bookmark_border[439] クロアチアとの初QSO

RHM12アンテナを使って、15m FT8でクロアチアとの初QSOに成功しました。

途中ちょっとタイミングがずれてヒヤッとしましたが、こちらからの電波は意外と強く到達していたようで良かったです。

これまで隣国のスロベニア・ハンガリー・ボスニアヘルツェゴビナとはつながっているため、今回クロアチアとつながったことで、この地域のジグソーパズルのピースがはまったような感じです。

下図は先週土曜日の伝搬状況で、午前から夕方にかけてのものです。ヨーロッパ北部が厳しいのは他のアンテナと変わりませんが、少し南側は結構西の方まで飛んで行っているようです。つい最近までコンタクトできなかったドイツも、あっさりとQSOが成立しました。

北欧からUKをどう攻略するかが今後の課題となりそうです。

bookmark_border[438] RHM12の使用感

昨日は、HF各バンドのFT8でRHM12を使ってみました。SD330やATAS-120Aと比べると飛びは良くなった感じがします。ただ、耳はこれまでとあまり変わらない印象で、その分、送受レベルがアンバランスになったように思います。

調整はマニュアルとは思えないほど簡単にできました。これはネット情報にもあるように、エレメントが長くその分短縮率が抑えられていることで同調帯域が広いからかも知れません。

たとえば40mのSWRはこんな感じです。FT8のQRGに合わせているため少し低い方に寄っていますが、センターを7.1MHzに合わせてカウンターポイズを少し調整すれば、バンド内は再調整することなくカバーできそうです。

調整が簡単にできることのもう一つの理由は、アンテナの根元で調整できることです。このタイプのアンテナを使うのは初めてですが、HF帯ではロッドを最大長に伸ばしておけば良いので、ベランダの手すりに体をもたれ掛けて少し前のめりになり、思い切り手を伸ばせば30mあたりまでは片手で調整できます。40mになると手が届かずさすがに危険なため、アンテナベースを一旦手前に引き寄せての調整が必要ですが、周波数ラベルのおかげで狙いを定めることができます。

ということで、160mから430までをフルカバーするRHM12(+RHMC12)は、アパマンハムには最適なアンテナとの印象を受けました。

bookmark_border[437] 久々の160m

早速RHM12アンテナを使ってみました。まずは160m FT8です。

ベース部分にオプション(RHMC12)の160m用コイルをつなげ、その先にロッドエレメントを接続します。基台に取り付けてSWRを測ってみると・・・ 1.84MHzに調整できません。少し高めの周波数でSWRが1.2程度まで下がってはいるものの、ベース部分を最長にしても1.84MHzまでは下がらずNGです。ちなみにJA用の1.908MHzはOKでした。

基台の位置を動かしたり、カウンターポイズの引きまわしを変えてみましたが改善しません。そこで、一度アンテナを外してみました。すると・・・

何とロッドエレメントが伸び切っていませんでした。一番太い部分が硬かったため少し強めに引っ張らないと一杯まで抜けてこないのでした。

改めてロッドを最長にして、基台に付けてSWRを測ると1.84MHz付近でSWRが落ちるようになりました。多少ズレていますが許容範囲です。

その後、国内の数局とQSOしました。ログを確認すると160mでの運用は今年1月以来で、実に10ヶ月ぶりです。前はHFJ-350Mに50Wを入れていましたが、今思うと無謀だったかも知れません。

そのうち国内局はNA局を呼び始め、当局はその局を受信できなかったためQRTしました。

その時の伝搬状況は次のとおりです。少なくとも国内には良好に飛んでいるようで一安心です。

 

bookmark_border[436] RHM12入手

第一電波工業のRHM12アンテナを入手しました。40mから430まで対応可能で、更にオプションコイルのRHMC12を使うと160m、80mもカバーできる手動スクリュードライバーアンテナです。

本体とオプションコイルを合わせるとFTM-6000が一台買えてしまう価格で、本当に今投資すべきものなのか少し悩んだのですが、次の点を考慮して購入することにしました。

①エレメントの長さ
3mほどあるため、これまで使っていたどのアンテナよりもDXが稼げるかも。

②調整方法
根元で調整できるので楽そう。

③耐入力
スペックにFM/CW 40Wと明記されていて安心。FT8で50W運用でもOKなのではないかとの期待が持てる。

④質感
高級で頑丈そうに見える。

この様にほとんどが希望的観測で半ば衝動買いですが、モノを購入するときはなるべくポジティブに考えるのが精神衛生上も良いと思っています。

また、当局が持っているHFJ-350Mとも比較して考えました。特にHFJ-350Mの耐入力は100W(PEP)で、3.5MHzは更に低い75W(PEP)とのことですので、FT8で50W運用は難しいかも知れません。(過去のブログ記事はこちら

この点はコメットさんにも質問してみたのですが、結局回答をいただくことはできませんでした。もっともこの様な質問に対する回答は難しいでしょうね。その時のSWRや周囲環境によってアンテナへの負担も変わってくると思いますし・・・アマチュア業務での使用ですので自己責任であり、その様なことは自分で考えなさいということかと理解しました。

ということで、RHM12であれば何とかFT8 50W、固定運用も可能と思った次第です。

でもやはり一番の目的と期待は①で、早速この週末はDXCC目指して頑張りたいと思います。

bookmark_border[435] CQ誌整理用ファイル

当局のシャックにある書棚は小さく、毎月購読しているCQ誌を定期的に断捨離しないとすぐに溢れてしまいます。最大で6冊程度に抑えたいのですが、このところ少々さぼっていたため、今回思い切って2か月分(2冊だけですが・・・)整理しました。

これまで紹介してきたように、興味のある情報に絞ってB5サイズのルーズリーフバインダーにファイルし保管しています。CQ誌を解体して取っておきたい記事を1枚づつ26穴のクリアポケットに入れ、それをバインダーにファイルすることで抜き差しも容易で便利なのですが、だんだんとボリュームが増えてきており、一冊に収まりきらなくなっています。今使っているバインダーはたまたま家にあったものですが、昔の学生が使っていたような布貼りの厚手のもので、それを新たに追加購入するのも気が引けます。

一度は記事のテーマを絞ってPDFファイルに落としてみたのですが、やはり紙のアクセスの容易さには勝てません。

近くのホームセンターで安価な26穴のB5バインダーを探したものの見当たらず、代わりに2穴ファイルが100円ショップで買うよりも安い価格で売られていましたので試しに購入しました。

ルーズリーフではないため抜き差しは不便ですが、良い感じで収まっています。今後、記事のテーマ毎にファイルを纏めていきたいと思います。

ちなみにその後ネットを探してみたところ、割安な26穴バインダーがいくつかあることがわかりましたので、また記事が溜まってきたらそちらの方も使ってみたいですね。