bookmark_border[531] 米国2州との初QSO

週末は12m FT8で米国ウィスコンシン州とメイン州ともつながりました。これらの州はこれまでコンタクトできておらず、DXCC上の初エンティティでは無いですが、米国50州達成に少し近付きました。

これは米国各州とのコンタクト状況で、緑色がConfirm済みの州、黄色がWork済みで未Comfirmの州、赤色が未交信の州です。赤丸を付けた州が新たにQSOできた2州です。

(QRZ.com表示画像より引用)

ウィスコンシン州というと、昔シカゴからミシガン湖沿いにミルウォーキーまでアムトラックで鉄道旅行をした思い出があります。ミルウォーキーは「ミュンヘン・サッポロ・ミルウォーキー」で有名になったようにビールの一大産地です。

また、メイン州の局長さんからは早速LoTWとQRZ.comでConfirmをいただきeQSLも受領しました。この州は米国の一番北東の州で、PSK Reporterで伝搬状況を確認すると当局の電波はこの様なルートで飛んだようです。

(PSK Reporter表示画像より引用)

ちなみにこれもATAS-120Aアンテナを使ったQSOです。このアンテナは全長1.6mほどとコンパクトな割には良く飛ぶこともあって満足してしまい、ロングワイヤエレメントの設置にはまだ手が付いていません。

bookmark_border[530] クウェートとの初QSO

昨日夕方、12m FT8でクウェートとつながりました。当局にとって初めてのエンティティです。ATAS-120Aホイップアンテナを使いました。

ワッチし始めたときはパイルになっておらず、相手局はCQを出していて2局めに取っていただいたので、皆さんにとっては珍しい局ではないのかも知れません。いずれにせよクウェートは当局の初エンティティですので貴重なQSOです。コンディションのパラメータは「SFI=97, A=2, K=2」でした。

その後、12m FT8ではスロベニアとイタリアにつながりました。伝搬状況はこの様な感じです。

(PSK Reporter表示画像を引用)

ところで当局のベランダは南向きで欧州方面は建物で遮られていますので、電波はロングパスで飛んでいたのでしょうか・・・。もしくは近くのビルに反射していたのかも知れませんが、この週末はコンディションが良好で遠くまでつながって良かったです。

bookmark_border[529] 南アフリカとのQSO

昨日午後、30m FT8で南アフリカとつながりました。アンテナはATAS-120Aです。このエンティティとのコンタクトはまだ2回めで、前回は昨年7月でしたので7ヶ月ぶりです。

JA局からの呼び出しが多く順番待ちになっていましたが、10局めくらいで呼んで貰えました。ただ信号の変動が大きく、当局が送信設定したタイミングからSNRが変わってきていますね。

この局は「RRR」を設定しているようでしたが、JA局は皆さんほぼGL無しで呼んでいましたので「R●→RR73→73」でスムーズに処理が進んでいました。

ちなみに昨日は30mではチリ、米国(TX州・CA州)ともコンタクトできました。

この様に、SSN推移を元にした事前の予想に反して遠距離DXに成功しました。パラメータは「SFI=96, A=8, K=0」でした。SSNとSFIとの関係はまだ良く理解できていませんが、SFI値は90以上が「Better」、A値は7~9が「OK」、K値は0と1が「Best」ということですので、コンディション的には良好だったようです。

bookmark_border[521] DXCC状況

今日は午後から天気が崩れるとの予報で、ATAS-120AやSD330などのスクリュードライバアンテナは使えないかも知れませんので、ATU-100製作の続きとCQ誌最新号(3月号)を読みながらのんびり過ごそうと思います。

ただ最近は無線のアクティビティが下がっていてDXCCの状況も気になりますので、LoTWを確認してみました。昨年12月初旬の時点でConfirm済みエンティティは「57」でしたが、その後2か月余りでどの程度増えているのか・・・

60ですので前回から3エンティティ増えていました。それでも残りあと40もあり、まだまだ先は長いです。

ところで、この記録を見ると20mではそれほど稼いでいませんね。このバンドは当局にとって敷居が高く、CQを出しているDX局を何度か呼んでみてコンタクトできないとすぐに諦めて他のバンドにQSYしてしまう傾向にあります。ましてやパイル状態ですと当局の貧弱な無線設備では到底太刀打ちできず、他局に迷惑を掛けないようにと思って遠慮してしまいます。

でもやはり運次第ということもありますので、TPOは意識しつつ、なるべくこのバンドでもアクティビティを高めていければと改めて思いました。

また、今後「ATU+ロングワイヤ」での運用が可能になれば、DXCC100達成に向けて希望が持てるかも知れません・・・と、淡い期待を抱いているところです。

bookmark_border[514] 10m FT8パイルとヨルダン

昨日午後、ATU-100の半田付け作業をしながら10mバンドでFT8をワッチしていると、突然ヨルダン局が入感してきました。ヨルダンとはまだつながっていないので10回ほど呼び出しを続けましたが、残念ながら全て空振りでした。アンテナはベランダ内のHFV5です。

この週末はコンディションが悪いはずなのに・・・と思いながら、JT_Alertを見るとSFI=118, A=21, K=4です。SFIが100を超えているので「Best」な状態ですね。一方、磁場の強さを示すA値とK値は低い方が良いのですが高めです。数値の高さは電離層の乱れを表し、特にA値は11以上が「not so good」ですので、大きく乱れているということかと思います。

当局は必死に呼び出しを続けていたためその時はわかりませんでしたが、一息ついたときに改めて画面を見るとこの様な状況でした。「JY5」というのがヨルダン局です。

ところで、ヨルダンというと会社に入って初めての出張がこの国でした。今から40年前のことで、私の初めての海外旅行先でもあります。ここは中近東のスイスと言われており、首都のアンマンは海抜1,000mほどの高地にあるので夏でも比較的涼しく爽やかな印象があります。

すっかり懐かしくなって、ATU-100の半田付けそっちのけで当時のモノを探してみると、1ディナール紙幣が見つかりました。当時のフセイン国王の肖像ですね。

フセイン国王は、お妃の一人のアーリア(Alia)王妃をヘリコプタ事故で亡くしていて、それを偲んでアンマンの空港は「Queen Alia International Airport」と名付けられています。何度かヨルダンを訪れていますが、初めのころはその空港はまだ開港しておらず、もう少し街に近い古い空港でした。

ヨルダンには、インディージョーンズ「最後の聖戦」のロケで有名になったペトラ遺跡や、ヨルダン渓谷をひたすら下りていくと、仰向けに浮かんで本が読める死海があります。日本から遠く頻繁に行ける所でもないので、滞在は1回あたり最低でも2週間、長い時で3ヶ月に及びました。仕事での滞在ではありましたが、見どころも多くまた治安が良い時代でしたので、親日国ということもあり安心して楽しめる国でした。

ただ「アメリカ大使館の近くのホテルには泊まらないように」と何度も念を押されましたが・・・もっともこの鉄則はヨルダンに限った話ではないですね。