bookmark_border[381] 従事者免許用ホルダー

昔のことを思い出したついでに、当時の従事者免許証を引っ張り出してきました。

右が免許証、左がアドカラー製のホルダーです。ホルダーに印刷された字体は免許証と同じですね。免許証の色がいかにも「アマチュア」でおもちゃな感じですが、黒のホルダーにセットすると「免許証」らしく変身します。

昔の免許証は2つ折りで、大きさも持ち運ぶには不便なものでした。TR-2200でモービル(自転車)運用していたときも携行した記憶がありません。当時の電波法に照らしそれで良かったのかは甚だ疑問ですが、若かった頃のワクワク感が蘇ります。

bookmark_border[380] 開局当時のQSLカード

QSLカードの発送が終わって一息ついたところですが、開局当時どの様なカードを使っていたか記憶を辿ってみました。JA7コール時代で50年近く前のことです。

カードの印刷業者というと、やはり「デザインナカニシ」と「アドカラー」が思い浮かびます。しかし当時中学生の自分にとってカラー印刷のカードはとても贅沢なもので、そもそも購入できるほどの財力はありませんでした。

そのため、JARLの薄い規格カードを調達し、そこに自作の木製スタンプでコールサインを印字して使っていました。このカードは本当に薄く、確か長手方向が無線綴じになっていて、使う都度一枚ずつ外していくようなものだったと思います。

その後は業者オリジナルのカラー印刷カードを作ったことはありますが、QSOもあまりできずいつの間にかフェードアウトしてしまいましたので、結構な枚数を無駄にしてしまいました。

ちなみに、当時受領したQSLカードの中には、今の基準では明らかにコンプライアンス違反だろうという写真のカードもあって中学生の自分には衝撃的でした。堂々と壁に貼ることも憚られ机の引き出しにしまっていましたが、緩い時代だったと懐かしく思い出されます。

bookmark_border[379] QSLカード発送

今月初めに受領したQSLカードに対する返信カードの印刷がようやく完了し発送しました。9/末の発送を目標としていましたのでギリギリという感じです。具体的に目標を定めると逆に安心してしまい中々着手できない反面、目標期限が近づくと効率が良くなる傾向にあるようです。

枚数は400枚余りでしたが、移動運用された局の移動先やその他カードに記載されログに載っていない情報を可能な限りログに転記していたため時間が掛かってしまいました。中にはログに記録された当局の信号レベルがカードでレポートいただいたものと違うことがあり、その場合はカードを正としてログの方を修正しています。

またカードに手書きでレポートを記入されている局長さんもいて素晴らしいと思いますが、当局にはとても真似することができません。その代わりと言っては何ですが、当局は、全てのカードの内容に目を通してログをアップデートし、「カード不要」と明記している局以外には全て発行するようにしています。

ところで発送方法ですが、前回同様クリックポスト2通に分けました。1通で1Kgまで入れられ198円(税込)と安価な割にはトラッキングができ、そのままポストに投函可能ですので、今のところこの方法が一番お手軽かなと思っています。

bookmark_border[378] アルゴリズム再考

SD330の実際の動作が確認できましたので、チューニングのアルゴリズムを再考しました。

① PCにマニュアルで設定周波数(freq_new)を入力し調整開始ボタン押下

② アプリ立ち上げ後に初めて動作させる場合はエレメントを基準点に戻してfreq_oldを30MHzにセット

③ freq_newとfreq_oldを比較
a) freq_new>freq_oldの場合はエレメントを縮める方向に「T1」秒間※リレーON
b) freq_new<freq_oldの場合はエレメントを伸ばす方向に「T2」秒間※リレーON
c) freq_new=freq_oldの場合はその旨をPCに表示しプロセス終了

④ NanoVNAにfreq_newを設定しSWRを測定開始
SWRが2以下になった時点でリレーを停止し調整完了フラグを立てて表示。freq_old = freq_newとしてデータを更新

⑤ SWRが2以下にならない場合はエレメントを基準点に戻してfreq_oldを30MHzにセットし、調整不能フラグを立てて表示

⑥ NanoVNAの動作を停止しプロセス終了

※「T1」「T2」はfreq_oldとfreq_newの関係により最適値を自動設定

なお、④では微調整の動作も必要かも知れませんが、机上で悩むよりも実際に動作させて修正するという形が良いと思います。しかしながら未だコーディングの技術が備わっておらず、この先も時間がかかりそうです。

bookmark_border[377] SD330動作

これまでSD330の動き自体を確認していなかったため、じっくりと観察してみました。

エレメントを最長および最短にしたときの挙動ですが、最長にした状態で更に伸ばそうとするとモータが空回りします。逆に最短にするとモータが停止しますのでそこがベースになるのだと思います。チューニングのアルゴリズムを考える中で、同調が取れていない状態から新たに周波数を設定してチューニング動作に入る場合に一旦エレメントを最短にするか最長にするか悩みましたが、最短にするのが良いことがわかりました。

次に、FT8で使用している周波数に同調させた場合の目盛と、エレメント最短の状態からどれ位の時間がかかるかを測ってみました。

この様に最短部から最長部への所要時間は実測で88秒かかっていますので、80mバンド(72秒地点)からエレメントを伸ばす方向には更に10秒以上の余裕があります。しかし先にはエレメントを伸ばす必要はありませんのでこの部分の動作は余分です。従って、この点からも最短部を基準点とするのが合理的であること理解しました。

下図は周波数、目盛、最短部からの到達時間の相互関係を表したものです。

時間は目盛と時計を見ながら測定したものですので若干バラつきはありますが、リニアの関係にあること確認できました。

上記を踏まえ、チューニング自動化のアルゴリズムを再検討したいと思います。