bookmark_border[350] FT5DとFT3Dの比較

従来のFT3Dと比べて新機種のFT5Dは何が違うのか・・・気になったので調べてみました。下記のスペックは八重洲無線のサイトから得た情報です。

【FT5Dで追加・改善したと思われる部分】
・アクティビティモニタ(PMG/CAM)
・AF出力(1000mW)・・・FT3Dは700mW
・防水性能(IPX7相当)・・・FT3DはIPX5相当
・VFOバンドスキップ機能
・メモリオートグルーピング(MAG)機能
・ホルスタ・・・FT3Dはベルトクリップのみ

【FT5Dでデグレードしたと思われる部分】
下表に示すとおり、待ち受け時や受信時の消費電流が大きく増えているようです。巷で噂されているように、半導体逼迫対策として部品や回路の変更に迫られたということでしょうか・・・?

消費電流はともかくとして、筐体やチャンネル(メモリ)設定・選択機能などが改善したようです。特にFT3Dではメモリが使い難いと思っていましたので、その点が改善されたのは良かったですね。

今度はFT-818ND後継機の登場に期待したいと思いますが、まだまだ先でしょうか・・・

bookmark_border[342] FT5D登場

FT3Dマイナーチェンジ版のFT5Dが登場しましたね。CQ誌9月号に広告が載っていました。初めは気が付かずにスルーしていたのですが、よくよく見るとFT3Dとは別物です。

デジタルハンディの新基準として「先進の高音質C4FMデジタル+1000mWの大出力」「堅牢タフボディ」「タッチ&ゴー オペレーション」が特長のようです。

FT3Dとのスペックの違いは後日調べるとして、「タッチ&ゴー オペレーション」というのが気になったため、八重洲無線のサイトに掲載されたカタログを見てみました。これは「PMG(Primary Memory Group Activity Monitor)」と「CAM(CH Activity Monitor)」がキーワードのようです。

・PMG:PMGキーを長押しすることで、現在のディスプレイの周波数をVFO、メモリーチャンネルに関係なくPMGに登録。あとは「PMG」キーを押すだけで即時にその周波数を呼び出すことが可能。複数の周波数を登録すれば、「PMG」キーを押すと登録周波数の状態がバーグラフで表示(アクティビティモニター:最大5チャンネルまで)。表示されたバーにタッチするだけでそのチャンネルに瞬時に移動。

・CAM:常時決められたチャンネルでアクティビティモニターを使う場合には、PMGとは別にCAM機能が使用できる。CAMを使うにはメモリーチャンネルごとに登録するCAMを選択しておく。後はメニュー画面でCAMモードを呼び出せばPMCと同様、バーグラフで各周波数のアクティビティを表示。表示されているバーにタッチすればそのチャンネルに移動。CAMグループは最大10グループ、1グループあたり5CHまで登録可能。

当局はFT3Dを持っていますが、機能が盛り沢山で機能の半分も理解していないので、この様なショートカット機能があれば確かに便利に使いこなせると思います。

ただFT3Dにしても発売から2年くらいしか経っておらず、このタイミングで後継機を出す理由は何でしょうか・・・?

(八重洲無線カタログより転写)