bookmark_border[705] FT8に思うこと

先週末は久々にQRVしました。相変わらずFT8ですが、音声通信ですとどうしても色々なノイズが耳に入ってきて落ち着かないので、私にとってはFT8が最適な通信方法です。それで楽しいのか?という疑問も多々あるかと思いますが、ベランダの小さなアンテナでも、空のコンディション次第で思いもよらない地域とのQSOが可能ですし、音声やCWのようにあまり気を使わなくても良いことから、気分転換の目的で気軽に楽しむには良い方法と思っています。ゲームに近い感覚かも知れません。

ところで、先週末の状況は次のとおりです。

(QRZ.comサイトより画像引用)

30mでは1時間の間に27局とコンタクトさせていただきました。このバンドでこのペースでのQSOは初めてです。

また、最近は確認していなかったのですがDXCCの状況をLoTWで見てみました。

(LoTWサイトより画像引用)

昨年11月に確認したときは「85」でしたのでまた増えています。これまでの経緯をグラフにするとこの様な感じです。特に意識はしていないのですが、リニアで推移しているようです。

いちおうDXCC 100達成を目標にしていますが、特に何か努力しているということではなく、結果として達成できれば良いという程度です。

bookmark_border[704] バレアレス諸島との初QSO

昨日、1ヶ月半ぶりにQRVしました。相変わらずハイバンドのコンディションが良いようです。10m FT8でバレアレス諸島の局と初めてつながりました。アンテナはATAS-120Aです。

バレアレス諸島は「スペインの東岸沖の西地中海の列島」とのことです。これまでギリシャやイタリアまでは割とつながっていたのですが、今回はスペイン付近まで足を踏み入れたことになります。

ちなみに昨日16時頃の10m FT8の伝搬状況は次のとおりです。

また、12m/15mではカンボジアのペディション局(?)とコンタクトできました。このエンティティも初めてです。たまにQRVするとこの様に何か良いことがあるのでやめられません。

それから、先日JARL経由でQSLカードが届きました。今回は20枚程度と少ないですが、フィンランドとルーマニアからのカードも入っていました。DX局からのカードが届くと嬉しさが倍増します。

bookmark_border[703] QSOパーティ4日め

1月2日から始まったQSOパーティは今日で4日めです。一応毎日参加していますが、2日めまでで26局とQSOしたものの、昨日と今日は早朝に1局ずつに留まっています。

毎日参加している理由は「記念品」狙いなのですが、改めてJARLの案内ページを見ても記念品については何も記載されていないようです。アマチュア無線のニュースサイトには「前回まであった”QSOパーティに6日間連続で参加すると、抽選で記念品(ハンディ機やJARLオリジナルグッズ)がプレゼントされる”という「お年玉特別企画」は行われない。」と書かれていました。

でもQSOパーティへの参加は他局の20局達成の一助になりますので、明日と明後日(最終日)も引き続き参加しようと思います。

bookmark_border[702] 正月の様子

元日に年賀状とともにQSLカードを受領しました。今回も60枚程度で、最新のものは1年前のQSOパーティのときのもののようです。

年明けから衝撃的なニュースが続いていて「おめでとうございます」という気持ちには中々なれませんが、とにかくQSOパーティだけは参加しようと2m/430のFT8で始めています。一応1/2には20局とのQSOを達成しましたので、あとは1/7までローペースで続けようかなと思っています。

それにしてもいつも悩むのは、QSOパーティでCQを出すときに「CQ NP」とするか「CQ NYP」とするのか・・・ということです。

規約には
(1) 呼び出し
電話…CQ NEW YEAR PARTY
電信…CQ NYP
*データ、画像、ATV等は、電話や電信に準じる。

と規定されていますので、FT8では電信に準じて「CQ NYP」とするのが良いと思いそのようにしていますが、その場合、私が使っているJTDXでは自動応答してくれないため相手局をダブルクリックする必要があります。そのため、気を抜いているとタイミングが遅れてしまいます。

また、こちらが相手局に応答した後にTx5でOP名送出の定型文を設定する必要があり、これも初めのうちは慌ててしまいます。今回も最初に「RRR」の設定を忘れていたため、「RR73」を送ってしまい、うまくTx5を出せない場面がありました。

毎年のこととは言え中々慣れないものです。「RRR」「CQ NYP」「Tx5」のキーワードは忘れないようにしようと思いつつ、1年後には忘れていると思います。

bookmark_border[701] CQ誌 新年号

一昨日、AmazonでCQ誌の最新号を注文し昨日届きました。送料無料でポイントが付くこともあり、最近はこの方法で購入しています。本体価格がいつもより100円上がっていますが、これは付録に「ハム手帳」が付いているからということでしょうね。一応「特別号定価」ということになっていますので、次号では価格が戻ることを期待します。

それにしても「ハム手帳」は情報満載ですね。前回裏表紙に移動したスケール(cm)は今回も踏襲され、その後ろにインチのスケールが追加されています。私は使う機会が無いのでその便利さは実感できませんが、アマチュア無線の世界ではインチも結構使われているのかも知れませんね。

それから、後の方に4ページほど住所録が追加されているようです。その他はあまりよく見ていませんが、バンドプランや年齢早見表なども更新されているのでしょうか。

ところで以前触れたかも知れませんが、ハム手帳をシステム手帳の様なリフィル式にして変更部分のみを差し替えるという形にすれば使い勝手が良くなるのでは・・・と思っています。例えば、JCC/JCGリストはせっかくチェックボックスがあるのに、それにチェックを入れても新しい手帳には引き継がれません。ただリフィル式だと逆にコスト高になってしまうのでしょうか。自分でもできそうですが、パンチ穴で一部の情報が欠落してしまうという問題があります。

CQ誌本体ですが、やはり真っ先にFT8関連の記事に目が行ってしまいます。FT8でのdos & don’tsは留意すべき事項が纏められており、頭の整理になりました。

また「FT8のパイル中にターゲット局と同じタイムフレームで呼び出す局長さんがいて、それはターゲット局が送信を中断したときにピックアップされ易くするための『テクニック』とする局長さんがいるがそれは『テクニック』ではない。」との趣旨のコラムが掲載されており、そういう方法もあるのかと半ば感心しつつ、やはりデメリットの方が大きいと思った次第です。無線運用において何が良いのかダメなのか、ルールを理解しインテグリティを意識してオペレーションすることの重要性について再認識しました。

これから他の記事も読み進めようと思います。