bookmark_border[279] FT3D用アンテナ

アンテナの話題が続きますが、今度はFT3D用アンテナです。

CQ誌7月号の新製品情報記事にSRH770という2m/430ハンディ用ロッドアンテナ(SMA対応)が載っていました。

ロッドを伸ばした状態で91cmということで2mでは1/2λで動作するそうです。ゲインも2.15dBi(0dBd)とフルサイズダイポール同等です。430では5/8λ 2段として動作するとのことです。

「5/8λ 2段」というと・・・昔2mモービル局とのQSOで「5/8λ 2段ホイップを使っています」と言うのを聞くと羨ましかったものです。それほど当局にとって特別な響きに聞こえます。

ということもあり、「FT3Dに最適では・・・」という訳の分からない理屈で衝動買いしてしまいました。しかしまだ発売前で入荷は今月末になるとのことです。

でも普段はほとんどFT3Dを使っていませんので、待ち遠しいということはなく変な感じです。衝動買いというのはそういうものかも知れません。

bookmark_border[278] 「よく飛ぶ」アンテナ

CQ誌7月号ではアンテナ設置に関する特集記事が組まれており、正に当局が抱える課題とぴったりだったため一気に読みました。

その中で特に興味深かったのが「よく飛ぶアンテナのための知識と実践」です。アンテナとしては、屋外型オートアンテナチューナ(ATU)と長尺エレメント、カウンターポイズの構成が紹介されています。

これまでATUというと長い釣り竿アンテナと組み合わせて使うものというイメージで、当局には無縁のものと思っていたのですが、釣り竿にこだわることなく7m長程度のエレメントをどの様な方法で実現させるか、その課題を解決できれば可能性がありそうです。ただその前に「おサイフ」が大きな問題として立ちはだかってはいますが・・・

また、当局のリグに使えるATUが存在するのかどうか・・・それさえもまだ良くわかっていません。

アンテナはマッチングを取るのに結構面倒なことを痛感しており、SD330も電動ながら所詮手動ですので、アンテナ側で全自動でマッチングが取れるシステムにはとても惹かれます。

エレメントをベランダ面から外に出さず、HF帯で「よく飛ぶ」アンテナを実現できれば最高です。

bookmark_border[277] 6m活況

これは昨日午後の6m FT8の様子です。欧州方面が開けていたようです。あいにく天気が悪かったのでアンテナはベランダ内のHFV5で、全く逆方向のため残念ながら欧州局は受信できませんでした。

まるで40mの様相を呈しており、それも特定局に集中したパイルではありません。皆さん欧州DX狙いで当局は大人しくしていた方が良さそうな状況だったため、すぐに2mにQSYしました。

更に驚くべきことに、この時55局のデコードに成功していました。当局のデコード環境では最高記録です。FT8は一信号あたり50Hzの幅があり、それが3KHzの帯域に収まる訳ですから、理論上は最大60局分しか収容できません。55局というとそのうちのいくつかはDFが重なっているでしょうが、90%を超える密度です。

JTDXを「156」にアップデートしてからデコード性能が上がったような気がしていましたが、まさかここまでとは思いませんでした。

bookmark_border[276] 160m用小型DPの可能性?

検討課題となっていたHFJ-350Mの有効活用方法ですが・・・

CDP-106のアンテナベースについているエレメント固定用金具(ダイポールブラケット)は、9㎜穴か16㎜穴のいずれかを使うことができます。9㎜穴はこのアンテナで使用するロッドアンテナ取付用で、16㎜穴はMJコネクタ用です。またバラン(CBL-400)は1.9MHzから55MHzまでカバーしています。

それらを利用して、HFJ-350Mを2本使い160mから6mまでカバーする小型DPが作れないかなと妄想し始めました。

これは、以前HFJ-350Mを160m用に調整した際に測定した1.908MHz±50KHzにおけるSWRの状態ですが、このバンドではカウンターポイズは5m x 5本だけでは足りず10m x 1本を追加しています。

長いカウンターポイズを何本も使ってこの状態なのに、単にバランを介してHFJ-350Mを2本使いしただけで実用になるのか疑問ですが、試してみたいとも思います。もしダメであっても他のバンドがOKであれば御の字です。

HFJ-350M 1本とMJコネクタ2ケに追加投資する価値があるか・・・

この様なことを考えるのもFT8には何かこれまでの常識を覆すような可能性があるからと思われ、コメットさんの商品戦略と相まって興味が尽きることがありません。

bookmark_border[275] 取扱説明書の保管方法

今日は、私の取扱説明書の保管方法をご紹介したいと思います。

梱包箱を保管している機器については、緩衝材や普段使わない添付品、保証書などと共にその中に入れておきます。今ではネットで説明書をダウンロードできますので、それほど困ることはありません。また、機器を手放す際も添付品などを探す手間が省け、抜け漏れがないので便利です。

一方、家電機器など箱を廃棄してしまうものは、100円ショップで買ったプラスチックケースに説明書を纏めて入れて保管しています。

そのどちらでも無いのがアンテナの説明書です。元々小型のアンテナはビニールの収納袋に入っているケースが多いので、そのままの状態だとヨレヨレになってしまいます。かと言って家電機器と一緒にするもの何なので、A4のクリアファイルに入れています。

アンテナの説明書は大抵1枚物でどことなく昭和の雰囲気のするものですが、私が見る限り、第一電波さんはA4サイズ、コメットさんはB5サイズでなぜか両者で大きさが違うのが興味深いです。