昨日は空のコンディションが良かったのか、15mバンドでアルゼンチンの局とQSOができました。相手のCQに対して1テンポ遅れましたが、呼び出したところスムーズに進みました。ロッドアンテナから出した電波も地球の裏側まできちんと届いているようです。
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昨日は空のコンディションが良かったのか、15mバンドでアルゼンチンの局とQSOができました。相手のCQに対して1テンポ遅れましたが、呼び出したところスムーズに進みました。ロッドアンテナから出した電波も地球の裏側まできちんと届いているようです。
先週の三連休、40mバンドでFT8を楽しみました。バンド内は隙間の無いほどの盛況ぶりだったため、CQ局への応答には相手局に周波数(DF)をロックして信号を送信したところ、リグのアンテナマークが点滅しSWRアラームが出ています。
一応電波は出ているようですが、事前にアンテナチューナでチューニングしたはずなのに・・・と思いつつ、幸い、当局の呼び出しに対して反応が無かったため一旦QRTしました。
原因はすぐにわかりました。相手局のサブキャリア周波数(DF)は300Hzほどのところにありましたが当局は送受分離のスプリット操作をしているため、キャリアの送信周波数がFT8国内バンドの7.041MHzよりも1.5KHz低い7.0395MHzになっていたのです。これ自体は正常な動作なのですが、アンテナチューニングは7.041MHzのみで行っていたことが原因でした。
改めて低い方でもアンテナチューニングをしたらOKとなりました。短縮アンテナの帯域がシビアなことを実感した瞬間でした。
HFJ-350Mアンテナを20mバンドに調整しFT8で電波を出してみました。すると従来のアンテナとは比べようもないくらい、当局の信号をよく拾ってくれます。
受信は極端に良くなったとは感じませんでしたが、送信の方は感覚的に10dBは強くなったのではと思います。当局の信号が相手局と同等だったりそれ以上のときもあったりで、これまで20mバンドはほぼ相手局より10dB以上低くて消極的なバンドでしたが、このアンテナのお陰で気分は一変しました。
これは30分間の当局の20mバンドでの電波の飛び状況です。南米で-15dBというのは今まで使っていたアンテナでは考えられませんでした。もちろんこのアルゼンチンの局とはQSOさせていただきました。
いよいよ80mバンドでの初QSOです。
まずはDX用周波数に合わせしばらくワッチしていると、ロシア局がCQを出していたためコールしQSOが成立しました。他にはDX局が見当たらなかったので国内用周波数にQSYし、いよいよ国内局とのQSOです。
CQに応答したり呼んでいただいたりしていたらあっという間に1時間が過ぎ、その間に30局ほどQSOできました。多くの局が40mで既にQSO済みなのですが、それでも呼んでいただいてとても有難く思いました。
1時間で30局というのは平均2分間に1局ですので、かなりのハイペースです。やはり初バンドでのQSOは気持ちの良いものです。
ちなみにDX用周波数での当局の電波状況は次のような感じです。
アンテナはおおよそ5時の方向に突き出しその反対側は壁ですので、その両側に飛んでいるようです。北海道は陰に隠れてしまっていますが、この様な安価で小さいアンテナで予想外に電波が飛んでいることが確認できて満足です。
徐々に他のバンドでも試していきたいと思います。
FT8でQSOを進めていくと、周りの局が交信済みとなってしまいQSOの頻度が減ってきます。またHFでは未交信局が受信できているにもかかわらず、当局の信号が届かずにQSOができないなどの繰り返しです。
そこで、JTDXの未交信局通知設定を「バンド毎」にしてみました。
そうするとそのバンドでの未交信局(他バンドでは交信済み)がハイライトされますので、その局とまたQSOを楽しむことができます。
これでしばらく交信数を増やしていきたいと思います。ちなみに、JTAlertの方の設定は特に変更していません。