bookmark_border[128] リグ更新の準備

FT-991AMへの想いはますます募るばかりで、価格は割引率が満足できるものでしたので注文しました。

納期はそれほど掛からないようですぐに入手できそうです。そこで、無線設備の増設に関し電子申請・届出システムLiteで届出をしました。併せて「附属装置(PC)を接続する」旨の特記もしました。

免許状記載事項の変更を伴わず技適機種の増設という軽微な変更ですので、申請ではなく届出になると理解しています。申請や届出が簡便になってとても有難く思います。

なお「附属装置(PC)を接続する」旨の特記は昨年FT8の運用を開始するときに行っており、改めて記載する必要は無いかと思いましたが、念のため記載しました。

(八重洲無線カタログより引用)

bookmark_border[127] リグ更新の検討

HFアンテナの整備が一段落し、当局の運用環境ではこれ以上の改善が見込めそうにないため、私の関心はリグに移りました。

2mや430でのFT8事情にも興味があるのですが、残念ながらFT-450DMではそれらのバンドに出ることができません。

またSCU-17を介してPC/リグ間でデータをやり取りしていると、少しまどろっこしい感じがします。もっとも普通にQSOが成り立っていますので、あくまでも感覚的なものです。

そこで、それらのモヤモヤを解消するためにリグの更新を検討することにしました。

やはりメーカーはお気に入りの八重洲無線が最有力です。RF出力50WでHFから430まで出られるリグというとFT-991AMの一択です。ネットでの評判もビギナー向け機種としてそれほど悪く無いようですので、あとは価格次第ですね。

bookmark_border[100] アンテナチューナーのリレー音

今まで気付かなかったのですが、リグ内蔵のアンテナチューナーをOFFにして送信するとONの時に比べてリレーの音が小さくなります。

以前HFV-5アンテナを使っていたときはアンテナチューナーを常にONにしていて運用する都度チューニングしていたのですが、アンテナをHFJ-350Mに変えてからはピンポイントでSWRを調整しているためONにする必要は無いものの、つい設定を変えずにONのまま運用していました。

最近ようやくそれに気がつきOFFにしたところ、前と比べてリレーの音が静かです。

そもそもSWRを調整していればアンテナチューナーを通す必要は無いため、今まで無駄にリレーを動作させていたようです。また、リレーやアンテナチューナーを通したTX ONのタイミングと、PCのFT8信号送出タイミングが結構微妙だったかも知れないと思っています。

音が軽くなったこともあり、リグの動作も軽くなったように感じます。

bookmark_border[98] FT-450DMとFTDX10Mのスペック比較

このところアンテナ方面にかまけてリグのことは無頓着になっていましたので、気分転換に八重洲の最新HF/6m機FTDX10Mと、当局所有のFT-450DMのスペックを比較してみました。

送信部についてはスペック上はそれほど大きな差は無いようですが受信特性が違いますね。感度と選択度のスペック差は歴然です。

たとえばSSB/CWの感度ではFT-450DMが1.8~30MHz: 0.25μV以下、50~54MHz: 0.2μV以下なのに対し、FTDX10Mは1.8~30MHz: 0.16μV以下、50~54MHz: 0.125μV以下です。これはFTDX101DMと同じですね。

すなわち10dBのS/Nを得るのに必要な入力信号レベルが、FTDX10Mの方がFT-450DMの6割程度で済むということです。

他方、イメージ抑圧の特性はFTDX10Mの方が若干悪いようにも見えます。もっとも1st IFがFT-450DMの67.899MHzに対してFTDX10Mは9.005MHzでイメージ周波数自体全く違いますので、その影響度は単純に比較できないのかも知れません。なおIM特性は読み取れませんでした。

やはり感度特性の差は魅力ですね。ただいくら耳が良くてもこちらの信号が届かないのであればフラストレーションが溜まりそうです。などと自分に言い聞かせています。

アンテナ環境を考えると現在のリグが最適なのかも知れません。「いつかはFTDX」ということで・・・

bookmark_border[57] トリオ(ケンウッド)

私のアマチュア無線の世界はトリオのTR-2200から始まりましたので、トリオには思い入れがあります。

その後、高校時代(70年代半ば)にはトリオのステレオセットを購入しました。セパレートタイプのコンポーネントで、アンプはKA-3300、チューナーはKT-3300、カセットレコーダーはKX-3000だったと思います。同じシリーズでレコードプレーヤーも揃えました。

大きなスピーカーから流れるFM東京のステレオ音楽を聴いたときは、あまりの音の綺麗さに感動しました。当時はスタイリスティックスやヴァンマッコイなどのソウル・ディスコミュージックがよく流れていたと記憶しています。

土曜日の午後1時からのコーセー歌謡ベストテンや、2時からのポップスベストテンも音楽のエアチェック(カセットテープ録音)には最適でした。
その後ケンウッドブランドになり合従連衡で会社も一新してしまいましたが、当時の通信機・オーディオ機器の技術や商品コンセプトは今も脈々と受け継がれているものと思います。