bookmark_border[659] 無線運用形態

当局が再開局して3年が経ちますが、その間、全てFT8/FT4で運用しています。音声通信だとどうしても緊張して自然な会話ができなかったり、昔、開局して間もないころ「通話中に『はい』が多いね。」という感想(指摘?)を耳にし、それからは意識的に自分に向けての「はい」は言わないようにしていたのですが、いまだにそれがトラウマになっていることもあり音声通信からは遠ざかっています。また、他の局がワッチしていると思うと意識してしまい緊張のレベルが上がります。電話など一対一の全二重であれば問題無いのですが・・・ そういう意味では、Web会議もちょっと苦手です。

ではCWが良いのでは・・・ということもありますが、生来面倒くさがりということもあって練習はさぼっていますし若いころの気力も衰えています。もっとも、コンテスト局への応答であれば最低限自分のコールサインと5NN BKで良いので交信数は稼げるのでしょうが・・・

他方、FT8/FT4は会話しなくて良いこと、操作が楽で通信中でも内職できること、イレギュラーな対応をする場面があまり無い(あってもすぐに慣れる)こと、更にこれが一番の大きな要素ですがFT-991AM/ATAS-120Aのような簡単な設備でアパマン局でもDX通信が楽にできること等、私にとってはストレスフリーで経済的にリフレッシュできる最適な通信方法です。

この様に書いていると、我ながら恥かきや苦労を避けて安易な方向に流れているなと改めて感じますが、所詮趣味の世界ですのでストレスを感じては本末転倒ですし、またストレスがかかると自分だけでなく無意識のうちに他の人を傷つけることにもなりかねませんので、このまま楽なペースで続けていきたいと思っています。私にとっての「無線」は、通信の手段というよりも自己実現(=自己満足?)の手段で奥の深いものですので、もう少しこの世界を楽しめたらと思います。

もっとも、いずれ恥も緊張感もなくなり周りへの配慮が欠けるやっかい者になってしまうおそれもあり、その時が無線をやめる潮時かも知れませんね。そうならないよう気を付けたいものです。

bookmark_border[654] 「物干しロープアンテナ」の実力?

昨日は天気が不安定だったためATAS-120Aを使うのを控え、ベランダに物干しロープの様に張ったワイヤで細々とFT8を運用しました。一応、20m、80m、160mバンド以外はATUのお陰でSWRが下がっているので取り敢えずそれで良しとしていますが、アンテナ効率は出ていないでしょうし、なんちゃってアンテナの部類であることは否定できません。

それでも17mでは、当局初となる東ティモール局とQSOができました。

ネットで調べるとこの局はロシアのDXペディションチームのようで、QRZ.comで寄付を募っていました。この局とは15mでもQSOが成立しました。

その後、15mではキューバ局を受信したのでダメ元で呼んでみましたが、他局へ応答したためJTDXはTXを自動停止しました。

で、すぐに諦めて、先日受領したQSLカードへの返信カードを印刷しようとプリンタの設定をした後、ふとJTDXの画面を見ると・・・何と、先ほどのキューバ局から何度も応答があったではありませんか。ちなみに、042030時のJK1は当局ではありません。

こういう時は改めて最初に戻ってGLから送るのが良いのでしょうが、申し訳ないと思いつつ先方のQSO中にRレポートを出したところ、そのQSO終了後にすぐにRR73 を送ってくださいました。FT8の1QSOに8分30秒もかかったのは、これが初めてかも知れません。相手局には本当に感謝です。こういう事があると、無線に対するモチベーションが更に上がります。

改めて、物干しロープアンテナの実力・・・というか、空のコンディションと相手局の無線設備の素晴らしさを実感した次第です。

 

 

 

 

bookmark_border[647] FC-40入手

FC-40のことを色々考えているうちに早く欲しくなり、購入しました。販売店には在庫がなく、八重洲無線の須賀川工場からの直送です。コントロールケーブルは添付の5m長では足りず、先日紹介したサンワサプライの3m長の延長ケーブルをつなぎました。

肝心のロングワイヤですが、まずは8m 位のIV線を使うことにしました。アース線は5mx5本、10m・7m・3mがそれぞれ1本ずつです。ベランダ内にワイヤを張ってチューニングしてみると、6m~40mまではOKですが80mと160mはNGでした。これは仕方が無いとして、FT8運用のためPCをリグにつないだのですが、6m以外はフリーズ状態になりました。

そこでリグ/PC間のUSBケーブル、ATUコントロールケーブル、同軸ケーブルにそれぞれクランプフィルタ(コア)を追加してようやく30mまではフリーズが収まりました。40mがまだ残っていますが、もう時間切れということとコアの手持ちが無くなったため、後日対策したいと思います。

まだ本格運用とはなりませんが、FT8での受信は良好で、少なくともこれまでのHFV5よりは良さそうです。またHFV5もそうですが、エレメントをベランダから外側に出さずに運用できるので気持ち的にも楽です。

ところでCQオームさんのサイトに「釣り竿直接給電アンテナエレメントとクイックマウントx2個セット」という製品が掲載されSNSで紹介されていますね。6/末発売予定とのことです。価格は安いのか高いのかわからないですが、このようにセットで纏まっていると便利だと思います。カーボンロッドアンテナということで、耐電力や寿命については興味があります。

 

bookmark_border[642] 昨日の状況

昨日午前中は雨のためATAS-120Aアンテナが使えず、ベランダ内に設置したHFV5を使って10mと6mでFT8を運用しました。

10mでパイルになっていましたが、先方のエンティティはミクロネシアでした。QRZ.comによると、US局が南の島で移動運用されているようです。

このエンティティは私も初めてでしたので試しに呼んでみましたが、全く歯が立たずすぐにあきらめました。

午後は6mでベトナム局とつながりました。この局とはこれまで30m/20m/17m/15m/12m/10mと6バンドでつながっていたのですが、6mでは初めてです。Esのお陰ですね。

その他、2m、430で初めての局をお見かけし、QSOさせていただきました。

それから、先日受領したQSLカードへの返信カードを準備して発送しました。相手局に届くのは年明けになってしまうのでしょうか・・・。

bookmark_border[639] 1ヶ月ぶりのQRV

昨日午後、1時間半ほどの短い時間でしたが久しぶりにFT8を運用しました。

このところ無線で遊ぶ余裕が無いほど忙しかったという訳では全然なく、無線との付き合い方が少し変わってきたのかも知れません。再開局した2020年秋から1年半くらいは浦島太郎状態のためか興味全開で新しい知識を吸収する日々が続き、アンテナの取り付け方やアースの取り方も試行錯誤で、色々と試しては備忘録的に日々ブログを更新していました。

今では何となく落ち着いてしまい、また無線運用すべきという強迫観念も無いため、このようにアマチュア無線家にはあるまじき状態になってしまいました。所詮趣味の世界なのでそれほど真剣にならなくても良いかな・・・と言い訳をしています。

でもやはりQSOできると嬉しいですね。昨日の成果は以下のとおりです。

・HF:30m JA10局、17m US2局・CN1局、12m  NC1局、10m AU3局、NZ2局

・VHF/UHF: 2mJA1局、430JA3局

夕方前ということもあってか遠距離DXは叶いませんでしたが、満足できる結果でした。

次の運用はいつになるか・・・来週はGWですので意外と早いかもしれません。