bookmark_border[150] FT4のQRG

FT8でワイドグラフを見ていると、たまに幅広で半周期の信号が現れることがあります。
これはFT4の信号なのですが、20mバンドなどではFT8とFT4のQRGを区別しているのに対し、80mや40mの国内バンドでは混在して運用されているようです。

これらのバンドも、国内FT4用としてQRGが割り当てられているのではないかと思いネット検索をしても有力な情報は見当たりません。

そこで改めてCQ誌2020年10月号別冊付録の「FT8運用マニュアル 2020年最新版」を見たところ載っていました。これを元に、FT8とFT4を併記し私なりに整理したのが下の表です。

これによると80mや40mも、慣習ではありますが国内用としてFT4専用がありますね。実際にこれで運用している局がいるかどうかはわかりませんが、今度試しにCQを出してみようかなと思っています。

bookmark_border[149] FT8 受信表示遅れ

昨日は午後から急にJTDXでの受信表示が遅くなり、受信局数に関係なく結果が表示されるまで3~5秒もかかってしまう状態となりました。

午前中は40m国内バンドで30局近いデコードを1秒程度で処理して快調だったのに、午後は状況が一変しました。

タスクマネージャーでCPUの負荷状況を見ても100%には届いていないですし、JTDXの「CL」を100%から50%に落としても変化はありません。またネットで調べて「Antimalware Service Executable」のプライオリティを下げても改善せずです。JTDXの古いバージョンを使ってみましたが状況は変わりません。

相手局を呼び応答があっても、表示が遅れるためその前にこちらから送信してしまい、その途中でデコード結果が表示されるので、慌ててそれをクリックして事なきを得るという状態でした。
今日はまだ試していませんが、午前と午後で何が変わったのか・・・考えてみます。

bookmark_border[148] 80条報告

電波法第80条には、無線局免許人等の報告義務が規定されています。

その中で「この法律又はこの法律に基づく命令の規定に違反して運用した無線局を認めたとき」が報告対象の一つに挙げられており、そのときはその旨を総務大臣(書類提出先は所轄の総合通信局長)に報告しなければなりません。

平日の日中に2mや430をワッチしていると、明らかにアマチュア業務に反すると思われる内容や所定のバンドを外れたところで通話が聞こえてくることがありますが、法律上の「無線局を認めた」に該当するのかどうかが良くわかりません。たとえばその無線局の位置や名称まで特定して報告する必要があるのか、日時、周波数、電波形式、その他違法と判断した理由を報告すれば良いのか少し調べてみます。

私自身、特に妨害を受けている訳ではなく、また正義感を振りかざして報告するものでもありませんが、法律上免許人には報告義務が課せられているためそれを遵守すべきとの思いがあります。
書式はJARLのサイトからダウンロードできるようですので、平日の日中にワッチする機会はあまり無いのですが、報告できるだけの情報を集めたうえで対応しようかなと思っています。

bookmark_border[147] HFJ-2mの扱い

昨年購入したHFJ-350M用の収納ポーチにセットで2mバンド用コイル(HFJ-2m)が付いてきたもののこれまで一度も使用しておらず、試してみようかどうしようか迷っています。あまり悩むようなことでも無いのですが・・・

これを使うときはHFJ-350Mのロッドエレメント長を調整する必要がありますが、ロッドは160mバンド用に調整し伸ばした状態で部屋に置いてあり、その長さをできれば変えたくないということと、ベランダ内に設置してあるSB7ホイップアンテナをSD330用の基台に取り付け、試しにエレメントをベランダから外側に離して運用してみたところ、電波の飛びがベランダ内設置の状態とあまり変わらないことがわかったためHFJ-2mも推して知るべしで、これが使用をためらっている理由です。

今後このコイルが活躍するときまで、そのまま保管しておきたいと思います。

bookmark_border[144] 周波数ロック

昨日はFT8 国内40mバンドに多くの局がQRVされており、自局の送信周波数が設定できないほどの混み方でした。

そのため、普段はあまり使わないのですが、JTDXを「ロックTx=Rx」に設定しCQ局に対して同じ信号周波数で呼び出しをする方法にしました。その時、ある局(X局)が当局を呼んでくれたことがわかり、ちょうど他のCQ局(Y局)を呼び始めたタイミングだったので急遽X局をクリックしました。

いつもの感覚ですと、その時点でY局への呼び出しがキャンセルされX局への呼び出しに変わるのですが、今回はその様にはならずY局への呼び出しシーケンスが続きました。Y局とのQSOが終わり、改めてX局とのQSOも完了しました。

この動作は「ロックTx=Rx」設定の関係かと思いますが、JTDXの設定項目の「全般」→「送信中のTx周波数変更を許可」にチェックを入れていなかったため、送信中に別の局に周波数変更ができず、そのため元々の局に対して信号の送出が続いたものと思われます。

なお、送信中に信号周波数を変更することは違法ではないと認識していますので、上記項目にチェックを入れました。

その効果についてはその後試す機会は無いのですが、少しずつ設定項目の意味を学習しているという実感があります。また、スプリットを「リグ」設定している場合、VFO-Bの搬送波周波数自体が送信中に変わることが法的にどうなのかは、確認する必要があると思っています。