bookmark_border[688] FT-891M 外部スピーカ改造

ヘッドホンノイズ問題が完璧には終息せずにいましたが、少し視点を変えて無線機本体から外部スピーカをつなげ、そこにヘッドホンをつなげれば解決するのではないかと考えました。

シャックにはコメットさんのCB-980というスピーカがあります。無線機本体ウラの端子にケーブルをつなぎ、スピーカから音が出ることを確認しました。

問題は、このスピーカにはヘッドホンジャックが付いていないのです。そこでジャックと切替スイッチを付けることにしました。そもそもスイッチ付きのジャックを使うので切替スイッチは必要無いのですが、ヘッドホンをつなげた状態でスピーカとヘッドホンを切り替えたいと思った次第です。

FT-891MはAFのノイズフロアが高いのか、AFボリュームを最小にしてもヘッドフォンでは気になるレベルです。そのためヘッドホンへのラインに100Ωの抵抗をかませてレベルを抑えています。

筐体が厚いため、ヘッドホンジャック本体があまり外側に出てこずギリギリの状態で締めています。

これをFT-891Mのコントロールヘッドが乗っているマウス台の下に取り付けました。ノイズが改善されてかなり使い勝手が良くなりました。一応ヘッドホン問題はこれで解決ということにしたいと思います。

bookmark_border[686] FT-891M コントロールケーブルの改良

今回は「FT-891Mヘッドホンノイズ問題」の対策について紹介します。

無線機本体とコントロールヘッドは、当方手持ちの6極6芯のモジュラーケーブルでつないでいるのですが、このケーブルは8芯LANケーブルとは異なりツイストペアケーブルではなく、ノイズに弱い可能性があることが分かりました。

ツイストペアケーブルは、2本ずつペアで撚り合わせたものでノイズに強いとのことです。

ネット動画では、LAN用8芯のツイストペアケーブルを6極モジュラーに付け、無線機本体とコントロールヘッドを接続してうまくノイズを低減することができたという例が紹介されており、それに倣って新たにコントロールケーブルを自作することにしました。

材料は8芯のツイストペアケーブルと6極モジュラーのみですが、ケーブルをモジュラーに取り付けるための工具も必要でそれらを準備しました。作業自体はそれほど大変なものではないですが、一応GND/AUDIOライン、データIN/OUTラインがそれぞれペアになるように配線を考えました。

(Yaesu Technical Supplementより引用)

#1と#3、#5と#6をペアにすれば良さそうです。ケーブルを組み立ててつなげてみたところ・・・

確かにノイズは低くなりましたが、まだ残っています。そこで思い切って#1と#3だけを外側に出してシールド線を使ってみました。

だいぶ良くなったように感じますが、まだ改善の余地がありそうです。こういうことを考えながら少しずつ使い易くしていくのは楽しいものです。

bookmark_border[683] FT-891M ヘッドホンノイズ

FT891Mのヘッドホン端子はコントロールヘッドの左サイドに付いていて、使い勝手がとても良いです。

しかしながら・・・ヘッドホンをつないで聴いたところ、ひどくノイズが乗っています。

ツマミを回して周波数を変えたりSメータが振れただけでもパタパタという音がして、結構気になります。無線機本体とコントロールヘッドの間でやり取りされるデジタル信号がオーディオラインに乗っているものと思われます。

やはり専用のセパレートキット(YSK-891)を購入すべきなのか、またはオーディオラインをシールドすれば改善するのかなどと考えていますが、まずは対策についてネット情報を探ってみたいと思います。