[89] カウンターポイズ追加による160mバンド・10mバンドでのSWR改善

160mバンドでのSWR悪化が課題となっていましたが、アンテナ取付方法の改善を機にカウンターポイズを見直しました。これまでの5mx5本に、10m、7m、2.5mのコードを各1本ずつ追加しました。

その結果、160mではSWRが1.1近くまで改善、また以前はシャックに戻ると(アンテナから離れると)SWRが急激に悪くなっていたのですが、上述のとおり長さの違うコードを追加したことでその様な症状も無くなりました。

早速160mバンドの国内周波数(1.908MHz)で初めてCQを出してみました。元々誰も出ていなかったということもあり応答がありません。すると3回めのCQの途中で、突然JTDXにエラーが発生しました。リグ接続エラーです。

JTDXを立ち上げ直し、リグのRF出力のところにクランプフィルタを2ヶ追加しました。SCU-17とリグの間は大きなクランプフィルタにケーブルを複数回巻いておりそこは大丈夫と思って再びCQを出してみると、今度はタイムアウトする5回まで特に問題ありません。ただし交信相手がいないためQSOには至りませんでした。

数10分後に再度CQを出してみると今度は5回目くらいでまたリグ接続エラーです。手持ちのフィルタはもう全て使い切ったため、また調達するしかありません。USBケーブルなどにも追加対策が必要かも知れません。

一方、10mバンドもSWRが改善しましたが、まだ2を切った程度で改善の余地はあると思います。アンテナチューナはONにしなくても送信はできるのですが、念のためチューニングしました。その後オーストラリア局3局、国内局1局とQSOし、気持ちの問題かも知れませんがアンテナ特性は改善しているようです。

ちなみに6mも試してみたのですが、思うようにSWRが落ちません。2.5mのカウンターポイズの位置を変えてもSWRには全く影響はありません。エレメントがベランダに近過ぎるのが原因と思われ、アンテナを外方向に移動する方法を考えてみたいと思います。

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