bookmark_border[430] 久々の80m

昨夜はほぼ皆既月食ということでしたが、あいにく薄い雲がかかっていて良く見ることができませんでした。ついでにと言っては何ですが、せっかくベランダに出たので、SD330アンテナを取り付けて久しぶりに80m FT8を運用しました。

最近HFで重宝しているATAS-120Aアンテナは80mには対応していないため、このバンドに出るにはSD330かHFJ-350Mの2択になります。ただHFJ-350Mは、外でロッド長を調整する必要があることとFT8での50W運用は厳しそうなこともあって、SD330を選択してしまいます。

ところで、SD330用のオートチューニングソフトは未だ完成に至っていません。ハードは揃ったのですが、肝心のPythonソフトは、UIを動作させた状態でのNanoVNAでのSWR測定とアンテナ制御の部分が難しくて中断したままです。

ということで、マニュアルでDX QRGにチューンし、ASロシア3局およびフィジー局とQSOできました。伝搬状況はこのような感じでUSにも飛んでいますが、そちら方面はこちらが受信できているのに信号が届かず、逆にこちらの信号は届いているのに受信できずという状態でした。

その後、国内QRGにQSYして何局かとコンタクトさせていただきました。意外と飛んでいるようです。

たまに出てみると、初めての局も多くて楽しいですね。夜間はこのバンドが賑わっていて良い感じです。

bookmark_border[427] JTDX「Hint」機能作動時の対応?

先日、再びJTDXでHint機能が働いたと思われる現象に遭遇しました。

40m国内FT8で、何度かCQを出して規定回数に達し自動でCQ送出が止まった後、JL4とJA9の局から応答がありました。既にTXがHaltになっていたためマニュアルでJL4局をクリックしQSOが終了。その後、JA9局をクリックして2回ほど待つと返信があったのですが、SNRは「-26dB」でした。

記録を見ると、時刻「060700」にJA9局はJR6局と当局を同時に呼んでいます。おそらく途中で当局のコールに気付いてJR6を呼ぶ途中で改めて当局を呼び出していただいたものと思います。

その時、JTDXでは当局が呼ばれたという自信が無かったためHint機能が働き「-26dB」を打ったものと思われます。しかし相手局の本当のレベルは-6dB~-9dBですので、レポートは実態に合っていないですね。

どうもHint機能はOFFできないようでJTDXに任せるしかないのですが、こんな時に何か良い対応ができないものかといつも思います。

bookmark_border[415] 幻のQSO

15m FT8でとても残念なことが起きました。当局にとっては初の「Sardinia」局が見えたのでダメ元でクリックすると、何と応答があるではありませんか。実は、この時は相手局が弱かったため、「065930」での送出後に諦めて「Halt Tx」してしまっていたのですが、相手局からの応答に気付き慌てて返信しました。

しかし、それっきり先方からの応答はありません。何度も呼んだのですがダメでした。

Sardinaをネットで調べるとイタリアの「サルデーニャ島」とのことです。ここも一つの独立したエンティティですので、本当に残念です。しかも相手局からのレポートを改めて見てみると「-02dB」でした。

ただ相手局が「-25dB」ですので、当局の「-02dB」は間違いかなと思っています。おそらくHint機能が働いてJTDXがミスったのでしょう。しかも、表示が見難いですが、相手局の送出タイミングは「065915」で、当局が「065901」に送出した最初の信号に対して応答してきたものでした。

受信した瞬間にPC(JTDX)は反応していませんので、JTDXとしては少し考えてデコードしたものと思われます。

そう考えると残念な気持ちも幾分軽くなりましたので、このエンティティはまた今後の楽しみとしておきたいと思います。

bookmark_border[414] イスラエルとの初QSO

昨日午後、12m FT8でイスラエルと初めてつながりました。

実はこの時ワッチしながらPCで調べ物をしていて、たまたま横目でFT8の画面を見ると「Islael」と表示されていたので慌ててクリックしました。すると一発で取っていただけたのです。それまで全く気配が無かったため瞬間的にコンディションが変わったものと思われ、10分後にはその局は受信できなくなりました。

すぐにeQSLを送っていただき、またQRZ.com、ClubLog、LoTWでもconfirmしていただいたことを確認しました。

下表は昨日のDXの状況です。40mはSSB局が出ていたためQRVできず、20mは今回も敬遠気味です。12mは穴場ですね。

それから、久しぶりに40mで50局ほど国内QSOを楽しみました。これはその時の伝搬状況です。やはりATAS-120Aアンテナは国内でも強力です。北西方向は建物が邪魔をしているのですが、このバンドではあまり関係無いようです。

 

bookmark_border[412] QSO実績

10/31(日)までのバンド毎の国内・DX QSO実績(交信数)を纏めてみました。ちなみにモードはFT8またはFT4です。昨年7月下旬に再開局してからのものですので約15ヶ月分のデータとなります。

国内40mが圧倒的に多いですね。160m、2m、430はDXゼロです。国内では80mと6mが並んでおり、結構80mでも交信していること再認識しました。

30mから15mまでのバンドでは国内よりもDXの方が多いのはわかるとして、特徴的なのは20mでは国内が極端に少ないということです。わずか5回のみです。

20mは遠距離DXや珍しいエンティティ狙いのバンドで、国内QSOなら他のバンドで・・・ということでしょうね。20mほどではないですが15mでも何となくその傾向があるように思います。

そういう意味では、30mは比較的空いているということもあり、よほどのパイルになっていない限りは国内・DXを意識することなく楽に運用できます。

また、40m DXはもう少し伸びてもよさそうですが、SSBと被ることが多いので少し使い難いかなという感じです。

おそらく今後もこの様な傾向は変わらないと思いますが、160m、2m、430でのDXはできれば実現したいと改めて思いました。