bookmark_border[461] 12m SAとの初QSO

週末はカナリア諸島とのQSOを逃すという残念な結果になったのですが、一方で嬉しいこともありました。同じく12m FT8でアルゼンチン局とのQSOが成立したのです。

相手局のCQに対して最初は空振りに終わったもののHalt Txにならなかったため、そのまま呼び出しを続けると応答がありました。こちらの信号も極端に弱くなかったようで良かったです。やはりATAS-120Aは最強です・・・遠方局とコンタクトできると特にそう思います。

ちなみに、12mでSA局とコンタクトした記憶が無かったためログを確認すると、北中米やタヒチまではQSOできていましたが、やはりSAは初めてでした。相手局の無線設備に助けられた部分は大きいとは思いますが、ハイバンドで遠距離DX、しかも地球の反対側とのQSOが成功すると嬉しいですね。

bookmark_border[460] 12m FT8 残念な結果

昨日朝はATAS-120Aアンテナを使い、複数バンドでFT8を運用しました。その中でひとつ、とても残念で心残りな事態に遭遇しました。それは・・・

12mでEA8局(カナリア諸島)が入感し何度か呼んでみたものの全くつながりません。このバンドは普段は比較的空いているのですが、この時ばかりは多くのJA局がこの局を呼んでいて、プチパイル的な状態でした。その後もトライしましたが、結局空振りに終わってしまいました。

そこまでは良いのですが、その後、PSK Reporterで当局の電波の伝搬状況を見ると・・・
何と相手局に届いているではありませんか。

しかもSNRは「-14dB」とそれほど悪い値ではありません。距離は12,474kmとあります。

結局途中で諦めてしまい少し心残りです。次回チャンスが訪れるかどうかわかりませんが、それまでのお楽しみということにしておきたいと思います。

bookmark_border[459] ハム手帳2022

CQ誌2022年1月号が発売されたため、早速近くの書店で購入しました。いつもは1段重ねで置いてあるのですが、今回は2段でした。例年、ハム手帳目当てに購入する方が多いということでしょうか。

先日入手したカバーを付けるとこんな感じです。

表紙は12月付録のカレンダーと同じ送信管807ですね。カバーを付けると一層写真が映えますが、私は真空管というと5球スーパーのミニアチュア管しか馴染みがなく、残念ながら送信管は厳重なシールドに覆われているイメージしかありません。ところで「Ham Note Book」の書体は毎年変わるのでしょうか・・・個人的には2021年版の方が好きですね。

内容ですが、構成自体は変わっていないようです。

・カレンダー
・メモ帳
・ログブック
・バンドプラン
・電波形式
・資格
・各種周波数一覧
・DXCCリスト
・各国プリフィックス
・ゾーンマップ
・コンテスト
・JCC/JGC一覧
・レピータ局一覧
・D-STAR/ARPS/WIRES-Xマニュアル
・カラーコード/回路図記号
・度量衡
・Q符号/CW略符号
・QSLカード送付方法
・郵便料金表
・メーカ/公官署一覧
・ロープワーク

この様に実に多くの情報が含まれていて、アマチュア無線運用のためのバイブルのような手帳です。ただちょっと残念なのは、差し替えができないことですね。特にJCC/JGCリストはチェックリストとして使っているので2021年版のものを続けて使いたいのですが、リストの内容は毎年変わっているのでしょうか・・・?

ちょうどバイブルサイズのシステム手帳に収まりそうですので、解体し穴あけして自分オリジナルのハム手帳にしても良いかも知れません。ただその時はせっかく買った「カバー」は無駄になってしまいますね。

bookmark_border[458] 10m伝搬状況

前日に続き、ベランダ内のHFV5アンテナでFT8信号の伝搬状況を確認しました。今度は10mです。
やはりオフシーズンの平日ということもあってか、このバンドに出ている局は少ないようですが、オーストラリアまで飛んでいることが確認できました。これは「赤道横断伝搬」と呼ばれるものでしょうか・・・?

なお、CQを出しているオーストラリアの局も受信でき応答してみたものの、残念ながらこちらの信号はその局には届いていないようでした。

ちなみに、空のコンディションを示すパラメータはSFI=118、A=8、K=1ということで良好です。昨夜は時間が取れなかったためこの程度の確認しかできませんでしたが、この週末はコンディションの良いうちにもう少し低いバンドでDXを狙いたいと思います。

bookmark_border[457] 10m/6m用アンテナ

このところアンテナ関連の話が続いていますが、今日もその流れで10m/6mバンド用アンテナの現状についてご紹介したいと思います。

これまでHFV5、CDP-106、SD330 w/ショートエレメント、ATAS-120A、HFJ-350M、RHM12などを試してみましたが、いずれもベランダ運用では建物の影響を大きく受けるようで、SWRが思うように下がらなかったり、下がっても期待通りに飛ばなかったりと、未だに最適な解を見つけられずにいます。そのため今年の夏は少し残念な結果になりました。

そういう意味では、HFのミドル~ローバンドはカウンターポイズさえしっかりしていればSWRも下がって良く飛びますし、一方2m/430は全く手間を掛けることなくそのまま使うことができて、なぜその間の10m/6mだけがうまく行かないのだろうと不思議な気持ちです。

そんな中、再度HFV5を設置しました。以前と変わらずベランダ内部への設置ですが、今度は左右のエレメントの先がベランダの手すり面からギリギリ外側に出ない位置までずらしてみました。

エレメント長の調整をし、リグ内蔵チューナを使えば一応各バンド送信可能な状態になったため、10mと6mのFT8で波を出してみました。

PSK Reporterで伝搬状況を見ると、そもそも10mでは運用局があまりいなかったようで近傍の2局ほどしか受信確認ができませんでしたが、6mでは以前と違って意外に良く飛んでいるようでした。
これが昨夜の6mの様子です。

たとえベランダ内であったとしても、アンテナは少しでも建物から離した方が電波は飛んで行くことを実感した次第です。週末にかけて10mでも様子を見たいと思います。