八重洲無線から2m/430のC4FM・FMモービル新機種「FTM-200D」が発表されたこと、ネット記事で知りました。今月末に発売予定とのことです。
同社のサイトを見ても関連情報は載っていませんでしたので、メディアや販売店向けに先行発信されたのでしょうか。あくまで記事からの情報にはなりますが、項目をピックアップすると・・・
・送信:2m/430アマチュアバンド
・受信:108MHz~999.995MHzを連続カバー
・デュアルバンド同時受信不可
・3Wの高音質・大音量スピーカー
・C4FMデジタル・アナログFM自動選択機能「AMS」
・高解像度フルカラーTFTディスプレイ
・受信状態バーグラフ表示「PMG-SRモニター」(デュアルレシーブのFT5DのPMG機能をシングルレシーブ用に簡素化)
・多用機能簡単設定機能「CFL」(カスタムファンクションリスト)
・メモリーオートグルーピング「MAG」
・VFOバンドスキップ機能
・WIRES-X完全互換、WIRES-X ポータブルデジタルノード機能
・高精度GPSレシーバ
・Bluetoothヘッドセット(オプション)
・録音機能
・マイクロSDカード
となり、FTM-300DとFT5Dを合わせて機能的に少しデグレードした様です。
FTM-300Dと比べてコントローラ部がバランス良くすっきりし、ディスプレイの小ささも目立たなくなっています。個人的にはこちらのデザインの方が好みです。
価格については、実売価格は未だ情報がありませんが、メーカー希望小売価格で比較すると、
・FTM-200D:71,280円
・FTM-300D:74,800円
・FTM-6000:60,280円
また現行機種の実売価格は、
・FTM-300D:42,000円程度
・FTM-6000:32,000円程度
ですので、この間には収まりますね。少し300D寄りと考えると37,000円~38,000円といった感じでしょうか。
2バンド同時受信やC4FM/WIRES-Xの必要性、メモリアクセスの簡便さ、サイズ、その他オペレーションのし易さと価格とのバランスで決めていくのかなと思います。
仮に無線部本体が上記3機種で共通なのであれば、コントロール部とファームウェアをユーザがオプションで取り替えられると良いのにと思ってしまいました。