bookmark_border[437] 久々の160m

早速RHM12アンテナを使ってみました。まずは160m FT8です。

ベース部分にオプション(RHMC12)の160m用コイルをつなげ、その先にロッドエレメントを接続します。基台に取り付けてSWRを測ってみると・・・ 1.84MHzに調整できません。少し高めの周波数でSWRが1.2程度まで下がってはいるものの、ベース部分を最長にしても1.84MHzまでは下がらずNGです。ちなみにJA用の1.908MHzはOKでした。

基台の位置を動かしたり、カウンターポイズの引きまわしを変えてみましたが改善しません。そこで、一度アンテナを外してみました。すると・・・

何とロッドエレメントが伸び切っていませんでした。一番太い部分が硬かったため少し強めに引っ張らないと一杯まで抜けてこないのでした。

改めてロッドを最長にして、基台に付けてSWRを測ると1.84MHz付近でSWRが落ちるようになりました。多少ズレていますが許容範囲です。

その後、国内の数局とQSOしました。ログを確認すると160mでの運用は今年1月以来で、実に10ヶ月ぶりです。前はHFJ-350Mに50Wを入れていましたが、今思うと無謀だったかも知れません。

そのうち国内局はNA局を呼び始め、当局はその局を受信できなかったためQRTしました。

その時の伝搬状況は次のとおりです。少なくとも国内には良好に飛んでいるようで一安心です。

 

bookmark_border[436] RHM12入手

第一電波工業のRHM12アンテナを入手しました。40mから430まで対応可能で、更にオプションコイルのRHMC12を使うと160m、80mもカバーできる手動スクリュードライバーアンテナです。

本体とオプションコイルを合わせるとFTM-6000が一台買えてしまう価格で、本当に今投資すべきものなのか少し悩んだのですが、次の点を考慮して購入することにしました。

①エレメントの長さ
3mほどあるため、これまで使っていたどのアンテナよりもDXが稼げるかも。

②調整方法
根元で調整できるので楽そう。

③耐入力
スペックにFM/CW 40Wと明記されていて安心。FT8で50W運用でもOKなのではないかとの期待が持てる。

④質感
高級で頑丈そうに見える。

この様にほとんどが希望的観測で半ば衝動買いですが、モノを購入するときはなるべくポジティブに考えるのが精神衛生上も良いと思っています。

また、当局が持っているHFJ-350Mとも比較して考えました。特にHFJ-350Mの耐入力は100W(PEP)で、3.5MHzは更に低い75W(PEP)とのことですので、FT8で50W運用は難しいかも知れません。(過去のブログ記事はこちら

この点はコメットさんにも質問してみたのですが、結局回答をいただくことはできませんでした。もっともこの様な質問に対する回答は難しいでしょうね。その時のSWRや周囲環境によってアンテナへの負担も変わってくると思いますし・・・アマチュア業務での使用ですので自己責任であり、その様なことは自分で考えなさいということかと理解しました。

ということで、RHM12であれば何とかFT8 50W、固定運用も可能と思った次第です。

でもやはり一番の目的と期待は①で、早速この週末はDXCC目指して頑張りたいと思います。

bookmark_border[435] CQ誌整理用ファイル

当局のシャックにある書棚は小さく、毎月購読しているCQ誌を定期的に断捨離しないとすぐに溢れてしまいます。最大で6冊程度に抑えたいのですが、このところ少々さぼっていたため、今回思い切って2か月分(2冊だけですが・・・)整理しました。

これまで紹介してきたように、興味のある情報に絞ってB5サイズのルーズリーフバインダーにファイルし保管しています。CQ誌を解体して取っておきたい記事を1枚づつ26穴のクリアポケットに入れ、それをバインダーにファイルすることで抜き差しも容易で便利なのですが、だんだんとボリュームが増えてきており、一冊に収まりきらなくなっています。今使っているバインダーはたまたま家にあったものですが、昔の学生が使っていたような布貼りの厚手のもので、それを新たに追加購入するのも気が引けます。

一度は記事のテーマを絞ってPDFファイルに落としてみたのですが、やはり紙のアクセスの容易さには勝てません。

近くのホームセンターで安価な26穴のB5バインダーを探したものの見当たらず、代わりに2穴ファイルが100円ショップで買うよりも安い価格で売られていましたので試しに購入しました。

ルーズリーフではないため抜き差しは不便ですが、良い感じで収まっています。今後、記事のテーマ毎にファイルを纏めていきたいと思います。

ちなみにその後ネットを探してみたところ、割安な26穴バインダーがいくつかあることがわかりましたので、また記事が溜まってきたらそちらの方も使ってみたいですね。

bookmark_border[434] バヌアツとの初QSO

新たに設置した基台に取り付けたATAS-120Aアンテナで、初エンティティとのQSOに成功しました。相手はバヌアツの局です。まずは20mで・・・

次にこの局が30mでCQを出していたので呼んでみると、一回で取っていただけました。

いずれのバンドも当局の信号が結構強く飛んでいるようで良かったです。前にもバヌアツ局は受信できていたのですが、中々QSOには至りませんでした。アンテナの設置位置を少し変えただけで、これほど違うものかと実感しました。

ところでバヌアツというと、私が新入社員時代、もう40年前になりますが同期社員の初出張がバヌアツということで羨ましかったのを思い出しました。通信システム設置の仕事で、そのころは日本政府の円借款や無償援助により発展途上国のインフラ整備が盛んに行われていた時代です。私は中近東地域を担当し始めた頃で、南太平洋の島国には憧れがありました。

フィジー、ニューカレドニア、バヌアツの位置関係については記憶が曖昧でしたが、この機会に地図を見て学習しました。こういうこともアマチュア無線の楽しみの一つですね。

bookmark_border[433] ベランダアンテナベース増設

これまでATAS-120AやSD330は、重石(水バッグ)を乗せた木製の平台車の上にポールを立ててそこから平行にポールを伸ばし、アンテナをなるべく建物から離すようにしていましたが、台車の移動やそれに伴うカウンターポイズの位置決めなどが少し面倒になり、運用時に簡単にアンテナを付けられないか考えていました。

2m/430のSB7ホイップアンテナの基台を使っても良いのですが、垂直方向に向いているのでエレメントが上階のベランダに突っかえてしまいます。

そこでSB7の基台が付いている水平ポールに先日準備したモービル用基台を付け、アンテナを斜めに出すようにしました。これが、ATAS-120Aを付けたときの様子です。カウンターポイズは5m x 5本です。

手前のアンテナがSB7で、これまで使っていたHFV5は一旦外しました。

アンテナ基台を直接ベランダの手すりに取り付けられないためこの様な形にしましたが、以前よりも手軽に素早く運用に入れそうです。

早速チューニングしてみたところ、これまでホイップアンテナでは難しかった10m/6mがなぜかすんなりOKになりました。一方、17m/15mではSWRが2以下に下がらずNGです。ラジアル線を少し足す必要があるかも知れませんが、これは今後の楽しみとしておきたいと思います。