ではありますがHFでFT8を運用しました。年明けの運用はほぼQSO(ニューイヤー)パーティ参加でVHF/UHFの運用が多かったため、HFに出るのは久しぶりです。アンテナはSD330を使いました。最近はATAS-120Aが多く、久しぶりのSD330登場です。

せっかく80mに出られるアンテナを使いますので、まずは80m国内バンドに行ってみました。初めての局とQSOさせていただき、次に30mに上がりました。国内やロシア、モンゴル、ニュージーランド、フィンランド、ブラジルの局が見えます。

ニュージーランドの2局とコンタクトでき、その後、モンゴル、フィンランドの局を呼んでみましたが、残念ながらつながりませんでした。ブラジルは数局見えていましたがそのうちの1局が未交信局だったため、呼んでみたところ応答がありました。当局にとって今年になって初めてのブラジルとの交信です。ちなみにNJは今年2回目でした。

ちょうど相手局からRR73が送られてくるタイミングで、JTAlertのText Messageを受領しました。「Arigato, 73」とあります。

こちらからも「Obligado」と送ろうとしましたが、昔、私がブラジルの方に「Obligado」と言ったところ、その方は「ObligadoはObligation(義務)から来ている言葉だからあまり好きではない。」とおっしゃっていたことを思い出しました。その方だけの感じ方かも知れませんが、そうことがあったので、相手局には普通に「Thank you, 73.」と返しました。

外国局からはたまにJTAlertでMessageをいただくことがありますので、なるべくすぐにレスポンスするよう心掛けています。

その後、再度80mに下りていくと結構な数の国内局が出ており、約40分の間に20局とQSOさせていただきました。当局にとっては驚異的な速さです。たまにこのバンドで運用してみると初めての局が多く、CQをすぐに取っていただけて嬉しいです。

bookmark_border[467] ギリシャとの初QSO

この週末は、土曜日が一日中所用のためQRVできなかったのですが、昨日は特に予定も無かったので朝から良好なコンディションの恩恵にあずかることができました。30m FT8でギリシャの局が出ていたため試しに呼んでみると、2回目で応答があったのです。当局にとって初めてのエンティティです。

これまで中々つながらなかったエンティティですが、今回はあっさりQSO成功です。バンド内がそれほど混んでいなかったのが良かったのかも知れません。ちなみにコンディションのパラメータは、SFI:131、A:10、K:2でした。アンテナはATAS-120Aです。

その後、国内が開けてきました。これがその時の伝搬状況で緑色が30mバンドです。一時は40mかと思わせるほどの状態でした。9エリアの局は受信できなかったのですが、それ以外の全エリアで合計20局ほどとQSOさせていただきました。

このバンドはDX/国内の区別無くゆったりと落ち着いて運用できる印象があり、とても好きなバンドです。

bookmark_border[461] 12m SAとの初QSO

週末はカナリア諸島とのQSOを逃すという残念な結果になったのですが、一方で嬉しいこともありました。同じく12m FT8でアルゼンチン局とのQSOが成立したのです。

相手局のCQに対して最初は空振りに終わったもののHalt Txにならなかったため、そのまま呼び出しを続けると応答がありました。こちらの信号も極端に弱くなかったようで良かったです。やはりATAS-120Aは最強です・・・遠方局とコンタクトできると特にそう思います。

ちなみに、12mでSA局とコンタクトした記憶が無かったためログを確認すると、北中米やタヒチまではQSOできていましたが、やはりSAは初めてでした。相手局の無線設備に助けられた部分は大きいとは思いますが、ハイバンドで遠距離DX、しかも地球の反対側とのQSOが成功すると嬉しいですね。