bookmark_border[383] 南クック諸島との初QSO

最近はHFではSD330アンテナを使うことが多かったのですが、この週末は久しぶりにATAS-120Aを使いました。やはりSD330と比べると大きさも重さも、ひと回りふた回りほどコンパクトな感じがします。それでも性能的にはSD330と遜色無い印象です。

いつもこのアンテナを使うと何か良いことがあるのですが、今回はこれまでコンタクトができていなかった南クック諸島の局とQSOができました。30mバンドのFT8です。結構安定して届いていますね。

またエクアドルやアルゼンチンの局も見えており、何度も呼んでみましたがこちらの方は全くダメでした。でも、何かのんびりしたバンドで良い感じです。

bookmark_border[381] 従事者免許用ホルダー

昔のことを思い出したついでに、当時の従事者免許証を引っ張り出してきました。

右が免許証、左がアドカラー製のホルダーです。ホルダーに印刷された字体は免許証と同じですね。免許証の色がいかにも「アマチュア」でおもちゃな感じですが、黒のホルダーにセットすると「免許証」らしく変身します。

昔の免許証は2つ折りで、大きさも持ち運ぶには不便なものでした。TR-2200でモービル(自転車)運用していたときも携行した記憶がありません。当時の電波法に照らしそれで良かったのかは甚だ疑問ですが、若かった頃のワクワク感が蘇ります。

bookmark_border[380] 開局当時のQSLカード

QSLカードの発送が終わって一息ついたところですが、開局当時どの様なカードを使っていたか記憶を辿ってみました。JA7コール時代で50年近く前のことです。

カードの印刷業者というと、やはり「デザインナカニシ」と「アドカラー」が思い浮かびます。しかし当時中学生の自分にとってカラー印刷のカードはとても贅沢なもので、そもそも購入できるほどの財力はありませんでした。

そのため、JARLの薄い規格カードを調達し、そこに自作の木製スタンプでコールサインを印字して使っていました。このカードは本当に薄く、確か長手方向が無線綴じになっていて、使う都度一枚ずつ外していくようなものだったと思います。

その後は業者オリジナルのカラー印刷カードを作ったことはありますが、QSOもあまりできずいつの間にかフェードアウトしてしまいましたので、結構な枚数を無駄にしてしまいました。

ちなみに、当時受領したQSLカードの中には、今の基準では明らかにコンプライアンス違反だろうという写真のカードもあって中学生の自分には衝撃的でした。堂々と壁に貼ることも憚られ机の引き出しにしまっていましたが、緩い時代だったと懐かしく思い出されます。

bookmark_border[379] QSLカード発送

今月初めに受領したQSLカードに対する返信カードの印刷がようやく完了し発送しました。9/末の発送を目標としていましたのでギリギリという感じです。具体的に目標を定めると逆に安心してしまい中々着手できない反面、目標期限が近づくと効率が良くなる傾向にあるようです。

枚数は400枚余りでしたが、移動運用された局の移動先やその他カードに記載されログに載っていない情報を可能な限りログに転記していたため時間が掛かってしまいました。中にはログに記録された当局の信号レベルがカードでレポートいただいたものと違うことがあり、その場合はカードを正としてログの方を修正しています。

またカードに手書きでレポートを記入されている局長さんもいて素晴らしいと思いますが、当局にはとても真似することができません。その代わりと言っては何ですが、当局は、全てのカードの内容に目を通してログをアップデートし、「カード不要」と明記している局以外には全て発行するようにしています。

ところで発送方法ですが、前回同様クリックポスト2通に分けました。1通で1Kgまで入れられ198円(税込)と安価な割にはトラッキングができ、そのままポストに投函可能ですので、今のところこの方法が一番お手軽かなと思っています。

bookmark_border[378] アルゴリズム再考

SD330の実際の動作が確認できましたので、チューニングのアルゴリズムを再考しました。

① PCにマニュアルで設定周波数(freq_new)を入力し調整開始ボタン押下

② アプリ立ち上げ後に初めて動作させる場合はエレメントを基準点に戻してfreq_oldを30MHzにセット

③ freq_newとfreq_oldを比較
a) freq_new>freq_oldの場合はエレメントを縮める方向に「T1」秒間※リレーON
b) freq_new<freq_oldの場合はエレメントを伸ばす方向に「T2」秒間※リレーON
c) freq_new=freq_oldの場合はその旨をPCに表示しプロセス終了

④ NanoVNAにfreq_newを設定しSWRを測定開始
SWRが2以下になった時点でリレーを停止し調整完了フラグを立てて表示。freq_old = freq_newとしてデータを更新

⑤ SWRが2以下にならない場合はエレメントを基準点に戻してfreq_oldを30MHzにセットし、調整不能フラグを立てて表示

⑥ NanoVNAの動作を停止しプロセス終了

※「T1」「T2」はfreq_oldとfreq_newの関係により最適値を自動設定

なお、④では微調整の動作も必要かも知れませんが、机上で悩むよりも実際に動作させて修正するという形が良いと思います。しかしながら未だコーディングの技術が備わっておらず、この先も時間がかかりそうです。