bookmark_border[662] CQ誌9月号到着

Amazonで購入したCQ誌9月号が届きました。Amazonでは送料がかからずポイントが付くこともあって、発売日から数日遅れるというデメリットはありますが、このところこのパターンで購入しています。

そもそも毎月買う必要があるのか・・・という素朴な疑問はあるのですが、毎月興味深いテーマが組まれているため、やはり買ってしまいます。昔は付録にコールブック速報版が付いていたため購入のモチベーションはそれなりに高かったように思います。今は最新情報と懐古的な話題のバランスが取れた本誌は毎月の楽しみになっています。

ところで私も少なからず懐古趣味を持っているのですが、いわゆる「断捨離」とは相容れないところがあり、昔の「モノ」を保存したり入手したりすることなく、たまに過去の情報に触れることができる媒体は貴重だと思っています。

今回も付録の「永久保存版!! 1990年代のCQ ham radio」を読み耽っていました。またついでにと言っては何ですが、3年前の付録の「永久保存版!! 1980年代のCQ ham radio」も引っ張り出して改めてアマチュア無線の歴史を振り返ることができました。

今後もたまに「永久保存版!!」の付録を企画していただきたいと願っています。

bookmark_border[661] 「物干しロープアンテナ」での伝搬状況

先月来、ベランダ軒下の短いワイヤアンテナでもFT8通信ではある程度DXが楽しめることが分かってきたので、昨日の午前中1時間と午後1時間の伝搬状況をPSK Reporterで確認しました。

(PSK Reportサイトより画像引用)

17m(黄色)は信号自体は弱いものの割と広く飛んでいるようです。ただ欧州の方はダメですね。この地域は何局か受信できていて呼んではいるのですが、全くつながりません。送受のバランスが悪い様です。このあたりはATAS-120Aと比べるとかなり劣ります。

しかし、この様に一度リファレンスを認識しておくと、空のコンディションにかなり影響は受けるものの、今後のアンテナ改良時の改善度合いが分かり易くなります。これもデジタル通信のメリットかなと思います。

bookmark_border[660] ひと月ぶりのQRV

このところ無線をさぼっており、いつのまにかひと月が経ってしまいました。昨日はベランダに張ったロングワイヤ(といっても軒下ですのでたかだか5m~6mのワイヤです。)やアース線の状態を確認し改めてATUをTUNEし直して、まずは17m FT8でチリ局とコンタクトできました。

さすがにATAS-120Aのように強力には飛んで行きませんが、それでもベランダ軒下に洗濯ロープのように建物と平行に張ったアンテナから地球の裏側まで電波が飛んで行くのは、今更ながら不思議な感じがします。エネルギーの大半がATUや建物に吸収されているかと思うと、全くエコではないのですが・・・

その後、30mではUS局とつながりました。正直、ローバンドは洗濯ロープアンテナでは無理だろうと思っており、国内QSOもままならなかったのでダメ元で呼んでみたのですが意外な結果となり驚いています。

ATUを導入した当初はベランダから釣り竿アンテナを伸ばしてみようとも考えていたのですがQRVのたびにいちいち設置するのも面倒に思われ、また軒下のワイヤも捨てたものでなく、いざという時はATAS-120Aを使えば良いと割り切ることにしました。そのため、しばらくはこのような状態が続きそうです。

 

 

bookmark_border[659] 無線運用形態

当局が再開局して3年が経ちますが、その間、全てFT8/FT4で運用しています。音声通信だとどうしても緊張して自然な会話ができなかったり、昔、開局して間もないころ「通話中に『はい』が多いね。」という感想(指摘?)を耳にし、それからは意識的に自分に向けての「はい」は言わないようにしていたのですが、いまだにそれがトラウマになっていることもあり音声通信からは遠ざかっています。また、他の局がワッチしていると思うと意識してしまい緊張のレベルが上がります。電話など一対一の全二重であれば問題無いのですが・・・ そういう意味では、Web会議もちょっと苦手です。

ではCWが良いのでは・・・ということもありますが、生来面倒くさがりということもあって練習はさぼっていますし若いころの気力も衰えています。もっとも、コンテスト局への応答であれば最低限自分のコールサインと5NN BKで良いので交信数は稼げるのでしょうが・・・

他方、FT8/FT4は会話しなくて良いこと、操作が楽で通信中でも内職できること、イレギュラーな対応をする場面があまり無い(あってもすぐに慣れる)こと、更にこれが一番の大きな要素ですがFT-991AM/ATAS-120Aのような簡単な設備でアパマン局でもDX通信が楽にできること等、私にとってはストレスフリーで経済的にリフレッシュできる最適な通信方法です。

この様に書いていると、我ながら恥かきや苦労を避けて安易な方向に流れているなと改めて感じますが、所詮趣味の世界ですのでストレスを感じては本末転倒ですし、またストレスがかかると自分だけでなく無意識のうちに他の人を傷つけることにもなりかねませんので、このまま楽なペースで続けていきたいと思っています。私にとっての「無線」は、通信の手段というよりも自己実現(=自己満足?)の手段で奥の深いものですので、もう少しこの世界を楽しめたらと思います。

もっとも、いずれ恥も緊張感もなくなり周りへの配慮が欠けるやっかい者になってしまうおそれもあり、その時が無線をやめる潮時かも知れませんね。そうならないよう気を付けたいものです。