bookmark_border[568] QSLカード

GW中にJARL経由でQSLカードを受領しており、遅まきながら発送準備を始めました。前回より少し多い180枚程度です。昨年8月までにQSOした分のようです。

コールサイン順に並び替えていく中で、米国アリゾナ州の局長さんのカードを見つけました。当局には海外局から紙カードは滅多に送られてこないので感激です。昨年7月交信分ですので、QSO後すぐに発送していただいたものと思います。

カードの並び替えが終わったので、印刷しようと思い用紙を取り出したところ・・・

残り100枚ほどしか手持ちがなく足りません。早速1,000枚注文しました。取り敢えず作業は中断して、この週末にまた再開したいと思います。

ところで、今回は自局のコールサイン表示の無い(と思われる)カードが含まれていました。これまでも、目の衰えのせいかカード中にその局のコールサインを中々見つけることができないものが少なからずあり、それでも良く見ると発見できていたのですが、このカードについては、しばらくの間じっと眺めていてもどうしてもコールサインを見つけることができませんでした。炙り出すと出てくるかな・・・と一瞬思いましたがまだ試していません。

これは、通常レポート面の裏側(表面)にコールサイン入りの写真や画像を印刷しレポート面にはコールサインを表示しない形式のカードかと思われますが、表面には何も印刷されていませんでした。コールサインの入っていないカードはQSLカードとして扱い難いですね。

ちなみに、JARLのガイドラインを見ると自局コールサインは「もっとも目立つように表記」するようになっていますが、上述のように、少なくとも当局にとってコールサインが確認し難いカードも散見されます。これ以上目の老化が進んでコールサインを読み落とすことがないよう、自分も気を付けねばと思う次第です。

bookmark_border[553] QSLカード発送

今月初旬に届いたQSLカードに対する返信カードを作成し発送しました。今月末までの発送を目標としていましたので、ギリギリ間に合ったという感じです。

今回は150枚程度で、いつもと同じように受領したカードをコールサイン順に並び替え、内容を電子ログと照合して印刷していきます。中には「カード不要」という局長さんもいらっしゃいますので、通信レポートだけでなくコメント欄にも一通り目を通します。

その中で、交信時刻がログと一致していないカードがありました。当局のログには9:00JST(0:00UTC)と記録されており、前後の更新記録からこれはログの記録ミスと判断しました。以前のJTDXのバージョンで、交信が輻輳した場合に更新開始時刻が一律0:00UTCとなってしまう不具合があり、その時のものと思われます。注意はしていたのですが修正漏れでした。改めて先方のカードの情報を元にログを修正のうえ、カードを印刷しました。

次回は4月末~5月初がカード受領のタイミングですので、連休中に落ち着いて対応できるものと思います。

bookmark_border[476] QSLカード発送

先月末に受領したQSLカードに対する返信カードを印刷し発送しました。いつもは受領してから発送するまで1ヶ月ほど空いてしまうのですが、今回は枚数が180枚程度と、従来に比べて多くなかったことと、ちょうど年末年始の連休というタイミングだったため、早めに終えることができました。

なお、受領したカードの内容はできるだけ慎重に見るよう心掛けています。中にはログに記録されていないものがあったり、バンドなどの記載内容が違っていると思われるものもあります。またポータブル局の運用場所はQSO時にはわからないこともあり、カードに記載された情報を元にログを更新しています。

ログ更新時に悩むのは、氏名・住所などの個人情報の扱いですが、電子ログではセキュリティの懸念があるため、住所は市区町村レベルの記録に留めるようにしています。もっとも、これは町名・番地までログに入力するのが面倒というのが一番の理由なのですが・・・

JARLへの送付はいつもと同じクリックポストです。送られてきた時の封筒にそのまま入れ伝票を印刷し貼り付けてポストに投函するだけなので、手軽でとても便利です。

ちなみに、受領したカードの保管方法がまだ定まっていません。スペース的にはケースに入れずにそのまま書棚の中に積み上げておくのが良いのですが、きちんとインデックスを作って分類しソーティングしてケースにでも入れておかないと検索が難しいという思いもあります。とは言え、検索は電子ログでできるということもあり、当局にとって悩ましい課題です。

bookmark_border[468] QSLカード発行準備

昨日JARL経由でQSLカードが届きました。内容はまだ良く見ていないですが、主に4月から5月にかけてのQSO分のようです。およそ200枚ほどで、箱ではなく前回と同様に厚めの書類封筒に入ってきました。

いつもカードを受領してから返信カードを印刷して発送するまでに丸1か月を要していますので、今回はできるだけ年末年始の休みのうちに終わらせようと思っています。

ということで、印刷の準備をしようとしていたらプリンタのインク残量アラートが「x」になりました。色は黒と黄の2色です。

黄色はカード印刷には使わないので良いのですが、肝心の黒が無いと印刷できません。「x」になっても「OK」ボタンを押せばある程度は印刷ができるものの、途中でアウトになってしまいます。そこで純正インクをセットで注文しました。

以前、サードパーティ製互換インクを使ってみたことがあり、その時はなぜか黄色が「緑色」に変わってしまったことから、それ以後は純正インクを使うようにしています。互換インクを使うと色が混ざってしまうような設計になっているのでしょうか・・・

ちなみにサードパーティによる互換インク自体の販売は合法であり、互換品が使えないようなプリンタを設計し製造販売をすると、サードパーティを市場から締め出す行為とみなされ独占禁止法に抵触するおそれがあります。裁判でもその類の判決が出ていますので、最近のプリンタは普通に互換品を使用できるのかも知れません。ちなみに私が使っているプリンタは10年ほど前に発売された古いタイプのものです。

プリンタメーカとしては、本体は安価に提供し消耗品のインクはそれなりの価格にしてそこから収益をあげ利益を得るビジネスモデルで、そのスキームを乱されたくないという思いは強いでしょうから、いかにコンプライアンスを守りながらビジネスを維持していくかに知恵を絞っているものと思われます。ただ独禁法の条文自体は抽象的で解釈には大きな幅があり、公益を重んじる行政や司法の判断次第という面もあるようですので、本体メーカには結構厳しい環境かと思います。

bookmark_border[380] 開局当時のQSLカード

QSLカードの発送が終わって一息ついたところですが、開局当時どの様なカードを使っていたか記憶を辿ってみました。JA7コール時代で50年近く前のことです。

カードの印刷業者というと、やはり「デザインナカニシ」と「アドカラー」が思い浮かびます。しかし当時中学生の自分にとってカラー印刷のカードはとても贅沢なもので、そもそも購入できるほどの財力はありませんでした。

そのため、JARLの薄い規格カードを調達し、そこに自作の木製スタンプでコールサインを印字して使っていました。このカードは本当に薄く、確か長手方向が無線綴じになっていて、使う都度一枚ずつ外していくようなものだったと思います。

その後は業者オリジナルのカラー印刷カードを作ったことはありますが、QSOもあまりできずいつの間にかフェードアウトしてしまいましたので、結構な枚数を無駄にしてしまいました。

ちなみに、当時受領したQSLカードの中には、今の基準では明らかにコンプライアンス違反だろうという写真のカードもあって中学生の自分には衝撃的でした。堂々と壁に貼ることも憚られ机の引き出しにしまっていましたが、緩い時代だったと懐かしく思い出されます。