bookmark_border[135] JTDXのアップデート

JTDXはこれまで「v2.2.0-rc152」というバージョンを使っていましたが、CQ誌2月号の記事で「v2.2.0-rc155」が昨年12月にリリースされたことを知り、アップデートしました。JTAlertのアプリ起動設定も変更してJTDXを立ち上げました。

CQ誌の記事によると「CL」「DT」のスピンボックス表示が追加されたとのことです。たしかに画面を見るとこれらの項目が表示されていました。CLとDTはいずれもPCでのデコードを間引くための設定項目とのこと。パラメータを細かく設定できるようなのでバンドが混んでいるときに試してみようと思います。

新バージョンで半日ほど運用しましたが、旧バージョンとの違いで気が付いたのは当局が呼んだ局が他局に応答した際に表示文字の色が薄くなったことくらいで、他には特に違いは感じませんでした。これから使っていくうちにバージョンアップのメリットが感じられるものと楽しみにしています。

bookmark_border[117] Windowsアップデートに伴うJTDX再設定

アマチュア無線の運用に使っているPCのWindows 10アップデートを行いました。「20H2」というバージョンです。

アップデートには何時間か掛かりましたが、その後JTDXを立ち上げたところ何かエラーが出ています。受信がうまくできていないようです。設定を見てみると、オーディオのサウンドカードの設定がデフォルトに戻っていました。

急遽USBオーディオに設定し直したら、正常に送受信することができました。JTDXのその他の設定項目は特に変化は無いようです。

またJTAlertもサウンド系のエラーが出ていましたので、これも修正しました。

bookmark_border[24] JTDXの設定

JTDX(v2.2.0-rc152)を立ち上げ、リグ接続のための設定を行いました。初めに「Language」→「日本語」の選択をすると、このアプリが日本語で動く様になります。

1.全般設定 「ファイル」→「設定」→「全般」
自局のコールサインと運用場所のグリッドロケータ(GL)を設定します。

2.リグ接続設定 「ファイル」→「設定」→「無線機」
リグを選択し次にCATコントロール用シリアルポートとボーレートを選択します。ボーレートは少しでも速い方が良いと思い、FT-450DMの最高速度「38400」に設定しました。リグ側のデフォルト設定は4800になっていますので、リグの「CATRATE」メニューで「38400」に変更します。またFT8ではサイドバンドの上側を使いますので、リグの「D TYPE」メニューで「USER-U」に変更します。リグ選択をしていれば、データビット、ストップビット、ハンドシェークなどのCATプロトコル設定は「デフォルト」のままで良いと思います。PTT方法は「RTS」とし、モード「Data/Pkt」、スプリット操作「無し」としました。最後に「CATテスト」ボタンを押してCATコントロールができるかどうか確認します。ボタンが緑色に変わればOKです。次に「PTTテスト」ボタンを押してボタンが赤色に変わりリグがTX ONになることを確認します。なお、PTTテストを押しても変調はかからずキャリアだけが送出されます。

3.オーディオ設定 「ファイル」→「設定」→「オーディオ」
サウンドカードはPCでリグ用に設定したものを選択します。一方、PC側ではマイクレベルを80%、スピーカレベルを50%に設定しました。これらは今後適宜調整です。スピーカのプロパティはEnhancementsをDisableに、形式は16ビット、48000Hz (DVDの音質)に設定が必要とのことです。

4.レポーティング設定 「ファイル」→「設定」→「レポーティング」
外部サイトや他のアプリにQSO情報を送る場合に設定します。私は「PSKレポーターへの情報送信を有効化」「UDP要求を受け入れる」「UDP要求があった場合に通知する」「ウィンドウを復元するUDP要求を受け入れる」にチェックを入れました。UDPはJTAlertとの通信に使われるとのことです。

5.周波数設定 「ファイル」→「設定」→「周波数」
40mの国内FT8通信用として7.041MHzを追加します。追加のボタンがありませんので、リストに載っている周波数のどれかを変更する形で登録するのだと思います。
ひとまずこの様な設定とし、あとは運用開始後に必要に応じて設定を追加、変更することにします。