bookmark_border[440] QSLカード発送

今月初めにQSLカードが届いた後、すぐにコールサイン順に並び替えておいたのですが、交信記録の照合と返信カードの印刷になかなか着手できずにいました。自分の勝手な目標として、対応期限を受領後1か月以内としていてギリギリになってしまいましたが、ようやく作業が完了しました。

今回は200枚弱で、内容としては今年5月交信分くらいまでのものです。中には昨年8月交信というのもあり、このようにゆったり時間が流れていくのもアマチュア無線の良いところだと思います。外国局からのカードも数枚ありましたが、当局からのカードがいつ相手局に届くのか想像がつきません。

発送はいつものとおりクリックポストにしました。この分量ですと規定のサイズ、重さに収まってちょうど良い感じです。トラッキングができて価格も198円と安価で、1Kg以内であればレターパックライトよりもお得です。

ところでカードを印刷する際、プリンターの色が少しおかしくなっていました。赤色が少し黒みがかっています。プリンタは前日にも使ったのですがそのときは特に問題無く、急遽、強力ヘッドクリーニングをしたら治りました。

プリンタをしばらく使わないと、電源を入れたときに勝手にクリーニングしてくれてその分待たされるのですが、さすがに前日使用したばかりでは自動クリーニング動作に入りませんね。最近は空気が乾燥しているのでヘッドのインクが乾いてしまったのでしょうか・・・

電源OFFの時間や湿度をパラメータにして、クリーニングするかどうかを自動判断するという機能がプリンタに付けば便利かなと思ってしまいました。

bookmark_border[439] クロアチアとの初QSO

RHM12アンテナを使って、15m FT8でクロアチアとの初QSOに成功しました。

途中ちょっとタイミングがずれてヒヤッとしましたが、こちらからの電波は意外と強く到達していたようで良かったです。

これまで隣国のスロベニア・ハンガリー・ボスニアヘルツェゴビナとはつながっているため、今回クロアチアとつながったことで、この地域のジグソーパズルのピースがはまったような感じです。

下図は先週土曜日の伝搬状況で、午前から夕方にかけてのものです。ヨーロッパ北部が厳しいのは他のアンテナと変わりませんが、少し南側は結構西の方まで飛んで行っているようです。つい最近までコンタクトできなかったドイツも、あっさりとQSOが成立しました。

北欧からUKをどう攻略するかが今後の課題となりそうです。

bookmark_border[438] RHM12の使用感

昨日は、HF各バンドのFT8でRHM12を使ってみました。SD330やATAS-120Aと比べると飛びは良くなった感じがします。ただ、耳はこれまでとあまり変わらない印象で、その分、送受レベルがアンバランスになったように思います。

調整はマニュアルとは思えないほど簡単にできました。これはネット情報にもあるように、エレメントが長くその分短縮率が抑えられていることで同調帯域が広いからかも知れません。

たとえば40mのSWRはこんな感じです。FT8のQRGに合わせているため少し低い方に寄っていますが、センターを7.1MHzに合わせてカウンターポイズを少し調整すれば、バンド内は再調整することなくカバーできそうです。

調整が簡単にできることのもう一つの理由は、アンテナの根元で調整できることです。このタイプのアンテナを使うのは初めてですが、HF帯ではロッドを最大長に伸ばしておけば良いので、ベランダの手すりに体をもたれ掛けて少し前のめりになり、思い切り手を伸ばせば30mあたりまでは片手で調整できます。40mになると手が届かずさすがに危険なため、アンテナベースを一旦手前に引き寄せての調整が必要ですが、周波数ラベルのおかげで狙いを定めることができます。

ということで、160mから430までをフルカバーするRHM12(+RHMC12)は、アパマンハムには最適なアンテナとの印象を受けました。

bookmark_border[437] 久々の160m

早速RHM12アンテナを使ってみました。まずは160m FT8です。

ベース部分にオプション(RHMC12)の160m用コイルをつなげ、その先にロッドエレメントを接続します。基台に取り付けてSWRを測ってみると・・・ 1.84MHzに調整できません。少し高めの周波数でSWRが1.2程度まで下がってはいるものの、ベース部分を最長にしても1.84MHzまでは下がらずNGです。ちなみにJA用の1.908MHzはOKでした。

基台の位置を動かしたり、カウンターポイズの引きまわしを変えてみましたが改善しません。そこで、一度アンテナを外してみました。すると・・・

何とロッドエレメントが伸び切っていませんでした。一番太い部分が硬かったため少し強めに引っ張らないと一杯まで抜けてこないのでした。

改めてロッドを最長にして、基台に付けてSWRを測ると1.84MHz付近でSWRが落ちるようになりました。多少ズレていますが許容範囲です。

その後、国内の数局とQSOしました。ログを確認すると160mでの運用は今年1月以来で、実に10ヶ月ぶりです。前はHFJ-350Mに50Wを入れていましたが、今思うと無謀だったかも知れません。

そのうち国内局はNA局を呼び始め、当局はその局を受信できなかったためQRTしました。

その時の伝搬状況は次のとおりです。少なくとも国内には良好に飛んでいるようで一安心です。

 

bookmark_border[436] RHM12入手

第一電波工業のRHM12アンテナを入手しました。40mから430まで対応可能で、更にオプションコイルのRHMC12を使うと160m、80mもカバーできる手動スクリュードライバーアンテナです。

本体とオプションコイルを合わせるとFTM-6000が一台買えてしまう価格で、本当に今投資すべきものなのか少し悩んだのですが、次の点を考慮して購入することにしました。

①エレメントの長さ
3mほどあるため、これまで使っていたどのアンテナよりもDXが稼げるかも。

②調整方法
根元で調整できるので楽そう。

③耐入力
スペックにFM/CW 40Wと明記されていて安心。FT8で50W運用でもOKなのではないかとの期待が持てる。

④質感
高級で頑丈そうに見える。

この様にほとんどが希望的観測で半ば衝動買いですが、モノを購入するときはなるべくポジティブに考えるのが精神衛生上も良いと思っています。

また、当局が持っているHFJ-350Mとも比較して考えました。特にHFJ-350Mの耐入力は100W(PEP)で、3.5MHzは更に低い75W(PEP)とのことですので、FT8で50W運用は難しいかも知れません。(過去のブログ記事はこちら

この点はコメットさんにも質問してみたのですが、結局回答をいただくことはできませんでした。もっともこの様な質問に対する回答は難しいでしょうね。その時のSWRや周囲環境によってアンテナへの負担も変わってくると思いますし・・・アマチュア業務での使用ですので自己責任であり、その様なことは自分で考えなさいということかと理解しました。

ということで、RHM12であれば何とかFT8 50W、固定運用も可能と思った次第です。

でもやはり一番の目的と期待は①で、早速この週末はDXCC目指して頑張りたいと思います。