bookmark_border[526] ATU-100屋外設置用カバー

今日はまたATU-100の話題に戻りますが、100円ショップで購入した密閉容器を使って屋外設置用のカバーを作りました。

本体は長めのタイラップで止めています。写真では緩いように見えますが、実際は結構硬めに締めています。下側のMJコネクタにかませたリード線は、カウンターポイズ取付用です。

出力側のエレメントをつなぐ部分にはこの様な端子を付けました。これは「ジョンソン端子」と呼ばれているものでツマミが細長くて外れないタイプです。当局は「陸軍端子」に馴染みがありますが、それはもっと短くてツマミが太いものです。また「海軍端子」というのもあるようで、これは、形は陸軍型と同じですが、ツマミが外れないタイプとのことです。海軍で使う場合は振動でツマミが緩んで外れることが無いようにしたとの説もあるようですが、真偽のほどはわかりません。そもそも、ツマミが外れる前に緩んでしまってはダメですね。

なおリード線は芯線と網線をつないで使っており、バナナプラグはそのままMJコネクタに差しています。現時点でロングワイヤ用のUNUNは組み込んでいません。

設置場所は直接雨があたらないのでこのような簡単な構造にしました。残る課題はロングワイヤでIV線が有力候補ですが、ネットでは「カーボンファイバ製の釣り竿は導電性があるのでそのままエレメントとして使える」との情報もあり、それも有りかなという気持ちにもなっていて結構悩ましいです。

bookmark_border[524] ATU-100コントローラ完成

ようやくATU-100のコントローラが完成しました。

まだロングワイヤエレメントが無いのでとりあえずベランダのHFV5アンテナに接続し、このアンテナでは対応していない17mでリグを10Wに設定して電波を出してみました。

「TUNE」ボタンを押すと・・・

リレーがカチカチ言ってSWRも下がりました。表示上のパワーは入力8.7W、出力8.6Wですのでロスはほぼゼロですね。おそらく全く同調の取れていないロングワイヤでは、ATU側でのマッチングロスは大きくなると思います。

コントローラの筐体は100円ショップで購入したゼムクリップ入りの透明プラスチック容器です。それにスイッチ4ケと端子用の穴を開け、裏面は表示部をマスキングして黒のプラスチック用塗料を塗りました。マスキングし過ぎたせいか表示窓が少し大きくなってしまいましたが、機能的には問題無いためこのままでOKと判断しました。

全体はこの様な感じです。右奥に見えているのが以前作ったSD330用スイッチボックスで、同じケースとスイッチを使っています。

ATU-100本体とコントローラを接続するケーブルは7mのVGAケーブルです。

残る作業は、

①ATU-100本体の屋外用ケースへの収容(密閉容器)
➁ベランダ取り付け(タイラップを想定)
③ケーブル引き込み(エアコン用ダクト)
④ロングワイヤの設置

ですが、①~③はほぼ目途が立っているものの、④をどうするかまだ考えが固まっていません。IV線をどの様に空中に浮かすかが大きな課題です。

bookmark_border[517] 2m/430用 250W対応アンテナチューナ

先ほど、毎月「5」と「0 」の付く日にクーポンが使える通販サイトからの案内メールを見ていましたら、コメットの「CAT-273」というアンテナチューナが目に留まりました。

このチューナは2m/430端子独立タイプで許容電力250Wとのことです。

そもそもこれらのバンドの送信出力は最大で50Wと認識しており、またアンテナも市販のものであればチューナは必要無いのではないかと思っていて、この様な製品は需要があるのかなと疑問に感じたので少しネットで調べてみました。

その結果・・・送信出力については「月面反射通信(EME)をおこなう場合は500W」ということでした。EMEの場合は、市販のアンテナでは対応できずチューナは必須ということなのでしょうか。

そこら辺は、当局には経験も知見も無く未知の世界ですので興味深い発見でした。

ちなみに他の通販サイトを見ましたら、CAT-273の姉妹機の「CAT-283」というのもあり、これは各バンドの端子が独立しておらずデュープレクサ内蔵で一つの端子に纏まっているようです。こちらの方が使い勝手が良いかも知れませんね。

bookmark_border[516] 三連休の様子

この三連休は10m FT8を少しだけ運用し、かなりの時間ATU-100本体の製作に費やしました。

昨日は残念ながら終日所用で無線関係には時間を取ることができませんでしたので、残るATU-100コントローラ部の筐体作成は次の週末まで持ち越しです。

筐体と言っても、100円ショップで売っているゼムクリップの容器を使ったものです。プラスチックですので穴あけは楽ですが、表示部の固定方法が中々定まりません。初めは表示器周りの基板部分に厚手の両面テープを貼って固定しようと思ったのですが、表示器のガラスが結構厚く、また裏側の4つの端子が基板を貫通し表側に出ていて邪魔をしています。その為、両面テープでは無理がありそうです。

スペーサを使ってネジ止めが良いかな・・・と思いつつ、少々思考停止状態に陥っています。ただ電気的な動作は確認できていてあとは構造面のみですので、その意味では気が楽です。

ところで10m FT8ですが、この時期にしては遠距離DX通信が盛んに行われていて少々意外でした。朝は北中南米が、また午後から夕方には中近東や欧州方面が開けており(と言っても当局の波は飛んで行かないのですが)、これもサイクル25の恩恵かなと思ったりしています。

早くATU-100の製作を終えて、新エンティティを狙いに行きたいと思います。

bookmark_border[515] ATU-100結線ミス

昨日もほぼ一日ATU-100に掛かりっきりになっていました。一応本体は完成し、現在コントローラ筐体の製作中です。コントローラは未だ裸の状態ではありますが、試しに電源を入れ各スイッチと表示部が機能していそうなことは確認できました。

結局プッシュスイッチは手持ちが3ヶあったので、TUNE/AUTO/BYPASS全てプッシュにしました。

ところで結線チェックをした際、一本だけ本体とコントローラがつながっていない信号線があることに気付きました。改めてVGAケーブルの説明書を見ると#11は不使用でした。

そのため、ピンアサインは以下の様に変更しています。(#11→#4)なお#5と#9も接続されていませんが、これは元々GNDとして纏めていましたので影響ありません。

コントローラの筐体ができ上がったら、ダミーロードをつないでリグからパワーを入れてみたいと思います。